※情報は2023年(令和5年)公式サイト等からの情報です。最新情報や詳細は公式サイト等でご確認ください。
古河林業をプロが口コミ評価
まずは「日本一わかりやすい注文住宅の選び方がわかる本(2020-2021) (100%ムックシリーズ)」という本での「古河林業」のプロ評価(5段階)を紹介します。
古河林業のプロ評価 | |
施工精度 | 3/5 |
設計の自由度 | 3/5 |
営業スタッフ | 3/5 |
コスパ満足度 | 3/5 |
アフターサポート | 2/5 |

- 秋田・宮城・三重に自社林を保有し、高品質な国産木材管理・低価格化にこだわりを持つ
- 一般的な木材住宅の1.5倍の木材を使用する頑丈な建築
- 最多価格帯は70万円台だが、標準仕様は40万円台
古河林業|プロの口コミ・評判
- 営業スタッフの真摯な対応が良い
- 設計・デザイン力はやや弱い印象なので、施主自ら要望や提案をできるなら○

それでは次の項目から、より具体的な特徴や実際に建てた方の口コミ・評判をチェックしていきましょう。
古河林業の評判・口コミ
古河林業で家を建てた方たちの評判・口コミを抜粋します。ただ、ネット上の評判・口コミはクレーム系のものが多いです。ですから参考程度にご覧頂ければとおもいます。
- 価格なら工務店。ちょっとお金を出せば純国産材でいける古河は魅力を感じました
- 断熱と機密については、心配ないと思います。 冬も今の蒸し暑い時期も外の温度差に驚いてしまうぐらい
- 建築中ですが、ベテランの大工さんが一人で黙々と作業していました。雨じまいもしっかししてくれていて安心しました
- 断熱材は出来る限り厚くしてもらいましたが(UA値0.40位です)
- 要望を伝えればたいていのことは盛り込んでくれるし、一つ一つの部材の見積もりを提示してくれるので、金額をみて取捨選択しやすい
- 大黒柱ツアーは絶対いくべきですね。大変感動しますし、切り倒した木は、柱以外にも 様々な用途に切り分けてくれます。ベンチとか、クリスマスツリーとか。
- 外壁材もキッチンなどの設備もサッシも断熱材も、最初の提案はありますがすべて自由にアップグレードでき、まさに完全自由設計です。寒ければ窓をペアガラスにしたり床暖房を入れたり。
- 新築祝いに来てくれた人たちが、みな口を揃えて「いい匂い。新築の香りだー」とうっとりしていきます。私自身もついつい深呼吸をしてしまいます。
- インテリアコーディネートや外観デザインなどは、ある程度素材や写真を準備しておいて打ち合わせに挑むといいです。いざ打ち合わせでゼロから決めようとすると迷走します
- 設備決めも自由度が高くて◎。私は営業さんと一緒に新宿のショールームに行ってTOTO、LIXIL、YKKAPからメーカー、グレード等を自由に選択できました
古河林業の平均坪単価・価格
古河林業は、完全自由設計なので価格、平均坪単価は家によって全く違います。
こちらをご利用ください↓
すべてに国産の木材を使用していることや、耐震等級や省エネ等級を最高等級標準仕様にしていますから、いわゆるローコスト住宅よりは高くなります。
とはいえ強みは完全自由設計です。予算を先に申し出ておけば、値引きやコストを抑えるための様々な提案をしてもらえるのも嬉しいポイントです。
参考までに、実際に建てた方の情報です↓
- 延べ床面積約115㎡で、本体価格は、おおよそ2,100万円程度(照明・空調・外溝工事やオプションなど含んだ価格)でした
- 建坪38で総二階・標準仕様で65万円
- 坪単価40万円まで間取りなどを工夫してもらいました
→3000万円の注文住宅の資金計画をシミュレーションしてみた
また、よくハウスメーカー毎の坪単価ランキングなどを見かけますが、同じハウスメーカーにも「ローコスト」「ZEH(ゼッチ)住宅」「平屋」など様々な商品を扱っており、価格帯もさまざま。
「気になるけど、ここは高いから」と、簡単に諦めずに相談してみましょう。
他のハウスメーカーをチェック古河林業のCM動画
古河林業のCM動画を探してみましたが見当たりませんでした。
ハウスメーカーの収益の多くは「家を売る」ことで得ています。CMや宣伝広告はそこから得た利益でまかなっています。
つまり、CMがないということは、宣伝広告費にあまりお金をかけていない=顧客の負担が少ないと受け取ることも可能です。
古河林業の展示場・モデルハウス・キャンペーン
※イメージは古河林業公式サイトより
ハウスメーカーをある程度決めたら、展示場やモデルハウスには必ず足を運びましょう。現地で体感することで分かることもありますし、その後の間取り打ち合わせやインテリアのヒントをもらえます。
→【モデルハウス見学の注意点】失敗しない為のチェックポイント20項目
古河林業の工法・構造
古河林業の建築工法は「木造軸組工法」です。
木造軸組工法
木造軸組工法は、柱や梁などを木材を組み合わせて筋かいを作る、古来よりある伝統工法です。住宅建築では最も多い材質で、強度の割に軽く、調湿作用もあります。
他の素材に比べて安価である上に、選ぶ木材によっても価格が違います。
木造の種類には、
- 木造軸組工法
- 木質パネル工法
の2種類と、後ほど紹介する2×4工法があります。
木造の種類と特徴 | |
工法の種類 | 特徴 |
木造軸組工法 |
|
木質パネル工法 |
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モノコック工法
古河林業では、
- 構造材すべてに国産材を使用。柱・梁・土台には4寸の木材を使用
- 通常の2倍の太さの筋交い(45㎜×105㎜)と国産カラマツ・秋田杉の国産構造用パネルを併用する「モノコック構造」を採用
- 柱・梁・土台を構造用合板で一体化し、強靱な6面体箱形を構成
- 横架材を格子状にくみ上げ、その上に厚さ24㎜の国産構造用合板を、緊結した、横揺れに強い「スーパー格子床構造」
- 高耐震ベタ基礎を標準仕様
- 自社プレカット工場があり、品質が安定
- 最終仕上げでは熟練職人による手刻みもおこなう
- 施工は専属大工が施工をおこなう
などの特徴で強固な家の建築を可能にしています。
→【工法の種類と特徴】木造・鉄筋コンクリート・2×4工法・鉄骨造
古河林業の耐震等級
古河林業の耐震等級は最高等級の「3」です。
耐震等級比較表 | |
耐震等級1 | 建築基準法(法律)にて定められている、最低限の耐震性能。・阪震度6強~7の地震でも、即倒壊はしないレベル。ただし、大規模修繕や建て替えとなる可能性がある。 |
耐震等級2 | 等級1の1.25倍の耐震性能。震度6強~7の地震でも、一定の補修程度で住み続けられるレベル。学校・避難所など公共建築物に多い。 |
耐震等級3 | 等級1の1.5倍の耐震性能。震度6強~7の地震でも、軽い補修程度で住み続けられるレベル。消防署・警察署などに多い。 |
最近は耐震等級3というハウスメーカーが増えました。確かに頑丈なほど安心ではありますが、その分だけコストがかかっていることを忘れずに。「一般的な住宅に耐震等級3は過剰では?」と指摘する専門家もいますので費用面と相談しましょう。
古河林業では木造軸組工法にさまざまな技術を集結させることで、耐震等級最高の3を実現した家が標準仕様です。
また、耐震だけでなく「制震」「免震」などの技術を採用しているハウスメーカーも増えましたので併せてチェックしましょう。
→【比較|耐震・制震・免震】地震対策はマイホーム購入前にチェック!
古河林業の断熱性能・省エネルギー対策等級
省エネルギー対策等級は「住宅性能表示制度」の評価分野のひとつで、省エネルギー対策等級が高ければ、それだけ建物の断熱性が上がります。住宅の断熱性能やエネルギー効率など「熱損失係数(Q値)」「夏期日射取得係数(μ値)」「結露防止対策」を審査し、等級で評価します。
古河林業では、最高ランクとなる省エネルギー対策等級4を取得しています。
→グラスウール、ロックウール、セルローズファイバーなど断熱材を比較する
古河林業の保証期間・アフターサービス
地盤が緩んで家が傾いてしまったり、シロアリ被害にあってしまったり、マイホームは購入後の保証が大切です。
- 引渡し後30年まで無料定期点検
- 構造躯体に対し初期保証10年
- 必要メンテナンス実施で最長60年保証
などを保証しています。
ただし、ここでの保証・アフターサービスはあくまでそのハウスメーカーが存続していればという大前提を忘れないように比較しましょう。
古河林業の特徴
ここまで紹介しきれていない古河林業のマイホーム・注文住宅の特徴をまとめます。
- 長期優良住宅が標準使用
- 「ZEHビルダー公募」の登録事業者(B登録・北海道を除く都府県)
- 自社一貫システムで、下請けや孫請けなど中間マージンをカット
- 140年の歴史ある会社
- ゼロから始める完全自由設計
- 自然素材や無垢材をふんだんに取り入れる
- 設計は、自社設計士が施主の要望を受けながら実施
- 「設計住宅性能評価書」「建設住宅性能評価書」を全棟で取得
- 大黒柱ツアーでは、なんと我が家の大黒柱を実際の森に行ってプロとともに選択、実際に木を切るところまでやります
古河林業の商品ラインアップ
一般的なハウスメーカーには、ある程度の規格や仕様、テーマがあるため商品ラインアップというものがあるですが、古河林業は完全自由設計なので、そう言ったものはありませんでした。
古河林業に平屋はある?
老後の生活のことを考えて、最近はあえて平屋にする方が増えていますので、商品ラインアップにあるかも調べました。
しかし、やはり古河林業では「完全自由設計」なので、平屋建てを依頼することも3階建てにすることも可能です。
古河林業の会社概要
※イメージは古河林業公式サイトより
まずは「古河林業」の会社概要から確認していきましょう。
の会社概要 | |
会社名 | 古河林業株式会社 |
本社住所 | 東京都千代田区丸の内2-2-3丸の内仲通りビルディング |
創業・設立 | 明治8年(1875年) |
店舗数 | 17店舗 |
販売戸数・実績 | 年間約300棟 |
施工エリア | 関東を中心。宮城県、三重県 |
公式サイト | https://www.furukawa-ringyo.co.jp/ |
問い合わせ | https://www.furukawa-ringyo.co.jp/ otoiawase.html |
- 「創業」から歴史が長いほど、家を建てた後の保証にも安心感があります。
- 建築予定の土地が「施工エリア」内かをチェックしましょう。
- 「販売戸数の実績」はどれだけ多くのお客様に選ばれているか、会社の規模などの参考にしてください。
- ハウスメーカーの転職・採用は「
doda」
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