注文住宅ではもちろん、マンション購入の際にも、追加料金を払うことで好みの設備を取り付けたり、標準装備の設備をバージョンアップしたり、機能を追加したりすることができます。
オプション設備や、有償セレクトなどと呼ばれます。
これらを活用することで、その後のマイホーム生活をより快適に、そして便利にすることができ、結果として満足度が高まります。
今回はそんなオプションの中でも、人気・おすすめの設備を紹介してまいります。
- 【人感センサー付き照明】おすすめのオプション設備
- 【タンクレストイレ】おすすめのオプション設備
- 【壁埋め込み収納】おすすめのオプション設備
- 【フローリングコーティング】おすすめのオプション設備
- 【食器洗浄乾燥機】おすすめのオプション設備
- 【ディスポーザー】おすすめのオプション設備
- 【キッチン立ち上がり壁変更】おすすめのオプション設備
- 【IHクッキングヒーター】おすすめのオプション設備
- 【タッチレス水栓】おすすめのオプション設備
- 【キッチン人造大理石シンク】おすすめのオプション設備
- 【保温浴槽】おすすめのオプション設備
- 【浴室暖房衣類乾燥機】おすすめのオプション設備
- 【室内洗濯物干し】おすすめのオプション設備
- 【床暖房】おすすめのオプション設備
- 【Low-Eペアガラス】おすすめのオプション設備
- 【コンセント増設】おすすめのオプション設備
- 【有線LAN付きコンセント】おすすめのオプション設備
- 【犬猫用ドア】おすすめのオプション設備
- 【鏡】おすすめのオプション設備
- 【門柱】おすすめのオプション設備
- 【リモコン付き電気錠玄関ドア】おすすめのオプション設備
- 【造り付け家具】おすすめのオプション設備
- 【ドア仕様変更】おすすめのオプション設備
- 【立水栓・散水栓】おすすめのオプション設備
- 【太陽光発電・ソーラーパネル】おすすめのオプション設備
- 【電動シャッター】おすすめのオプション設備
- まとめ|おすすめのオプション設備
【人感センサー付き照明】おすすめのオプション設備
まず紹介させていただくおすすめのオプション設備は、人感センサー付きの照明です。
電気なんかスイッチで入り切りすればいいじゃないかと思うかもしれませんが、通常の照明からの切り替えが8000円程度で、これは非常に便利です。
特に、玄関の照明を人感センサー付きにすると、帰ってから真っ暗な玄関をスイッチを求めて手探りをしなくて済みます。買い物袋で両手がふさがっていたりするとこの便利さには感動すら覚えます。
また、玄関ポーチの照明にも人感センサーをつけると、防犯効果も出ますし、真っ暗な中、玄関の鍵穴探しをせずに済みます。
トイレの電気を消し忘れてしまうことが多い方にもおすすめです。
【タンクレストイレ】おすすめのオプション設備
タンクレストイレのおすすめポイントは、何と言ってもスタイリッシュなデザインでトイレがすっきりします。
加えて、水道管直結なのでタンクに水が溜まるのを待たなくて済みます。匂いや音などが気になるからと、一度水を流しながらトイレをする方や、水に流すタイプのペットのトイレ砂を利用している方、お掃除の際などに便利です。
手洗い場カウンターと合わせて設置すると良いでしょう。
【壁埋め込み収納】おすすめのオプション設備
収納はあればあるだけ便利ですが、場所を取るのがネックです。
そんな時は壁埋め込み収納がおすすめです。
例えばクイックルワイパーや、コードレス掃除機などをしまっておける収納をリビングの壁に埋め込んだり、洗濯洗剤や柔軟剤、タオルなどをしまえる収納を洗面所の壁に埋め込むことで、延べ床面積を増やさずに収納を作れて便利です。
【フローリングコーティング】おすすめのオプション設備
入居してからでは難しいので、先にやっておくことをおすすめしたいのがフローリングコーティングです。
傷つきにくくしたり、油や汚れを拭き取りやすくしたり、ペットが走り回る際の滑り止め機能を追加したりできます。
費用は16万円〜20万円程度で、面積にもよります。やや高い気もしますが、その後のメンテナンスを考えれば十分おすすめできるオプションです。
【食器洗浄乾燥機】おすすめのオプション設備
最近では大手ハウスメーカーや新築マンションでは標準装備の食器洗浄乾燥機は、ぜひ取り入れたいおすすめのオプション設備です。
家事の手間が省けるのはもちろんのこと、節水節電効果も望めます。
加えて、高温で洗浄するため殺菌・除菌にも期待ができ、食の安全も守ります。
【ディスポーザー】おすすめのオプション設備
ディスポーザーは、いまやキッチンの人気設備の1つです。生ゴミを排水口で粉砕処理して流せるため、嫌な臭いや害虫を防ぐことができます。
最新のマンションでは標準装備のところもありますが、大手ハウスメーカーの注文住宅ではまだまだ浸透していません。
そもそもディスポーザーの存在を知らない方もいらっしゃるかと思いますが、シンク周りの掃除の手間や臭いが劇的に変わる人気設備です。
【キッチン立ち上がり壁変更】おすすめのオプション設備
最近はアイランドキッチンやペニンシュラキッチンなど、ダイニングやリビングと一体的、開放的なキッチンが人気ですが、その際に立ち上がり壁をなくしてすっきり見せるか、もしくは手元を隠すのかを変更できます。
手元が隠れていれば、料理に自信がない方やシンクに洗っていない食器があっても目隠しになるというメリットがあります。
立ち上がり壁をなくせば、より開放的になり、ダイニング側から食器を片付けるのも楽になるでしょう。また、子供が料理を手伝う割合もぐっと上がるという調査も出ています。
【IHクッキングヒーター】おすすめのオプション設備
IHクッキングヒーターのメリットは、火を使わないという安心感と、お掃除がとても楽です。
「微妙な火加減や高火力を考慮すると、やっぱり火がいい」という方も多いですが、IHのお掃除の簡単さは一度味わうと離れられません。
加えて、実はガスよりも火力が出るので、加熱はガスよりも早いのです。
光熱費が安くなるのもポイントです。
【タッチレス水栓】おすすめのオプション設備
洗面所やトイレ、そしてキッチンにあると便利なオプションがタッチレス水栓です。
洗面所やトイレは、汚れた手で蛇口をひねるので、手を洗った後に蛇口を洗ってから水を止める必要がありますが、子供はなかなかやってくれません。
キッチンにおいては、生肉など菌のあるものを触った手で蛇口を触るのは衛生的とは言えません。
人によっては過剰と思えるかもしれませんが、「付ければ良かったオプション設備」ではランキング上位に選ばれる設備です。
【キッチン人造大理石シンク】おすすめのオプション設備
通常のキッチンのシンクを人造大理石に変更することで、汚れが溜まる隙間をなくし、お掃除、お手入れが楽になるオプション設備です。
色やデザインも豊富で、一般的な銀色のステンレスよりもキッチンの印象を好みに合わせて変えることができます。
【保温浴槽】おすすめのオプション設備
最近は浴槽の商品開発も進み、保温浴槽というものがあります。
魔法瓶のようにお湯が冷めにくい浴槽と、高断熱のフタで保温するため、4〜6時間経過しても2℃程度しか変化しないほどです。
お風呂に入る時間帯がバラバラの家族には、ガス代を節約できて経済的です。
【浴室暖房衣類乾燥機】おすすめのオプション設備
浴室暖房衣類乾燥機は、多くの新築マンション・大手ハウスメーカーの注文住宅ともに標準装備になってきています。
冬場のヒートショックを防いだり、お風呂のカビを防止したり、雨の日や急いで衣類を乾燥させたいときに非常に便利です。
特に、高層マンションでは風が強くてベランダに洗濯物を干せないこともあり人気の設備です。
【室内洗濯物干し】おすすめのオプション設備
室内洗濯物干しは、「付ければ良かったオプション」で常にランキング上位です。
雨の日はもちろん、花粉の飛散量が多い日や、黄砂、砂埃や臭いのある地域など、外に洗濯物を干せない場合に重宝するおすすめのオプション設備です。
日当たりのいい窓側で、急な来客の際でも見えない、あるいは目隠しできる場所に設置するといいでしょう。
そのまま洗濯物を畳む作業へ移行しやすいように、畳コーナー付近に設置する方も多いようです。
【床暖房】おすすめのオプション設備
こちらも定番人気のオプションですが、これまでは電気代や導入コストが高かったため敬遠する人もいました。
しかし、最近は導入も電気代も比較的リーズナブルになり、手が届きやすくなりました。
足元から暖められるため、エアコン代も浮き経済的です。リビングだけでなく、ダイニングまで床暖房を延長すれば良かったという声もあります。
【Low-Eペアガラス】おすすめのオプション設備
Low-Eペアガラスは、断熱性を高める複層ガラスで、窓やサッシに採用できるオプション設備です。
ガラスを2重以上にし、中に乾燥空気やアルゴンガスを注入することで外気温をシャットアウトします。
これにより、断熱効果が飛躍的にアップするだけでなく、冬場の結露やカビの問題も大幅に改善されます。
加えて、遮音性や防犯性まで高めることができる非常におすすめのオプションです。最近では多くのマンションやハウスメーカーが採用していますが、オプション料金を払っても設置したい設備です。
【コンセント増設】おすすめのオプション設備
他のオプションに比べて華やかさはありませんが、入居後の暮らしを大きく左右するのがコンセントの位置と数です。
自宅の家電をリストアップし、それをどこで使うのかをシミュレーションしながら決めていきましょう。
1つ増設しても数千円です。コンセントはケチらずに増設しましょう。以下の記事も参考になさってみてください。
【有線LAN付きコンセント】おすすめのオプション設備
コンセント同様、有線LAN付きのコンセントの増設もおすすめです。こちらは1つ増やすごとに3万円ほどのコストがかかりますが、これからますますネットの時代になる中で非常に重要です。
無線LANの技術も向上してきましたが、壁を挟んだり、フロアが変わったりすると一気に速度が低下します。
ネットを使うであろう部屋には有線LAN付きコンセントも増設しておくことをお勧めいたします。
【犬猫用ドア】おすすめのオプション設備
犬や猫など、ペットを飼っている方なら犬猫用ドアは是非取り付けましょう。
自由に行き来させてあげることでストレスの解消にもなりますし、逆に猫が隣の部屋に行きたいというたびに開けてあげるのは大変です。
隣の部屋に入った猫が帰ってくるまでドアを開けておけば冷暖房効率が下がります。
そんな飼い主あるあるを解消してくれる魅力的なオプションです。
あとあとDIYしてもいいですが、プロの職人さんにまとめて工事してもらったほうが、綺麗に仕上がるでしょう。
【鏡】おすすめのオプション設備
玄関やウォークインクロゼットに鏡を設置することで、お出かけ前のチェックやコーディネートがしやすくなります。
姿見も売っていますが、せっかくのマイホームですから壁や靴箱の扉に大きい鏡を設置してしまうという方が多いようです。
また、設置位置を工夫すると部屋空間を広く見せられる効果もあります。
【門柱】おすすめのオプション設備
一般的な家では玄関にインターフォンが付いていますが、敷地から玄関までのアプローチが長い場合におすすめなのが門柱です。
不在時に、宅配業者の方がわざわざ中まで来ていただく手間も軽減できますし、セールスや不審者がみだりに土地に侵入してくることを防ぐ効果もあります。
加えて、最近はデザインも豊富でエクステリアとしても人気です。ポストや照明と併せて設置するとより便利になります。
【リモコン付き電気錠玄関ドア】おすすめのオプション設備
リモコン付き電気錠玄関ドアは、ポケットキーを持っていれば、玄関のドアノブのボタンを押すだけで鍵が開けられるシステムです。
買い物袋や、抱っこしているお子様で両手がふさがっている時でも開錠しやすく便利です。
最近では、カードタイプやスマホをかざすICタイプなど、ドアの開錠方法も増えてきました。
【造り付け家具】おすすめのオプション設備
部屋のサイズや家具、インテリアや素材に併せて家具を特注してもらうのが飾り付け家具です。
テレビのサイズに合わせて壁面収納を作ったり、変形地のマイホームでできたデットスペースを活用した飾り棚やデスク、廊下の壁一面を本棚や写真棚にしたりと、マイホームをさらに有効活用する手段としておすすめのオプションです。
【ドア仕様変更】おすすめのオプション設備
ドアにも「開き戸」「引き戸」「折れ戸」など様々な種類があります。
向こう側に開く「開き戸」を、スライドオープンする「引き戸」に変更するだけで、ドアの向こうにスペースができます。
例えばリビングの隣の居室を、壁ではなく一面「引き戸」にすると、普段は1つの部屋、すべて開放すればリビングをさらに広々と演出することもできます。
このようにドアの仕様を変更することで、間取りをより自由、かつ効率的に活用できるのです。
【立水栓・散水栓】おすすめのオプション設備
戸建住宅にあこがれの庭を設けたものの、外に立水栓・散水栓を設けていなかったがために、家庭菜園の水やりが大変になってしまったり、足洗い場がないために散歩から帰って来たペットの足跡で部屋が汚れてしまったりします。
マンションではせっかくの広々バルコニーに水道がなく、ビニールプールの水を貯めるのが大変ということもあるかもしれません。
どのような暮らしをするのかを計画しながらオプション設備を整えていきましょう。
【太陽光発電・ソーラーパネル】おすすめのオプション設備
省エネ住宅や、ZEH住宅などを政府が推奨している昨今、太陽光発電、ソーラーパネルも人気のオプション設備になってきました。
日々の電気代はほぼ0円になり、余った電気は売ることができます。長い目で見ればお得になる仕組みですが、導入コストも以前より安くなりさらに注目があつまっているオプション設備です。
また、一条工務店や富士住建など、導入コストゼロを実現しているハウスメーカーも登場しています。
【電動シャッター】おすすめのオプション設備
台風の被害から窓やサッシを守ったり、防犯を目的としてシャッターを設置する戸建住宅が増えてきましたが、開け閉めが大変です。
最近のシャッターは動きも滑らかで軽くなりましたので女性でも簡単に開閉できますが、留守にするたびにすべてのシャッターを閉めるのは大変です。
そんな時に、シャッターの開閉を室内のリモコン1つで開閉できる電動シャッターは、コストはかかるもののおすすめのオプション設備です。
まとめ|おすすめのオプション設備
ということで、ここまでマンション、注文住宅におすすめのオプション設備を紹介してまいりましたがいかがだったでしょうか。
あとあと増設となるとお金が余計にかかる、配管や電気ケーブルなどの壁の中のことから優先的に検討していくのがおすすめです。
導入コストもありますが、その後の暮らしの豊かさを左右する大事な部分なのでしっかりと検討しましょう。
それでは。
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