さあ、今回は「セントラルホーム」について学んでいこう。
セントラルホームはどんな特徴があるんですか?
セントラルホームといえば、まずは断熱性能だね。壁に充填・外張・遮熱のトリプル断熱を採用している。これにより、壁の熱貫流率を低下させ、熱の移動を抑制している。
トリプル断熱!ダブル断熱までは聞いたことがありましたが、まさかです。
屋根断熱には、吹き付けのウレタンフォームや遮熱通気スペーサーを使用し、太陽熱による屋根の加熱を抑え、屋根裏の温度上昇を防ぐ工夫をしているんだ。また、床断熱にも硬質ウレタンフォームを使用し、床からの冷気の侵入や熱の逃げを防ぐことで、足元からの冷えを軽減している。
フル装備って感じですね。すばらしい。
さらに、省エネハイブリッド給湯器や太陽光発電を利用することで、エネルギー消費を抑え、一次エネルギーゼロ、さらには光熱費ゼロを目指しているんだ。これは地球環境にも家計にも優しい取り組みだね。
住み始めてからのランニングコストがお得になるのは、長い目で見ると大きいんですよね。
セントラルホームは、全熱交換型24時間換気システムを採用しているよ。外気の温度を室内に合わせて調節し、健康な空気を確実に供給するシステムだ。PM2.5にも対応しており、室内の空気を常に清潔に保つことができるんだ。
私も換気システムは熱交換を採用したいと考えています。せっかくの快適な室内の空気を、外気温に影響されたくないので。
そして日本において大切な耐震性能。セントラルホームは、耐震等級3相当の耐力壁を標準採用しているから、大地震にも対応できる安心の構造を実現しているよ。これにより、お客様に安心して長く住んでいただける家を提供しているんだ。
セントラルホームで建てる家は、快適で安全、そして地球環境にも優しいんですね。
お!アウトドアリビング。開放感がましますよね。住宅トレンドもしっかり採用するあたりはさすがです。
セントラルホームは、お客様一人一人の夢を形にするために、最高の技術とサービスでサポートしているんだよ。
ちなみに、このメーカーの価格ってどのくらいですか?
え?HOMEくん、もうお値段ですか?
予算だけはどうにもならないですからね〜。
画像:スウェーデンハウス
こんな可愛い家をみつけても、予算オーバーなら泣くしかない…。
いえいえ、泣いてないで「タウンライフ」で価格を調べては?わりと普通にいけますよ?
え、そうなの?私でも?
ただ「希望の予算」だけは必ず入力して下さいね。「御社にしたい!けど予算はコレだけ!」って。
先に予算を伝えちゃう…。なるほど!
あと「LIFULL HOME’S 住まいの窓口
」だけは必ずやっておきましょうね。
住宅の知識レベルが上がって、ハウスメーカーの見え方がガラッと変わりますね。
※情報は2024年(令和6年)公式サイト等からの情報です。最新情報や詳細は公式サイト等でご確認ください。
セントラルホームの評判・口コミ
セントラルホームで家を建てた方たちの評判・口コミを抜粋します。ただ、ネット上の評判・口コミはクレーム系のものが多いです。ですから参考程度にご覧頂ければとおもいます。
担当者の提案力(メンテナンスが楽な床、回遊できる生活動線など)や対応がすごく良かった
建物だけでなく、ウッドデッキなど外構の提案もしていただけた
ソーラーでは3万円くらい発電できている。冬はお風呂にゆったりつかっても電気代かからないしで快適
冬はエアコンの効きが良いので止めても大丈夫
予算の関係で他のハウスメーカーに断られましたが、セントラルホームさんは建坪48坪で、太陽光発電工事、外構工事、ウッドデッキ工事、地盤改良工事込みで2980万円くらいまで頑張ってもらえました
セントラルホームは断熱性能。性能を数値で表示しているのは、それだけ自信を持っているからでしょう。
一般的なハウスメーカーでは、壁断熱は充填断熱(グラスウール)のみ、ちょっとコストをあげると吹き付け発砲ウレタンフォーム、もっとお金を出すと遮熱シート施工までやってくれるイメージ。また、充填が難しい鉄骨メーカーでは外張り断熱のみというところがほとんどです。この価格帯でその全てを採用しているのはかなり高評価ポイントです。
少し気になったのはアフターサービス、保証の部分。まあ、保証も手厚くて割高になっちゃあしょうがないけど。大手ハウスメーカーだともう少し手厚い(その分高いですが)ので、心配な人は担当者に確認。
セントラルホームの平均坪単価・価格
セントラルホームの価格、平均坪単価は公式サイトに参考例があり、
- 建坪40坪 2,387万円(税込)なので、坪単価59.7万円
となります。
一般的なハウスメーカーは本体価格のみで安くみせた表示をすることが多いですが、セントラルホームでは「諸経費等込みです」と公式サイトに明記されていますので好印象です。
より具体的な価格はこちらをご利用ください↓
セントラルホームのCM動画
セントラルホームのCM動画はみつかりませんでした。
ハウスメーカーの収益の多くは「家を売る」ことで得ています。CMや宣伝広告はそこから得た利益でまかなっています。
つまり、CMがないということは、宣伝広告費にあまりお金をかけていない=顧客の負担が少ないと受け取ることも可能です。
セントラルホームの展示場・モデルハウス・キャンペーン
※イメージはセントラルホーム公式サイトより
ハウスメーカーをある程度決めたら、展示場やモデルハウスには必ず足を運びましょう。現地で体感することで分かることもありますし、その後の間取り打ち合わせやインテリアのヒントをもらえます。
セントラルホームにモデルハウスはないようですが、施主の意向によっては完成した建築の見学会などを行っています。
→【モデルハウス見学の注意点】失敗しない為のチェックポイント20項目
セントラルホームの工法・構造
セントラルホームの建築工法は「木造軸組工法」と「2×4工法」を掛け合わせた木造軸組パネル工法です。
木造軸組工法|工法の種類と特徴
木造軸組工法は、柱や梁などを木材を組み合わせて筋かいを作る、古来よりある伝統工法です。住宅建築では最も多い材質で、強度の割に軽く、調湿作用もあります。
他の素材に比べて安価である上に、選ぶ木材によっても価格が違います。
木造の種類には、
- 木造軸組工法
- 木質パネル工法
の2種類と、後ほど紹介する2×4工法があります。
木造の種類と特徴 | |
工法の種類 | 特徴 |
木造軸組工法 |
|
木質パネル工法 |
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2×4工法(木造パネル)|工法の種類と特徴
2×4工法(木造パネル)は、枠組材(2インチ×4インチ)と構造用面材によって、6面体(床・壁・天井)を構成させ、全荷重を木質の耐力壁で支える工法です。もともとは北米で発達し、普及した工法です。
部材と合板で床・壁・天井を作り、箱状の空間を左右につなげ、上下に組みます。
歪みにくいとされる6面体構造なので、耐震性、耐火性、気密性に優れる反面、大きな開口部を設けたり、角部分の開口部の確保に制限が出る場合もあります。
セントラルホームの木造軸組パネル工法
セントラルホームの木造軸組パネル工法では、前述の二つの工法のメリットを採用し、さらに
- 建物の負荷を全体で支えるベタ基礎を採用
- 主要部には品質が安定するプレカット集成材
- 建物外周部には耐力面材
- 剛床構造で水平方向の揺れにも強く
などで、より強固な建築を可能にしています。
→【工法の種類と特徴】木造・鉄筋コンクリート・2×4工法・鉄骨造
セントラルホームの耐震等級
セントラルホームの耐震等級は「3相当」です。
耐震等級比較表 | |
耐震等級1 | 建築基準法(法律)にて定められている、最低限の耐震性能。・阪震度6強~7の地震でも、即倒壊はしないレベル。ただし、大規模修繕や建て替えとなる可能性がある。 |
耐震等級2 | 等級1の1.25倍の耐震性能。震度6強~7の地震でも、一定の補修程度で住み続けられるレベル。学校・避難所など公共建築物に多い。 |
耐震等級3 | 等級1の1.5倍の耐震性能。震度6強~7の地震でも、軽い補修程度で住み続けられるレベル。消防署・警察署などに多い。 |
最近は耐震等級3というハウスメーカーが増えました。確かに頑丈なほど安心ではありますが、その分だけコストがかかっていることを忘れずに。「一般的な住宅に耐震等級3は過剰では?」と指摘する専門家もいますので費用面と相談しましょう。
また、耐震だけでなく「制震」「免震」などの技術を採用しているハウスメーカーも増えましたので併せてチェックしましょう。
セントラルホームでは、オプションではありますが、木造建物制震装置ダイナコンティを採用可能です。
→【比較|耐震・制震・免震】地震対策はマイホーム購入前にチェック!
セントラルホームの断熱性能・省エネルギー対策等級
省エネルギー対策等級は「住宅性能表示制度」の評価分野のひとつで、省エネルギー対策等級が高ければ、それだけ建物の断熱性が上がります。住宅の断熱性能やエネルギー効率など「熱損失係数(Q値)」「夏期日射取得係数(μ値)」「結露防止対策」を審査し、等級で評価します。
セントラルホームではプランにもよりますが、
- 屋根の断熱材には250㎜の吹付発砲ウレタンフォーム、外張り断熱に遮熱付硬質ウレタンフォームアキレスQ1ボード45㎜、充填断熱材に高性能グラスウール14Kアクリア105㎜を採用
- 外張り断熱+充填断熱+遮熱アルミ箔のトリプル断熱
- 窓にはアルミ樹脂複合サッシ、アルゴンガス充填のトリプルガラスを採用
- 全熱交換型換気システム
などの断熱性能を高める工夫をしています。
省エネ性能表示BELSでも最高ランク五つ☆に対応可能なこと、外皮平均熱貫流率(UA値)で0.43W/(㎡・K)、隙間相当面積(C値)で0.87cm²/m²という数値結果もあり、性能の高さを裏付けています。
ZEH住宅に対応可能なことからも、省エネルギー対策等級は最高等級4となります。
→グラスウール、ロックウール、セルローズファイバーなど断熱材を比較する
セントラルホームの保証期間・アフターサービス
地盤が緩んで家が傾いてしまったり、シロアリ被害にあってしまったり、マイホームは購入後の保証が大切です。
セントラルホームでは、
- 地盤保証20年
- 住宅瑕疵担保責任保険により、構造躯体と防水に対して初期保証10年
- オプションで60年の保証もあり
- 引き渡し後1年目、2年目の無償点検の実施
- 5年目で防蟻工事案内、10年目以降の有償点検
などを実施しています。
セントラルホームの特徴
ここまで紹介できていないセントラルホームのマイホーム・注文住宅の特徴をまとめます。
- ZEH住宅・長期優良住宅対応可能
- ハウス・オブ・ザ・イヤー・インエナジー2017受賞
- 担当者一貫性
- 分譲住宅あり
- 土地探しから相談可能
- リフォーム・リノベーション事業も展開
セントラルホームの商品ラインアップ
セントラルホームは自由設計なので、大手ハウスメーカーの規格住宅のような商品ラインアップはありません。一から担当者と話し合いながら家づくりをしていきます。
なお、太陽光発電の有無プランや、省エネ住宅仕様など大まかな分類はされています。
セントラルホームに平屋はある?
老後の生活のことを考えて、最近はあえて平屋にする方が増えていますので、商品ラインアップにあるかも調べました。
セントラルホームは自由設計なので平屋建てをプランニングすることも可能で、実例もあります。
セントラルホームの会社概要
※イメージはセントラルホーム公式サイトより
まずは「セントラルホーム」の会社概要から確認していきましょう。
セントラルホームの会社概要 | |
会社名 | 株式会社セントラルホーム |
本社住所 | 神奈川県相模原市中央区中央3-7-9 |
創業・設立 | 平成15年8月 |
店舗数 | 本社 |
販売戸数・実績 | 年時点 |
施工エリア | 相模原市・町田市・座間市・大和市・海老名市・厚木市・綾瀬市内一円、横浜市と川崎市など、東京都や神奈川県エリア |
公式サイト | https://www.centralhome.jp/ |
問い合わせ | https://www.centralhome.jp/?page_id=3554 |
- 「創業」から歴史が長いほど、家を建てた後の保証にも安心感があります。
- 建築予定の土地が「施工エリア」内かをチェックしましょう。
- 「販売戸数の実績」はどれだけ多くのお客様に選ばれているか、会社の規模などの参考にしてください。
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