【設計図面の見方と種類】施主が注意すべきチェックポイント

まずはじめに、私のようにマイホーム情報を「調べすぎ」て、逆にだんだん「わからなく」なってしまった方に「タウンライフ家づくり」「LIFULL HOME’S 住まいの窓口」をおすすめしておきます。有名なサイトですが、一旦情報をまとめるのに便利です。

さて、

マイホーム購入計画の最大の肝とも言われる間取り、内装、外観作り。

設計士やインテリアコーディネーター、外構担当の方と何度も打ち合わせをした内容を描写したのが設計図面です。

設計図面をみると、より具体的にマイホームのイメージを膨らますことができるのですが、パッと見の間取りだけでなく、細かいところもチェックする必要があります。

ということで今回は、主に施主がチェックすべき設計図面のポイントを紹介してまいります。




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設計図面・設計図書の種類

ひとえに設計図面と言ってもさまざまな種類があります。

  • 平面図
  • 立面図
  • 断面図
  • 配置図
  • 外構図
  • 基礎伏図
  • 構造図
  • 矩計図(かなばかりず)
  • 屋根伏図
  • 建具表

など、10以上の図面があり、これらをまとめて「設計図書」と言います。

この中でも、施主は特に「平面図」「立面図」「断面図」「配置図」「外構図」の5種類はチェックを入れましょう。

この設計図書が完成した時点で、施主がOKを出せば、いよいよ施工が進んでいきます。信頼しているからと担当者任せにせず、施主本人が入念なチェックをしましょう。

それではこの5種類の設計図面のチェックポイントを紹介してまいります。

【平面図】設計図面の見方・チェックポイント

【平面図】設計図面の見方・チェックポイント

平面図は、私たちがもっとも見慣れている設計図面です。各居室を上から見た図で具体的な間取りや広さがわかりやすく描写されています。

そしてこの平面図は、わかりやすく、しかもついつい広さや配置に目がいってしまうため、その他のチェックがおごぞかになってしまいがちです。

最低限、以下のポイントをチェックしましょう。

【平面図】設計図面の見方・チェックポイント
チェック項目ポイント
部屋部屋の大きさはもちろん、配置や誰が使うのかまで想定してみましょう。将来部屋を仕切る可能性がある場合には、それぞれに窓やコンセント、照明などを設置可能かもチェックです。
階段・廊下廊下や階段は、とくに幅をチェックしましょう。狭いと、運び込む予定の家具や家電を入れられないというケースもあります。
収納

収納は快適な暮らしの基本です。部屋を広くしたいあまり、収納スペースが足りなくなり、結果的にものが散乱する広いだけの部屋にならないように、十分に気をつけましょう。

ウォークインクロゼットや屋根裏収納、シューズインクロゼット、床下収納など、何を入れるのか、どこに入れるのかをリストアップし、配置場所も入念にチェックが必要です。

バルコニー

バルコニーで良くある失敗は、周囲からの視線です。お隣さんの家や、ビル、マンションなど高い位置からの視線をチェックしないと、日中もカーテンを開けられないことになってしまいます。

また、奥行きがないと洗濯物を干した時に壁に当たってしまい汚れてしまうこともあります。

加えて、居室よりも壁が厚く、同じ感覚でスペースを確保したつもりが、思ったより狭いという失敗談もあります。

窓の位置と大きさ、高さも重要なポイントです。最近では複層ガラスなど断熱性の高い窓もありますが、窓は大きければ採光はとれますが気密性など注意事項もあります。

窓の種類も「透明ガラス」なのか「型ガラス」なのかで、プライバシーと眺望を使い分けましょう。

窓の位置を高くすることで、採光をとりつつプライバシーを守るというテクニックもあります。

→部屋を明るくする方法

雨戸雨戸や面格子の有無もチェックしておきましょう。防犯面や防災性は今後ますます重要視されるポイントです。
ドア

ドアはデザインや材質だけでなく、大きさや種類、開閉方向もチェックしましょう。

トイレを奥に開くように設計すると、万が一トイレ内で倒れてしまった場合に、救急隊員が侵入できないというトラブルもあります。

また、近いドア同士を同時に開けるとぶつかってしまうケースや、階段を下りきった場所のドアが外開きで衝突の危険性がないかもチェックしましょう。

ドアの設置場所がリビングの真ん中にあると、開閉のたびに外気が入り込み、室温が変化して公開する場合もあります。

フローリングフローリングはデザインやカラーだけでなく、貼る方向もチェックしましょう。貼る方向によって掃除のしやすさや部屋の広さのイメージが変わります。
階段

階段は一段あたりの段差の高さをチェックしましょう。あまりに高いと昇り降りが大変になりますし、転倒時の危険も伴います。

同様に、踊り場の有無も転倒時のリスクを軽減します。

最近では老後を意識し、緩勾配の階段も人気ですが、その分階段にとられる面積・容積は増えますので、よく検討して決めましょう。

家具配置

今の部屋にある家具、新しく買う家電など、新居で利用するものをリストアップし、サイズも測りましょう。

それぞれをどこで利用するのかを決め、配置図を参考に配置場所を想定します。

せっかく広いリビングにしたからと、張り切って大きいソファーを買ったら大き過ぎて狭くなってしまい大失敗というあるあるに陥らないようにしましょう。

生活動線

水周りを近場にすると家事がスムーズにできる動線になります。

玄関に入ってすぐの場所に洗面所があれば、帰ってきてそのまま手洗いうがいの習慣がつきます。

その奥にお風呂があれば、泥だらけで帰ってきた子供が部屋を汚さずにそのまま直行できます。

このように、家族全員の朝から寝るまでの動きを考えて配置されているかをチェックしましょう。

→間取りづくりの注意点

コンセント

電気図の段階で決めるコンセントやネットのLANケーブルの場所などは、のちの生活に大きく影響します。しっかり検討しましょう。

→後悔しないコンセント設置場所

【立面図】設計図面の見方・チェックポイント

【立面図】設計図面の見方・チェックポイント

立面図とは、建物の外観を東西南北4方向から描写したものです。この立面図が出来上がると、マイホームのイメージがさらに具体的なものになってきます。

【立面図】設計図面の見方・チェックポイント
チェック項目ポイント
外観

外観は、建物そのもののデザインと色合いを今一度チェックしましょう。

周辺環境や近隣との付き合いもありますので、外観が地域にマッチしたものかも再検討です。

高さ用途地域や、採光、建築法で決められる高さ制限に適合しているのかをチェックしましょう。
屋根

屋根の形によって、特徴や耐久力、外観イメージをがらりと変えることが可能です。様々な種類がありますので、担当者に言われた通りのそのまま決めるのではなく、特徴をおさえて検討しましょう。

→屋根の形状の種類と特徴をチェック

外観から見る窓の位置や大きさをチェックしましょう。また、窓枠、サッシの色も外観にマッチしているか要検討です。
外壁

外壁もカラーやデザイン、素材など、種類によって家のイメージをガラリと変えるだけでなく、耐久力や防火性、ひいては将来の修繕やメンテナンスの費用が大幅に変わります。

→外壁の種類と特徴をチェック

雨どい

雨どいは、カラーが外観にマッチしているかをチェックするだけでなく、設置箇所、位置をチェックしましょう。耐久力や排水効率に影響します。

給排気口

給排気口の位置をチェックしましょう。

悪臭のある方向に給気口がないか、また洗濯物を干す方向にシロッコファンなど、キッチンからの排気口が出ていないかをチェックです。

エアコンエアコン設置をする予定の場所の配管が設置されているかをチェックします。

【断面図】設計図面の見方・チェックポイント

【断面図】設計図面の見方・チェックポイント

断面図は、建物を縦に切断した内部の断面を表したものです。平面図ではイメージできなかった部屋の中のイメージや生活している自分たちをより想像しやすくなります。

【断面図】設計図面の見方・チェックポイント
チェック項目ポイント
全体像平面図と照らし合わせて、整合性や全体像を把握します。
居室各居室の窓の位置や高さ、壁の厚みなどもチェックしましょう。
軒の出具合は、採光や雨天時の生活に大きく影響します。
天井高

天井高は、空間の開放感を演出するだけでなく、リフォームをする際にも影響します。

また、高すぎる天井は冷暖房効率やメンテナンス性にも影響しますので、メリット・デメリットを考慮し検討しましょう。

上下階

子供部屋の下に仕事部屋があれば、騒音で集中力に影響がでるかもしれません。

階段を下りたところがすぐにリビングでは、来客時に他の家族の行動に制限されています。

このように、様々な生活を想像しながら上下階の配置に問題がないかをチェックしましょう。

【配置図】設計図面の見方・チェックポイント

【配置図】設計図面の見方・チェックポイント

配置図は、真上から見た敷地内の建物や駐車場などの配置を描写した図面です。これによって建物そのものの位置を動かさなくてはならない問題を発見できたりしますので、要チェックな図面です。

【配置図】設計図面の見方・チェックポイント
チェック項目ポイント
全体像今一度、敷地における建物の配置に問題がないかをチェックします。
隣地隣地との距離や、窓の位置など、採光や遮音性、プライバシーが保たれているかをチェックします。
道路

正面道路と家の関係もチェックします。人通りや防犯性、利便性などを考慮しましょう。

駐車場

駐車スペースがしっかり確保されているかチェックです。自分の運転技術や車のサイズ、車高、切り返しのしやすさ、カーポートの設置なども想定しましょう。

駐輪場実は忘れられがちなのが駐輪場スペースです。屋根がなければ雨ざらしで劣化が進みますので、スペースだけでなく駐輪場の屋根も検討しましょう。
家庭菜園を楽しんだり、ウッドデッキでバーベキューやビニールプールを楽しむならば、それなりの目隠しやプライベート性が保たれる場所に配置しましょう。
室外機エアコン室外機の場所を確認です。せっかくの外観が室外機の影響で台無しにならないようにチェックです。
水道家庭菜園や、洗車のために外流し(立水栓、散水栓などの水道)の設置が必要な場合は、場所や種類をチェックしましょう。
下水素人にはわかりにくい下水。公共下水、雨水マス、浄化槽の位置を確認しましょう。水道メーターが駐車スペースの下で、検診のたびに車を移動、などとならないように注意です。
給湯器エコキュートや給湯器も、エアコンの室外機同様、外観デザインを検討しながら配置位置を検討しましょう。
ガス都市ガスならばメーターの場所、プロパンならば、ガスボンベをどこに置くのかを確認します。
動線勝手口からごみ捨て場まで、駐車場から玄関までなど、外での動線もチェックします。

【外構図】設計図面の見方・チェックポイント

【外構図】設計図面の見方・チェックポイント

外構図は、建物の外観デザインや玄関アプローチのイメージ、植物の配置などを確認できる図面です。

マイホーム購入計画では後半戦にチェックする図面ですが、外構はなにかとコストもかかるため、理想と妥協をする重要なポイントになります。

【外構図】設計図面の見方・チェックポイント
チェック項目ポイント
デザイン外構イメージが建物の外観とマッチしているかを確認しましょう。
駐車場駐車場のスペースと位置の確認。地面を土間コンクリート仕上げにするのか、砂利なのかでもイメージがかなり変わります。
フェンス防犯用なのか、デザイン性なのか、フェンスの種類や目的が適正かを確認します。
フェンス同様、デザイン性と防犯性、また近隣に与えるイメージ(閉鎖的、解放的)も考慮しながら選びましょう。
門柱

インターフォンやポストを設置できる門柱は、敷地の入り口に設置することで不審者の侵入を抑制することができます。

また、不在時の来客者や宅配業者がわざわざ玄関まで尋ねる手間を省く効果もあります。

デザイン性や機能性、配置位置が正しいのかを検討しましょう。

植物

家庭菜園、観賞用、目隠しなど、植物が目的に合っているのかをチェックします。

成長しすぎたり、冬に枯れてしまったり、外観や本来の目的をそこなわない種類選びと配置が必要です。

日当たりも植物にとっては非常に重要なチェックポイントです。

アプローチ敷地に入ってから玄関までのアプローチは、距離感や敷石のデザインや機能、メンテナンス性を考慮しましょう。
物置敷地に物置を設置する場合には、サイズや設置場所をあらかじめ検討しておきます。
照明

デザイン性や防犯性から、家の外に照明を設置する必要があるのかを検討します。

人感センサーにて照明を操作する場合は、設置場所や反応の範囲が適正かも確認します。

コンセント将来、EV車にする予定や、洗車、掃除、レジャーなどで外で電気を使う可能性がある場合は、屋外用の防水コンセントの設置の必要性を検討します。

まとめ|設計図面の見方とチェックポイント

【設計図面の見方と種類】施主が注意すべきチェックポイント

ということで、ここまで設計図面の見方とチェックポイントについて紹介してまいりました。

これらの設計図書に、施主であるあなたがOKを出したら、図面の承認などが始まり、いよいよ施工開始です。

逆に図面の承認が降りてからでは変更が困難であったり、別途料金がかかりますので、入念なチェックをしましょう。

ハウスメーカーや建築業者によっては、全体のスケージュールの関係で急かされたりする場合もあるかと思います。

しかし、これから住むのはみなさんとその家族ですから、絶対に満足のいくマイホームにするために妥協せずに挑みましょう。

1つの会社だけに図面を依頼するのは不安だという方は、ネットで各ハウスメーカーに一括依頼をするサービスがあります。

おすすめはタウンライフ家づくりです。

間取りプランから資金計画のシミュレーションまでしてくれるので「自分の理想」を実現できる間取りを、豊富なバリエーションで紹介してもらえます。

ぜひ参考にしてみてください。

それでは。






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