【遮音性能】快適の基準とチェック方法

これから大きな買い物をするみなさんに、ぜったいに知っておいて欲しいこと。

どうしてマイホーム計画では

「いきなりモデルハウスやどこかの営業所に行っちゃダメよ!」

と言われるのでしょうか?

まずは↓の画像をご覧ください。

断熱材に開けた穴 マイホームの基本

これを見て「あれ?これ、大丈夫かな?」と感じられますか?

そして担当者に、

換気口を設置するために、そこの断熱材に穴を開けていますが、御社ではその穴は最後どのように処理されていますか?

と質問できますか?

それは、あの〜、大丈夫です…。

こんな初歩的で重大な質問にすら答えられない営業さんに担当されちゃっていませんか?

このままでは、↓のように営業さんに上手くまとめられてしまいます。

そんなことより、うちは鉄骨造で木造より頑丈なので地震にも強くて安心です。日本に住んでいたら、地震って心配ですよね?しかも、揺れを軽減する制震システムが標準装備なんです。
それに鉄骨は火にも強いので安心です。火事で木造住宅が燃えているニュースなんかみると、胸が痛くなりますよ。

なんと魅力的で上手なセールストークの連発でしょう。

木造にも鉄骨造にもそれぞれメリット・デメリットがあるのに、鉄骨造の「メリットだけ」を伝え、都合の悪いことはこちらが質問するまで言わない。

さて、こんな(↓)住宅業界のあたりまえをご存知ですか?

  • モデルハウスにいる営業マンはほぼ、新人か業績を出せなかった人
  • 火災時の温度の前では「鉄が強い説」には無理がある(検証も多数)
  • 「木」より「鉄」は硬いが、地震のとき比較的揺れやすいのは鉄骨造だから、制震システムの標準搭載はよくある
  • この設備が「標準」ですって自慢げにセールスするけど、料金は結局あなたが払う
  • どんなに断熱性が高くても、換気システムが熱交換型じゃなきゃ冷気・暖気は入り込む
  • 今だけっぽいキャンペーンは、大体いつもやっているので運命ではない

こんな「え?そうなの?」と思えるような事は、ちょっと事前に基礎を学ぶだけでわかるようになります。
そして先輩たちが「いきなりモデルハウスやどこかの営業所に行っちゃダメ!」と言う理由もここにあります。

マイホーム計画の成功には、あらかじめ基本的な知識が必要なのです。

営業さん、私は手強いよ
なんたって、これから数千万円の買い物をするんだから。

これくらいの気迫を持てるようになれば理想です。
基本を学んでからモデルハウスに行けば、営業さんが何を言っているのか、そして担当者のレベルもわかります。

そして、勉強ツールとしておすすめするのは、

の2つで、最低でもどちらか1つをクリアするだけでも、マイホームの成功率はぐっと上がります。

LIFULL HOME’S 住まいの窓口」は説明が丁寧で初心者でもわかりやすいので本当に素晴らしいと思います。とくに、各ハウスメーカー「それぞれの良さ」を伝えてくれるのが重要なポイント。自社に決めてほしいどこかの営業さんのセールストークとはここが違います。

タウンライフ 家づくり」をおすすめする理由は、資料やカタログと同時に、各メーカーの見積もりも届くからです。

ハウスメーカーや工務店は驚くほどたくさんあります。
しかし、マイホームに割ける時間と予算には限りがあります。

「同じ大きさの家を建てるのに、こっちは1000万円、あっちは3000万円。え!?なにが違うの?」

そこにはちゃんと理由があり、しっかり比較すればじつは明確なのです。

それが可能なのが「タウンライフ 家づくり」。

目標は最低でも3社。3社も比較・勉強すれば、いろんなことがみえてきます。

カタログ・資料は、無料で手に入る最高の教科書です。加えて複数のメーカーに同時に請求することで、競争させ、営業さんに「本気」になってもらってください。

基本となる知識を持っている「本気のあなた」「本気の営業さん」のタッグ。
これがマイホーム成功への鉄則です。私もお手伝いさせていただきますので、一緒に頑張っていきましょう!

マンションやアパートなど、集合住宅では「音の問題」が出てきます。

子供がいる世帯ではお子様の走り回る音が心配です。逆に上の階で暮らす方が生活音に無頓着ですと、今度はこちらが被害者です。

このように、安心できる暮らし、快適な暮らしに遮音性は無視できない存在です。

特に、マイホームとしてマンション購入を検討している方には大切なポイントとなります。

今回は、そんな遮音性能について、「快適の基準」と「チェック方法」について紹介していきます。

スポンサーリンク

空気音と固体音

まずは音の種類を確認しましょう。

音の種類には大きく分けて

  • 空気音
  • 固体音

の2つに分類されます。

外部に音の発生源があって、外壁や戸境壁(界壁)や窓などを通過して伝わってくる「空気音」と、床や配管などが直接振動することで伝わってくる「固体音」です。

空気音は、「窓やドア、換気口」に遮音の工夫を施すことで改善されます。

固体音は、「配管や床、壁」に遮音の工夫を施すことで改善されます。

とはいえこれは施工段階での話であり、リフォームを検討している方を除いては改善のしようがありません。

問題は、どういう基準の家を選べば音問題で悩まされずに生活をできるかです。

その指標を決める基準があるので、次項より紹介していきます。

スポンサーリンク

軽量床衝撃音と重量床衝撃音

生活音は、周波数の高低によって、

  • 軽量床衝撃音
  • 重量床衝撃音

の2つに分けられます。

軽量床衝撃音

軽量床衝撃音 スプーン 落下

周波数 125Hz〜250Hz

  • スプーンなど食器を落とした時の音
  • 椅子を引きずった時の音
  • 靴履きで歩行した時の音

重量床衝撃音

重量床衝撃音 子供が走り回る音

周波数 63Hz〜125Hz

  • 人が歩く音
  • 飛び跳ねたりする音
  • 洗濯機の振動
スポンサーリンク

遮音性能の指標

遮音性能の指標は、数値化することができます。

  • 軽量床衝撃音=ΔLL-1〜ΔLL-5
  • 重量床衝撃音=ΔLH-1〜ΔLH-4

という単位で表示され、数字が小さいほど遮音性能が高いということになります。

それではレベルに応じて音レベルの低減量がどうなるのかを見てみましょう。

軽量床衝撃音レベル低減量

軽量床衝撃音レベル低減量
 125Hz帯域250Hz帯域500Hz帯域1kHz帯域2kHz帯域
ΔLL-515dB24dB30dB34dB36dB
ΔLL-410dB19dB25dB29dB31dB
ΔLL-35dB14dB20dB24dB26dB
ΔLL-20dB9dB15dB19dB21dB
ΔLL-1-5dB4dB10dB14dB16dB

0dBを1とすると、音の大きさは

  • 6dBで2倍
  • 10dBで3倍
  • 20dBで10倍

と大きくなっていきます。

そう考えると、ΔLL-5とΔLL-1の遮音性能の違いが実感できるかと思います。

安心できる目安の数値は、ΔLL-3以下です。

重量床衝撃音レベル低減量

同じく、重量床衝撃音レベル低減量についても確認しましょう。

重量床衝撃音レベル低減量
 63Hz帯域125Hz帯域250Hz帯域500Hz帯域
ΔLH-45dB-5dB-8dB-8dB
ΔLH-30dB-5dB-8dB-8dB
ΔLH-2-5dB-10dB-10dB-10dB
ΔLH-1-10dB-10dB-10dB-10dB

安心できる目安の数値は、ΔLH-2以下です。

スポンサーリンク

遮音性能レベルのチェック方法

さて、安心できる目安の数値は、

  • 重量床衝撃音はΔLH-2以下
  • 軽量床衝撃音はΔLL-3以下

と紹介させていただきました。

しかし、これらの数値はどこでチェックできるのでしょうか?

  • 構造のスペックが記載されている設計図
  • パンフレット

などに記載されています。もしも記載がない場合は、担当窓口に問い合わせれば答えてくれます。

スポンサーリンク

遮音性能はコンクリート床のスラブ圧がポイント

最後に、遮音性能を大きく左右するポイントを紹介いたします。

それは、床コンクリートのスラブ圧です。

この厚みが、目安20cm〜25cm、

最低でも20cm以上ある物件を選ぶことが大切です。

遮音性能はコンクリート床のスラブ圧がポイント

こちらも、設計図や窓口で確認ができますので必ずチェックしましょう。

スポンサーリンク

まとめ|遮音性能チェック方法と快適の基準

ということで、遮音性能の快適の基準は、

  • 重量床衝撃音はΔLH-2以下
  • 軽量床衝撃音はΔLL-3以下
  • 床コンクリートのスラブ圧20cm以上

が快適の最低基準。

そのチェック方法は、パンフレットやスペック記載の設計図やパンフレット、もしくは担当窓口に確認ということでした。

快適な暮らしのために、必ずチェックをしてくださいね。

それでは。

コメント

タイトルとURLをコピーしました