
マイホームを考え始めたものの、
- 何から始めればいいのか分からない
- ハウスメーカーや工務店が多すぎて選べない
- 自分たちに適した住宅予算が分からない
- いきなり住宅展示場へ行くのは少し不安
という人は多いでしょう。

ほんとそれ。

そんなときに利用できるのが、住宅会社を選ぶ前の段階から相談できる住宅の無料相談窓口です。
代表的なサービスとして知られているのが、
- LIFULL HOME’S 住まいの窓口
- スーモカウンター
の2つです。


どちらも無料で利用でき、家づくりや住宅会社選びをサポートしてくれます。しかし、2026年現在のサービス内容を詳しく比較すると、得意とする相談内容や住宅の選択肢、サポートの仕組みには違いがあります。

どっちも無料なら、結局は有名なほうを選べばいいんですか?

そうとも限らないよ。「注文住宅を建てると決めているのか」「建売や中古住宅も迷っているのか」で、おすすめは変わってくるんだ。
この記事では、LIFULL HOME’S 住まいの窓口とスーモカウンターの違いを2026年の最新情報で比較します。
さらに宅建士・FP2級の立場から、「無料なのはなぜ?」「本当に中立なの?」「紹介された会社なら安心?」「住宅ローンはいくらまで借りていい?」といった、サービス紹介だけでは分かりにくい部分まで解説します。
- 結論|LIFULL HOME’S住まいの窓口とスーモカウンターはどっちがおすすめ?
- そもそもLIFULL HOME’S住まいの窓口とスーモカウンターとは?
- 料金を比較|どちらも無料!でも「なぜ無料?」は知っておこう
- 「中立」って本当?宅建士が知っておいてほしいこと
- 相談できる住宅を比較|最大の違いはここ
- 店舗・オンライン・電話・LINEを比較
- 住宅会社の紹介を比較|LIFULL HOME’Sは約200社、でも数だけで決めない
- 利用実績・満足度を比較|数字だけで勝敗を決めない
- 口コミ・評判で比較|利用者はどこを評価している?
- 資金計画・FP相談を比較|「借りられる額」と「返せる額」は違う
- 無料講座を比較|家づくり初心者なら会社紹介の前に利用するのもおすすめ
- 保証で比較|注文住宅ならスーモカウンターの「完成あんしん保証」に注目
- 紹介された住宅会社への「お断り」は両社ともサポート
- 宅建士が解説|住宅相談窓口と「不動産仲介」は同じではない
- 宅建士・FPならここを見る|紹介された住宅会社と契約する前のチェックポイント
- LIFULL HOME’S住まいの窓口のメリット・デメリット
- スーモカウンターのメリット・デメリット
- スーモカウンター経由だと住宅価格が高くなる?値引きできない?
- LIFULL HOME’Sとスーモカウンターを両方使うのはあり?
- タイプ別|あなたにはどっちがおすすめ?
- 無料相談へ行く前に準備しておくといい10項目
- よくある質問
- まとめ|「どっちが上?」ではなく自分の検討段階で選ぼう
結論|LIFULL HOME’S住まいの窓口とスーモカウンターはどっちがおすすめ?

最初に結論から整理します。
| 比較項目 | LIFULL HOME’S 住まいの窓口 |
スーモカウンター 注文住宅 |
|---|---|---|
| 相談料金 | 無料 | 無料 |
| 得意分野 | 住まい選び全体 | 注文住宅 |
| 注文住宅 | ○ | ◎ |
| 新築一戸建て | ○ | 注文住宅相談とは別 |
| 中古一戸建て | ○ | 注文住宅相談の対象外 |
| 中古マンション | ○ | 注文住宅相談の対象外 |
| リフォーム・リノベーション | ○ | 注文住宅相談とは別 |
| 店舗相談 | ○ ※一戸建ての建築・購入向け |
◎ 全国展開 |
| オンライン | ○ | ○ |
| 電話相談 | ○ | ○ |
| LINE | ○ | 公式の通常相談としては確認できず |
| 資金計画 | ○ | ○ |
| FP紹介・相談 | ○ ※FP相談だけの利用は対象外 |
○ ※サービス利用後・限定エリア |
| 無料講座 | ○ | ○ 18種類 |
| 紹介後サポート | ○ | ○ |
| お断りサポート | ○ | ○ |
| 注文住宅の完成保証 | 住宅完成保証制度加盟会社を原則紹介 ※一部ハウスメーカーなどを除く |
完成あんしん保証 |

住宅購入そのものをまだ整理できていない人は「LIFULL HOME’S 住まいの窓口」、注文住宅を建てる方向がかなり固まっている人は「スーモカウンター」が分かりやすい選び方です。
LIFULL HOME’S 住まいの窓口では、注文住宅だけでなく、新築一戸建て、中古一戸建て、中古マンション、リフォーム・リノベーションまで相談できます。
一方のスーモカウンター注文住宅は、文字どおり注文住宅に軸を置いたサービスです。土地探し、予算、建築会社選び、家づくりの進め方などを相談でき、全国の店舗網やオンライン相談、無料講座、完成あんしん保証などが強みです。

なるほど。
ただし、この2社を単純に「どちらが優秀か」で順位付けするのはおすすめしません。
どの段階で、何を相談したいのか。
ここから比較すると、自分に合ったサービスが見えてきます。
→ 注文住宅・建売・中古住宅まで含めて迷っている人はLIFULL HOME’S 住まいの窓口で無料相談
そもそもLIFULL HOME’S住まいの窓口とスーモカウンターとは?


どちらも、住宅購入や家づくりを考えている人と住宅会社などをつなぐ無料相談サービスです。
住宅展示場へ直接行く場合、その場で相談する相手は基本的にそのハウスメーカーの営業担当者です。
自社の商品について詳しく聞ける一方、家づくり初心者の段階では、
- そもそも注文住宅でいいのか
- 木造と鉄骨はどちらが自分に合っているのか
- 大手ハウスメーカーと工務店のどちらがいいのか
- 土地にいくら、建物にいくら使うべきなのか
- 何社くらい比較すればいいのか
といった「住宅会社を選ぶ前の問題」を整理できていないことがあります。
住宅相談窓口は、この段階から利用できることに大きな意味があります。

つまり「どこの会社にしますか?」より前の、「そもそも何を選べばいい?」から聞けるんですね。

そこが大事。住宅会社を何社紹介してもらえるか以上に、「自分たちは何を基準に会社を選ぶのか」を整理できることに価値があるよ。
料金を比較|どちらも無料!でも「なぜ無料?」は知っておこう


LIFULL HOME’S 住まいの窓口もスーモカウンターも、利用者は基本的な相談サービスを無料で利用できます。

「え?なぜ無料なの?」
| サービス | 主な運営の仕組み |
|---|---|
| LIFULL HOME’S 住まいの窓口 | 建築会社・不動産会社から紹介料を受け取って運営 |
| スーモカウンター | 登録建築会社から販売促進費を受け取って運営 |
つまり、「利用者は無料」ということと、「サービスの運営に費用が発生していない」ということは別です。
利用者ではなく住宅会社側などから収益を得ることで、相談者は無料で利用できる仕組みです。
LIFULL HOME’S 住まいの窓口は、紹介料が利用者の建築費用や住宅購入価格に上乗せされるものではないと公式に案内しています。
スーモカウンターも、登録要件として「スーモカウンターから紹介された人と、紹介されていない人を同じ条件で商談・契約すること」を定めており、同じ建築仕様ならスーモカウンター経由であることを理由に建築金額が高くなるものではないと説明しています。

じゃあ「無料だから怪しい」というわけではないんですね。

そう。ただ「誰から収益を得ているサービスなのか」まで理解して利用したほうが、紹介サービスとの付き合い方も分かりやすいよ。
「中立」って本当?宅建士が知っておいてほしいこと


LIFULL HOME’S 住まいの窓口は、ハウジングアドバイザーが中立的な立場から必要な情報を提供し、住まい選びをサポートするサービスです。
スーモカウンターも、特定の建築会社に所属しない立場から、要望に沿った建築会社を紹介するとしています。

自社の商品しかオススメできない営業さんとは違うということですね。
住宅会社の営業担当者へ直接相談する場合と比べれば、複数社を比較する前提で相談できることは大きなメリットです。
ただし、ここで一つ理解してほしいことがあります。

「中立的な立場から相談できる」ことと、「日本中すべての住宅会社から完全に自由に紹介してもらえる」ことは同じではありません。

へ?
どちらにも紹介できる住宅会社の範囲があります。
たとえば相談窓口から3社を紹介されたとしても、
「この3社が日本全国の住宅会社を比較した絶対的なベスト3」
という意味ではありません。
あくまで相談窓口が紹介可能な会社のなかから、予算、建築エリア、希望条件などを踏まえて候補を選んでもらう仕組みです。

なるほど。そりゃ、リストにない町はずれのひっそり営業工務店は、紹介のしようがないですもんね。
相談窓口に会社選びを丸投げするのではなく、自分でも気になるハウスメーカー・工務店を調べる。
この使い方が失敗しにくいでしょう。
相談できる住宅を比較|最大の違いはここ


2社の違いが最も分かりやすく表れるのが、相談対象です。
LIFULL HOME’S住まいの窓口は住まい選び全体を相談できる

2026年現在、LIFULL HOME’S 住まいの窓口では、
- 注文住宅
- 新築一戸建て
- 中古一戸建て
- 中古マンション
- リフォーム・リノベーション
について相談できます。
しかも、一度に複数の住まいについて相談できます。
たとえば予算4,500万円でも、
- 土地を購入して注文住宅を建てる
- 立地のよい建売住宅を購入する
- 中古戸建てを購入してリノベーションする
- 中古マンションを購入する
では、暮らし方も資金配分もまったく違います。
「家が欲しい。でも注文住宅にすべきかどうか自体が分からない」という人には、幅広い選択肢から考えられることが大きなメリットです。
なお、店舗相談は一戸建ての建築・購入を検討している人向けです。中古マンションの購入やリフォーム・リノベーションについては、オンライン相談を利用します。
スーモカウンター注文住宅は「注文住宅」が中心

今回比較しているのは「スーモカウンター注文住宅」です。
家づくりの流れ、土地探し、予算、間取り、住宅ローン、ハウスメーカー・工務店選びなど、注文住宅に必要な内容をまとめて相談できます。
まだ注文住宅に完全には決めていない段階でも、家づくりの条件整理や予算整理から相談できます。
新築マンションについては、別に「スーモカウンター新築マンション」が用意されています。

じゃあ、注文住宅かどうかから迷っているならLIFULL HOME’S、注文住宅に気持ちが固まっているならスーモカウンターも非常に使いやすい。
という整理ができます。
店舗・オンライン・電話・LINEを比較

以前は住宅相談窓口を比較するとき、店舗数の多さが非常に重要でした。
しかし現在はオンライン相談が普及しているため、店舗数だけで利便性を判断する必要はありません。
| 相談方法 | LIFULL HOME’S | スーモカウンター |
|---|---|---|
| 店舗 | ○ ※一戸建ての建築・購入向け |
○ |
| オンライン・自宅相談 | ○ | ○ |
| 電話 | ○ | ○ |
| LINE | ○ | 公式の通常相談としては確認できず |
対面相談の利用しやすさではスーモカウンターが強い
スーモカウンターは北海道から沖縄まで幅広く店舗を展開しています。
直接アドバイザーと会ってじっくり相談したい人にとって、全国の店舗網は大きなメリットです。
LIFULL HOME’SはオンラインとLINEも利用できる
LIFULL HOME’S 住まいの窓口も店舗相談だけでなく、オンライン相談や電話相談に対応しています。
公式LINEも用意されているため、電話より文字で相談したい人にも使いやすいでしょう。
小さな子どもがいる、店舗まで遠い、仕事で外出時間を確保しにくいといった家庭なら、オンライン相談を使えば店舗所在地をそれほど気にする必要はありません。

昔は「近くに店舗があるか」が重要だったけど、今はオンラインでも相談できるんですね。

そう。2026年は店舗数だけで勝敗を決める比較は少し古い。対面が好きなら店舗、自宅で済ませたいならオンラインという見方が現実的だね。
住宅会社の紹介を比較|LIFULL HOME’Sは約200社、でも数だけで決めない
LIFULL HOME’S 住まいの窓口は、LIFULL HOME’Sが審査・厳選した約200社の建築会社・不動産会社から、条件に合った会社を紹介しています。
積水ハウス、アイ工務店、アキュラホームズ、住宅情報館、大和ハウスグループ、タマホーム、トヨタホーム、三井ホーム、ミサワホームなど、全国的に知られる住宅会社も公式サイト上で紹介されています。

一方、スーモカウンターも、要望や予算などを整理したうえで登録建築会社から候補を紹介します。

ただし、ここで「紹介できる会社が多ければ多いほど優秀」と考えるのは少し違います。
仮に200社から選べても、自分の建築予定地や予算に合う会社が10社であれば、残りの190社は実際の候補になりません。
住宅会社選びで本当に確認したいのは、
- 予算が合うか
- 建築予定エリアに対応しているか
- 希望する工法・構造に対応できるか
- 間取りの自由度
- 断熱性能
- 耐震性能
- デザイン
- 保証・アフターサービス
- 土地探しへの対応
- 担当者との相性
です。

紹介可能な会社数より、「自分の条件に合う会社を何社比較できるか」を見ましょう。
また、最初から5社、6社と本格的な間取り・見積もりの打ち合わせへ進むと、毎週末が住宅会社との商談で埋まりかねません。
相談窓口で候補を整理し、本格比較に進む会社を2~3社程度に絞る方法も効率的です。
利用実績・満足度を比較|数字だけで勝敗を決めない

実績についても両サービスは公式情報を公表しています。
| 項目 | LIFULL HOME’S 住まいの窓口 |
スーモカウンター |
|---|---|---|
| 利用・相談実績 | 相談実績23,000件以上 | 利用者数52万組 ※2025年3月末時点 |
| 満足度 | 99% | 97.4% |
| 調査条件 | 3,604組 2020年8月~2025年7月 |
2025年5月 自社調べ |
数字だけを見ると、「99%だからLIFULL HOME’Sのほうが上」と考えたくなるかもしれません。
しかし、満足度は調査時期、対象者、質問方法、集計方法などが異なるため、単純比較することはできません。
52万組と23,000件についても、「利用者数」と「相談実績」で指標自体が異なります。
したがって、これらの数字は「多くの人が利用しているサービスか」を確認する材料として見る程度が適切です。
口コミ・評判で比較|利用者はどこを評価している?

公式サイトには、両サービスを実際に利用した人の声も掲載されています。
口コミは担当者との相性や相談時期によって大きく変わるため、一人の感想だけでサービス全体を評価するのはおすすめできません。
ただし、複数の口コミを見ると「どのような場面で役立っているか」は見えてきます。
LIFULL HOME’S住まいの窓口の口コミで目立つポイント

2026年の公式「お客様の声」では、
- 何から始めればいいか分からなかったが方向性が見えてきた
- 予算や条件を整理できた
- 説明が分かりやすかった
- 中立的な立場から意見をもらえた
- 自分では気づいていなかった選択肢を提案してもらえた
といった趣旨の声が確認できます。
公式トップページでも、自分たちだけで進めるより効率よく計画を整理できた、住宅会社の得意・不得意を比較してもらえた、LINEで相談でき安心感があったといった利用者の声が掲載されています。
住宅会社を紹介してもらうことだけでなく、「考えを整理できた」という評価が目立つのはLIFULL HOME’Sらしい特徴です。
スーモカウンターの口コミで目立つポイント

スーモカウンターの公式「お客様の声」でも、
- 何から進めればいいか分からない状態から整理できた
- 専門的な視点からアドバイスを受けられた
- 複数の住宅会社を比較できた
- 候補から外した住宅会社への断りを代行してもらえて助かった
といった声が掲載されています。
特に注文住宅では、住宅会社を何社か比較したあと「この会社を断りづらい」という状況になりやすいため、お断りサポートを評価する声があるのは納得できます。
口コミを見るときの注意点
公式サイトの口コミは利用者の体験を知る参考になりますが、当然ながらすべての利用者が同じ担当者、同じ店舗、同じ住宅会社を紹介されるわけではありません。

「評判がいいから絶対安心」ではなく、実際に自分が相談してみて担当者との相性を確認することが大切ですね。
資金計画・FP相談を比較|「借りられる額」と「返せる額」は違う

住宅会社選びより先に決めておきたいのが住宅予算です。
LIFULL HOME’S住まいの窓口

LIFULL HOME’S 住まいの窓口では、
- 月々の支払額
- 住宅購入にかかる総費用
- 住宅ローンの借入金額
- 住宅購入予算
などを整理しながら資金計画を立てるサポートをしています。
住宅ローンだけでなく、住宅購入時に見落としやすい費用についてもアドバイスし、必要に応じてファイナンシャルプランナーなど専門家の無料紹介も行っています。
ただし、
- 住宅ローンや金融機関の紹介だけを希望する相談
- FPによるファイナンシャルプランだけを希望する相談
は対象外です。
住宅購入を進めるなかで、住宅予算についても相談するサービスと考えると分かりやすいでしょう。
スーモカウンター

スーモカウンターでも、家づくりの要望・条件を整理する個別相談のなかで予算シミュレーションを利用できます。
さらにファイナンシャルプランナーの紹介も無料ですが、FPとの個別相談はスーモカウンターのサービス利用後の人が対象で、限定エリアのサービスです。
ここは「誰でも全国で無料FP相談だけを受けられる」という意味ではないため注意しましょう。
FP視点|住宅ローンで借りられる金額を予算上限にしない
FP2級として特に伝えたいのは、

「住宅ローンで借りられる金額」と「家計に無理なく返せる金額」は同じではない
ということです。
たとえば【フラット35】の利用条件では、すべての借入れに対する年間返済額の年収に占める割合である「総返済負担率」について、次の基準があります。
| 年収 | 総返済負担率 |
|---|---|
| 400万円未満 | 30%以下 |
| 400万円以上 | 35%以下 |
しかも、この計算に入るのは住宅ローンだけではありません。
- 自動車ローン
- 教育ローン
- カードローン
- クレジットカードの分割払い
- リボ払い
なども対象になります。
ただし、この基準内だからといって「その金額を借りても生活に余裕がある」という意味ではありません。
住宅購入後も、
- 子どもの教育費
- 車の購入・買い替え
- 旅行や趣味
- 老後資金
- 固定資産税
- 住宅の修繕・メンテナンス
などにお金は必要です。

銀行から5,000万円借りられると言われても、5,000万円の家を買って大丈夫とは限らないんですね。

そのとおり。審査の上限ではなく、「住宅以外の人生にもお金を使える返済額」から住宅予算を決めたいね。
2026年は金利変動も考えて住宅予算を決めたい

住宅金融支援機構が2026年1月に実施した住宅ローン利用予定者調査では、今後1年間の住宅ローン金利について62.0%が「現状より上昇する」と回答しています。
もちろん、今後の金利を正確に予測することはできません。
だからこそ、現在の返済額でギリギリまで借りるのではなく、金利変動や将来の教育費、老後資金などを含めた家計全体から住宅予算を考えることが重要です。
無料講座を比較|家づくり初心者なら会社紹介の前に利用するのもおすすめ


まだ「住宅会社を紹介してほしい」という段階まで進んでいない人なら、無料講座を利用する方法があります。
LIFULL HOME’S住まいの窓口

住まい選びや家づくりについて学べる無料講座があり、
- はじめての家づくり
- 注文住宅と建売住宅の比較
- ハウスメーカーと工務店の違い
- 注文住宅の価格・相場
などについて学べます。
まだ注文住宅にするか決めていない人でも利用しやすいテーマです。
スーモカウンター

スーモカウンターでは、2026年現在、18種類の無料講座が案内されています。
内容は、
- 家づくりの基礎
- 注文住宅の価格
- ハウスメーカー・工務店選び
- マイホーム予算
- 土地探し
- 二世帯住宅
- 狭小・変形地
など幅広く、家づくりの検討段階や悩みに応じて選べます。
住宅会社を紹介してもらう前に、
「自分たちは何を基準に住宅会社を比較するのか」
を整理する目的で利用するのもよいでしょう。
保証で比較|注文住宅ならスーモカウンターの「完成あんしん保証」に注目

注文住宅では契約してから完成まで数カ月かかります。
その途中で住宅会社が倒産すると、工事が止まったり、すでに支払った金銭の問題が発生したり、別会社への工事引継ぎによって追加費用が発生したりする可能性があります。
そこで確認したいのが完成保証です。
スーモカウンターは「完成あんしん保証」

スーモカウンターには、対象となる注文住宅で利用できる無料特典「完成あんしん保証」があります。
住宅完成前に建築会社が倒産した場合、一定の条件のもとで、
- 引継ぎ建築会社の紹介
- 過払い金などの損害
- 工事引継ぎに伴う追加工事費
などに備えられます。
保証限度額は、工事請負契約金額の30%または1,000万円のいずれか少ない額です。
保証額は保証会社による審査などもあるため、「1,000万円まで必ず受け取れる」という意味ではありません。実際に契約する際には対象条件や保証内容を確認しましょう。
LIFULL HOME’S住まいの窓口は紹介会社の段階で対策

LIFULL HOME’S 住まいの窓口では、注文住宅について、住宅完成保証制度に加盟している会社を原則として紹介しています。
ただし、一部のハウスメーカーなどは除きます。
両サービスは同じ方法で倒産リスクに備えているわけではありません。
「保証がある・ない」だけで比較せず、誰のどの制度によって、どのような場合に、いくらまで保証されるのかを確認することが重要です。
紹介された住宅会社への「お断り」は両社ともサポート


住宅会社を比較すると、最終的には候補から外す会社が出てきます。
しかし何度か打ち合わせをした担当者に、「他社に決めたので、もう打ち合わせはしません」と伝えるのが苦手な人も少なくありません。

めっちゃ苦手です。
LIFULL HOME’S 住まいの窓口では、紹介会社とのスケジュール調整、面談後のフォロー、検討途中での見直しに加え、お断りも代行しています。
スーモカウンターも、プランが合わなかった住宅会社へのお断り代行を公式に案内しています。

これ助かります。何回か話した担当さんを断るのって、すごく気を使いそうです。

だからこそ早めに候補を整理することも大切。5社も6社も深い商談に入ってから断るより、比較の初期段階で2~3社まで絞るほうが双方の負担が少ないよ。
宅建士が解説|住宅相談窓口と「不動産仲介」は同じではない

LIFULL HOME’S 住まいの窓口では中古一戸建てや中古マンションについても相談できます。

「住まいの窓口が物件について相談に乗ってくれるなら、不動産会社と同じなの?」

いいえ、住宅相談窓口で希望条件を整理したり不動産会社を紹介してもらったりすることと、実際の不動産取引における媒介(仲介)は分けて考える必要があります。
土地や中古住宅などの売買では、取引を担当する宅地建物取引業者から、契約前に重要事項について説明を受ける場面があります。
宅地建物取引業法第35条では、宅地建物取引業者に一定の重要事項について宅地建物取引士による説明を行わせる義務が定められています。
土地の購入なら、たとえば、
- 登記記録に記録された事項
- 都市計画法・建築基準法などによる制限
- 私道に関する負担
- 飲用水・電気・ガス・排水施設
- 契約解除や違約金などの条件
など、住宅会社選びとは別の確認事項があります。
つまり、
です。
相談窓口から紹介された会社や物件だからといって、契約書や重要事項説明を十分確認しなくていいわけではありません。
宅建士・FPならここを見る|紹介された住宅会社と契約する前のチェックポイント

住宅相談窓口は住宅会社を探すうえで便利ですが、最終的な契約先を決めるのは自分です。

私は宅建士・FP2級として、紹介された会社であっても少なくとも次の項目は確認してほしいと考えています。
| 確認項目 | 見るポイント |
|---|---|
| 総額 | 本体価格だけでなく付帯工事・外構・諸費用まで含める |
| 標準仕様 | 他社ではオプションになる設備まで比較する |
| 住宅性能 | 断熱・気密・耐震などを具体的な数値や取得条件で確認する |
| 土地 | 接道・法令制限・ハザード・インフラなどを確認する |
| 契約金 | 契約時・着工時・上棟時など支払時期と金額を確認する |
| 解約条件 | 契約解除時の費用や違約金などを確認する |
| 保証 | 初期保証・延長条件・有償メンテナンス条件まで確認する |
| 完成保証 | 会社倒産時に何がどこまで保証されるか確認する |
| 担当者 | 説明力だけでなくレスポンス・提案力・相性も確認する |

これは、当サイトにお任せください!めっちゃわかりやすくハウスメーカー比較をまとめてますから。えっへん!です。

特に見積もりは「坪単価」だけで比較しないことが重要です。
本体価格が安く見えても、付帯工事やオプションを追加すると総額が逆転するケースがあります。
住宅会社を比較するときは、できる限り「同じ条件・同じ総額ベース」で比べましょう。
LIFULL HOME’S住まいの窓口のメリット・デメリット

| メリット | デメリット・注意点 |
|---|---|
|
|
最大のメリットは、注文住宅に決め打ちせず住まいの選択肢を整理できることです。
一方で、約200社という数字は多いものの、日本全国すべての住宅会社を自由に比較できるわけではありません。
すでに気になる住宅会社がある人は、その会社が紹介可能か確認するか、自分での情報収集も併用しましょう。
→ LIFULL HOME’S 住まいの窓口で住宅予算や会社選びを無料相談してみる
スーモカウンターのメリット・デメリット

| メリット | デメリット・注意点 |
|---|---|
|
|
注文住宅を建てることがかなり固まっている人にとって、会社選び、予算整理、土地探し、講座、完成保証まで一つの流れで利用できるのは魅力です。
一方、中古戸建てや中古マンションなどまで含めて住宅購入そのものを比較したい人には、相談対象が限定されます。
スーモカウンター経由だと住宅価格が高くなる?値引きできない?

スーモカウンターについて調べると、
- スーモカウンターを通すと高くなる
- 紹介料が住宅価格に乗る
- 値引きできなくなる
といった疑問を見かけることがあります。

そんなバカな。
スーモカウンターは登録建築会社から販売促進費を受け取って運営していますが、建築会社の登録要件に、スーモカウンターから紹介された利用者も、それ以外の利用者と同じ条件で商談・契約することを定めています。

そのため公式では、同じ建築仕様であれば、スーモカウンターから紹介されたことを理由に建築金額が高くなることはないと説明しています。

ですよねー。
一方、値引きできるかどうかは住宅会社の商品や価格方針、契約時期、キャンペーンなどによって異なります。
「スーモカウンターを使えば必ず安くなる」「使うと必ず値引きできない」のどちらも一律には言えません。
最終的には、同じ仕様・同じ条件で見積書を比較して判断しましょう。
LIFULL HOME’Sとスーモカウンターを両方使うのはあり?

両方にいいところあるなら、両方使っちゃおうかなー。選ぶのしんどくなってきた。

結論からいうと、両方利用すること自体に問題はありません。
特に、
- 住宅会社選びを始めたばかり
- 紹介会社の幅を広げたい
- アドバイザーとの相性も比較したい
- まだ注文住宅にするか決まっていない
という人なら、両方を利用して違いを見る意味があります。
一方、何でも両方使えばよいわけでもありません。
相談窓口が2つになれば、その分だけ予約や相談、紹介会社との打ち合わせも増えます。
「注文住宅を建てることが決まっている」「相談したい内容も明確」という人なら、一方だけで十分なケースもあります。
タイプ別|あなたにはどっちがおすすめ?

| こんな人 | おすすめ |
|---|---|
| 何から始めるか分からない | どちらも候補 |
| 注文住宅か建売か迷っている | LIFULL HOME’S |
| 中古戸建ても検討したい | LIFULL HOME’S |
| 中古マンションも検討したい | LIFULL HOME’S |
| リノベーションも検討したい | LIFULL HOME’S |
| 注文住宅を建てると決めている | スーモカウンターも有力 |
| 店舗で対面相談したい | スーモカウンターが探しやすい |
| オンラインで相談したい | どちらも候補 |
| LINEで相談したい | LIFULL HOME’S |
| 無料講座をいろいろ比較したい | スーモカウンター |
| 完成あんしん保証を重視したい | スーモカウンター |
| 住宅会社を断るのが苦手 | どちらも候補 |
無料相談へ行く前に準備しておくといい10項目

無料相談は、事前知識がなくても利用できます。
ただし、次の内容をある程度整理しておくと相談時間を有効に使えます。
- 家族構成
- 世帯年収
- 自己資金・頭金予定額
- 現在の家賃
- 自動車ローンなど他の借入れ
- 希望エリア
- 土地を持っているか
- 希望する入居時期
- 注文住宅・建売・中古のどれを考えているか
- 絶対に譲れない条件を3つ程度
さらにFPの視点では、
- 今後の教育費
- 車の買い替え予定
- 毎月確保したい貯蓄額
- 老後資金
まで考えておくと、住宅予算を決めやすくなります。
ただ、家づくりを始めたばかりで「何も決まっていない」という状態でも相談できます。
準備リストを全部埋めてから相談しなければならないわけではありません。
よくある質問

Q.LIFULL HOME’S住まいの窓口とスーモカウンターは本当に無料ですか?
はい。どちらも基本的な相談サービスは無料です。
LIFULL HOME’S 住まいの窓口は建築会社・不動産会社からの紹介料、スーモカウンターは登録建築会社からの販売促進費によって運営されています。
Q.無料相談すると住宅会社と契約しないといけませんか?
いいえ。
相談や紹介を受けたからといって契約する義務はありません。合わない会社は候補から外せますし、両サービスとも断りをサポートする仕組みがあります。
Q.まだ土地を持っていなくても相談できますか?
相談できます。
注文住宅では、土地と建物を別々に考えるのではなく、総予算のなかで土地費用と建築費用を配分することが重要です。
Q.オンラインだけでも相談できますか?
はい。2026年現在、LIFULL HOME’S 住まいの窓口、スーモカウンターとも自宅から相談できるサービスを用意しています。
Q.LIFULL HOME’S住まいの窓口では中古マンションも店舗で相談できますか?
中古マンションについても住まいの窓口で相談できますが、現在の公式案内では中古マンション購入やリフォーム・リノベーションはオンライン相談を利用します。
店舗は一戸建ての建築・購入を検討している人向けです。
Q.紹介された住宅会社なら安心ですか?
それぞれのサービスに紹介会社の審査や登録基準がありますが、紹介されたという理由だけで契約内容、住宅性能、経営状態、保証内容などの確認が不要になるわけではありません。
契約前には見積もり、契約条件、住宅性能、保証などを自分でも確認してください。
Q.相談だけして住宅展示場へ行ってもいいですか?
もちろん問題ありません。
むしろ住宅相談窓口で自分の予算や比較ポイントを整理してから住宅展示場へ行くと、各住宅会社の営業担当者から説明を受けたときに比較しやすくなります。
Q.スーモカウンターを通すと住宅価格が高くなりますか?
スーモカウンター公式では、登録建築会社から販売促進費を受け取って運営しており、利用したことを理由として同じ建築仕様の住宅価格が高くなる仕組みではないと説明しています。
Q.スーモカウンターでは誰でもFPに無料相談できますか?
FP紹介・個別相談は無料ですが、スーモカウンターのサービス利用後の人が対象で、限定エリアで提供されているサービスです。
Q.どちらのアドバイザーのほうが優秀ですか?
担当者個人の知識、経験、説明方法、相性があるため、一律に優劣を付けることはできません。
質問に具体的に答えてくれるか、希望を押し付けず整理してくれるか、メリットだけでなく注意点も説明してくれるかを確認しましょう。
Q.結局どちらを使えばいいですか?
住宅の種類そのものから迷っているならLIFULL HOME’S 住まいの窓口、注文住宅を建てたいという方向性が固まっているならスーモカウンターが有力です。
まだ候補を広く探したい段階なら、両方を利用して提案内容や担当者との相性を比較する方法もあります。
まとめ|「どっちが上?」ではなく自分の検討段階で選ぼう

LIFULL HOME’S 住まいの窓口とスーモカウンターは、どちらも住宅購入・家づくり初心者にとって便利な無料相談サービスです。
しかし、得意分野は同じではありません。
| LIFULL HOME’S 住まいの窓口 | スーモカウンター |
|---|---|
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私なら、まだ注文住宅にするか建売・中古住宅にするかも決まっていない段階なら、最初はLIFULL HOME’S 住まいの窓口を候補にします。
住宅購入で意外と怖いのは、「注文住宅を建てる」と最初に決めてしまい、自分たちには別の選択肢のほうが合っていたことに後から気付くケースです。
まず住宅予算と希望条件を整理し、注文住宅、建売住宅、中古住宅などを比較する。
その結果、
「やっぱり土地を買って注文住宅を建てたい」
となったなら、スーモカウンターを含めて注文住宅に強いサービスや住宅会社を比較していけばいいでしょう。

無料相談って「住宅会社を紹介してもらう場所」だと思っていたけど、その前に自分の考えを整理するために使ってもいいんですね。

むしろそこに価値があると思うよ。住宅会社を紹介してもらうことより、「なぜその会社を選ぶのか」を自分で説明できる状態になってから契約することのほうが大切だからね。
住宅は人生でも特に大きな買い物です。
無料相談窓口を「おすすめされた会社から選ぶ場所」と考えるのではなく、「自分たちの住宅選びの基準を作る場所」として上手に活用してください。


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