「失敗しないマイホーム購入には情報収集が大事」とは言いますが、計画を始めたばかりの頃は何から手をつけたら良いのかわからないものです。
危険なのは、何も知識がないままふらっとどこかのハウスメーカーに行ってしまうことです。
「人の良さそうな営業さんが出てきて、そのハウスメーカーの良いところを教えられ安心し、気づけば一週間後には車に同乗して土地を探しちゃっている」かもしれません。
これは冗談ではなく、本当にそうやって家を購入し、後悔したという口コミはネット上に多数存在します。
確かにマイホーム購入には「勢い」や「思い切り」も必要なのですが、とても大きな買い物ですから、面倒でも「情報収集」は必ずしましょう。
今回はマイホームに関わる情報収集の仕方を紹介していきます。
- マイホーム情報収集の方法
- おすすめのマイホーム情報収集方法は?
- 【雑誌・書籍】マイホーム情報収集
- 【インテリア雑誌】マイホーム情報収集
- 【フリーペーパー】マイホーム情報収集
- 【住宅会社公式サイト】マイホーム情報収集
- 【住宅会社比較サイト】マイホーム情報収集
- 【不動産広告・折り込みチラシ】マイホーム情報収集
- 【モデルハウス・モデルルーム】マイホーム情報収集
- 【現場見学会】マイホーム情報収集
- 【建築会社・ハウスメーカー店舗】マイホーム情報収集
- 【住まい相談窓口】マイホーム情報収集
- 【カタログ・資料請求】マイホーム情報収集
- 【各会社の評判・口コミ】マイホーム情報収集
- 【個人ブログ】マイホーム情報収集
- 【Instagram】マイホーム情報集
- 【親戚・知人・友人】マイホーム情報収集
- 【街を探索】マイホーム情報収集
- まとめ|おすすめのマイホーム情報収集方法
マイホーム情報収集の方法
情報過多の時代です。マイホームに関わる情報収集の方法は
- 雑誌・書籍
- インテリア誌
- フリーペーパー
- 住宅会社公式サイト
- 住宅会社比較サイト
- 不動産広告・折り込みチラシ
- モデルハウス・モデルルーム
- 現場見学会
- 建築会社・ハウスメーカー店舗
- 住まい相談窓口
- カタログ・資料請求
- 各会社の評判・口コミ
- 個人ブログ
- 親戚・知人・友人
- 街を探索
など、とにかくたくさんあるのです。そしてそれぞれにメリットやデメリット、特長があるので、しっかりとポイントを押さえ自分にあった方法で探していくのが良いでしょう。
おすすめのマイホーム情報収集方法は?
先に私なりの結論を申し上げますと、おすすめする情報収集方法は3ステップで、
- 「書籍・雑誌」で基礎知識をつける
- 「カタログ一括請求」で比較検討、絞り込み
- 「モデルハウス見学」で営業さんに怒涛の質問
です。
一番信頼できるのはやはりお金を出して本屋で買う「書籍」です。これから大きな買い物をするのですから、ネットに溢れている誰が書いたのかすら分からない情報だけを信用するのはハイリスクです。
まずは確かな情報でマイホーム購入に関するおおまかな知識をつけましょう。こうしておくことで、人の良さそうな営業さんに流されない知識や耐性をつけておきます。
そしてある程度、知識や目星がついたら各メーカーの「カタログを一括請求」します。各メーカーの公式サイトから請求したり、一括請求できる雑誌やサイトもありますので活用しましょう。おすすめはタウンライフ家づくりです。(→マンションはこちら)
そして、最終的に絞り込んだ数社の「モデルハウス」を全て見に行く、という流れが、一番効率よく、効果的なマイホーム購入の流れと言えます。
さて、私のおすすめはここまでにして、ここからは1つずつ情報収集の方法と特長を簡潔に紹介していきます。
【雑誌・書籍】マイホーム情報収集
- 信頼性が高い
- 情報が詳しい
- お金がかかる
- 広告に注意
手に入れやすく、ここまで信頼のある情報を得られるというのは雑誌・書籍の最大のメリットでしょう。
出版社も専門家に取材をしたり、アンケートを集計したり、責任をもってリサーチして書籍化していますので豊富で安心できる正確な情報が得られます。
デメリットを挙げるならば、本を買うにはお金がかかるということです。「インターネット上には無料で閲覧できる情報が多数ある中、わざわざお金を出すのもなぁ」という声もあるかと思いますが、これから数千万円の大きな買い物をするのですから、ケチらずに情報収集に活用しましょう。
値段は1000円前後のものもありますが、SUUMO(スーモ)などから出版されているものは500円前後でかなり分厚い雑誌が売っていますので手に入れやすいです。
また、雑誌には広告などが自然にページに溶け込んでいることがありますので、特定の1社ばかりをやたらべた褒めするような記事は注意が必要です。
【インテリア雑誌】マイホーム情報収集
- デザインからイメージが湧く
- 間取りやインテリアの打ち合わせの時に活用できる
- 気に入っても施工会社かわからない場合もある
- お金がかかる
インテリア雑誌は、実はマイホーム購入初期に一読しておくと非常に効果が高いです。
各ハウスメーカーそれぞれが工法や技術で差別化を図っていますが、じつはデザインもかなり差が出る部分です。
注文住宅ならばある程度自分好みに壁紙や外壁でイメージを変えられますが、「テイストそのものを北欧風にしたい」などと依頼をすると、別料金になったり、そもそもその会社にはできないという事もあるのです。
インテリア雑誌を見ることで、自分たち好みの内装や外観のイメージが膨らんでくるものです。あとあと複数社の資料請求をしたときに、メーカーの絞り込みの際にも役立ちます。
また、マイホーム購入計画が進み、間取り決めや内装イメージを決めていく段階で、担当者の方にその雑誌を見せると、よりイメージ通りの失敗しないマイホームに近づきます。
【フリーペーパー】マイホーム情報収集
- 無料で手に入る
- 駅・コンビニで簡単に手に入る
- その地域の物件情報が得られる
- 情報が古い場合もある
コンビニや駅、スーパーなどで無料で手に入る上に、そのエリア・地域の物件情報が掲載されているので、書籍などよりもより生活に密着した情報が得られるのがフリーペーパーの魅力です。
無料なので文句は言えませんが、出版するまでに時間がかかっているので「すでにその物件がない」など情報が古い場合もありますので注意です。
また、マイホーム購入に関するコラムやトピックス、エリアごとの土地の価格や坪単価も興味深く、チェックしておくとあとあと役に立ちます。
【住宅会社公式サイト】マイホーム情報収集
- 無料で利用出来る
- 良いことやメリットの情報ばかりが書いてある
- 具体的な金額はわからない
- カタログ・資料請求できる
ハウスメーカーや建築会社、住宅会社の公式サイトも無料で活用できて便利です。
ある程度好みのハウスメーカー・工務店・設計事務所が絞り込めたら、公式サイトを見比べていくのも良いでしょう。
しかし、住宅会社に限らず公式サイトというのは不利なことは書きません。例えば耐震等級はレベル3が最高ですが、耐震等級1の会社はそれには触れず、「実験でこれだけの地震にこれだけ耐えられた」などという数値以外の部分を打ち出す方法でメリット感を出してきたりします。
「ものは言いよう」の戦法に惑わされず、メモを取りながらチェックするとよいでしょう。
【住宅会社比較サイト】マイホーム情報収集
- 無料で利用出来る
- 何を持って比較しているのかを知る必要がある
- デタラメな情報もある
- 更新頻度により古い情報の場合もある
- 上辺だけの情報が多い
無料で利用出来る住宅会社比較サイトも、参考にする分には非常に便利です。
ただ、これらのサイトは信憑性や根拠のあるものから、素人が適当に書いたものまでありピンキリなので、利用する側にも相応の知識がないと危険です。
また、その記事の更新が数年前で止まっている場合は、耐震等級や遮音性、省エネ等級なども更新されていませんから、その時点でそのサイトはあまり信用しないほうが良いでしょう。
【不動産広告・折り込みチラシ】マイホーム情報収集
- 良いこと、メリット情報が多い
- 知識がないと重要なポイントを見逃す
- クーポンをもらえることも多い
無料で、かつ地域情報が満載の不動産広告や、郵便ポストに入ってくる折り込みチラシも、良い情報収集源なのです。
同時に、エリアや地域の坪単価や価格の相場がわかります。
ただ、マンションや建売物件、土地の広告は、大切なことに限って小さく難しい言葉で書いてあるので注意をしましょう。
【モデルハウス・モデルルーム】マイホーム情報収集
- メーカーの強みがわかる
- 担当者に強みや特長を直接質問できる
- デザイン性のチェックもできる
- 具体的な暮らしのイメージができる
- 温かさや風の通り、明るさなど暮らしの体感ができる
- モデルなので、その会社の機能がオプション品までフル装備
- キャンペーンでプレゼントがもらえる
- あとあと、営業の電話が来る場合もある
依頼先を数社に絞る段階まできたら、モデルハウスやモデルルームは、少なくとも数箇所、数社は見に行きましょう。
実際に足を運ぶことで、生活のイメージが湧いたり、デザインや間取りのヒントを得ることができます。
また、断熱性能や遮音性能、部屋の明るさや天井の高さは体感するのが一番です。
そのメーカーの強みに関しても、担当者さんにガンガン質問しましょう。
【現場見学会】マイホーム情報収集
- メーカーの工法や技術的な強みがわかる
- 建築工程の様子をみることができるので、構造や技術への知識を深めることができる
- 担当者に直接質問できる
現場見学会には基礎工事や、工事の途中段階や完成後など、さまざまな段階のものがあります。
マイホーム検討当初は、デザインや性能、価格にばかり目が行きがちですが、あとあと耐震構造や断熱構造などが心配になってくるものです。
いつもは壁の中や床の下にあるものを調べるチャンスですので、ぜひ行って写真などを残しておきましょう。
【建築会社・ハウスメーカー店舗】マイホーム情報収集
- カタログなどを用いてメーカーのことをより詳しく聞ける
- 内観・外観イメージや外壁などの建材に触れることができる
- 担当者に詳しく質問できる
- 来店プレゼントをもらえることがある
ある程度マイホーム購入の知識がつき、資料やカタログで住宅メーカーを絞ったら、いよいよお気に入りのハウスメーカーの店舗に向かいましょう。
ここではカタログを用いた具体的な強みや特長を聞けるだけでなく、展示場併設店舗であれば、外観や内装、建材や断熱材まで実際に見たり触ったり体験したりできます。
また、知識がまったくない状態で行くよりも理解度が高まり、もっと具体的な質問をできるはずです。
少なくとも、営業さんの人の良さに押されて、他のメーカーを見もせずに契約なんて失敗はしないはずです。
【住まい相談窓口】マイホーム情報収集
- 平等な目線で自分にふさわしい建築会社を紹介してもらえる
- プロなので情報に信頼性があり、わかりやすく詳しい
- 無料で利用出来る
- 資金相談もできる
- 気に入らなかった会社には代理で断りを入れてくれる
SUUMO(スーモ)のスーモカウンターなどが有名ですが、住まい相談窓口を活用するのも良い手です。
ある程度この会社にしようかな?と決まっている方も、まったく決まらない方も、自分の持っているマイホームのイメージを相談することで、おすすめのハウスメーカーなどを紹介してもらえます。
どこかのメーカーだけをごり押しすることがないので、ネット上の不確かな比較サイトや、メーカー公式サイトだけでは判断できないことまで総合的にみてくれますので便利で安心です。
【カタログ・資料請求】マイホーム情報収集
- 会社やモデルハウスをめぐる手間を省ける
- 空いた時間でチェックができる
- 各メーカー強みやメリット情報がほとんど
- 比較検討しやすい
- 情報に信憑性・信頼性がある
時間もコストもかけずに、信頼できる情報をまとめて収集できるのは、カタログや資料請求の最大のメリットです。
デザイン性、耐震性能、断熱性能、ZEH仕様や、無料で付いてくる設備、メーカーの強みや特長を網羅しており、気に入った数社から一括請求し、比較しながらチェックしていくのが便利な使い方です。
一冊1000円〜2000円とも言われるカタログは、情報も写真も満載です。これがタダなのですから貰わない手はありません。
各メーカーの公式サイトから請求したり、一括請求できる雑誌やサイトもありますので活用しましょう。おすすめはタウンライフ家づくりです。(→マンションはこちら)
【各会社の評判・口コミ】マイホーム情報収集
- 無料で利用出来る
- ほとんどが愚痴や悪口の情報
- 信憑性がない
ネットで「各住宅メーカー名」「評判」と入力すると、そのメーカーの口コミや評判をまとめたサイトや掲示板が出てきます。
ただ、どのメーカーも多くの愚痴や悪口がほとんどで、顔も名前も出していませんから好き放題かかれています。「本当にこのメーカーで家を建てた人」なのか「ライバル会社の営業さん」なのか、信頼性も疑問ではありますが中には参考になる情報もあり、使い方によっては活用する価値があるでしょう。
建築会社を決めた後にチェックするのは、不安になるだけなのでおすすめしません。
【個人ブログ】マイホーム情報収集
- ブログの質によるが、素人なので信頼性は低い
- 古い情報の場合もある
- リアルな口コミ・評判がわかる
評判などの掲示板は名前も顔も出さずに好き放題書かれていますが、個人ブログになると、名前や顔を出している分だけ信頼性はあがります。
ただ、うろ覚えで書いていたり、法律や専門的な話になると急に内容が薄っぺらになったり、自分に都合の悪いことは書かずにメーカーを評価していたりするものもあるので、限りなくリアルに近い口コミ・評判ですがほどほどに参考にする程度の情報と割り切りましょう。
【Instagram】マイホーム情報集
- 同じハウスメーカーで建てた人をタグで検索できる
- どんな施工ができるのかチェックできる
- インテリアなどが参考になる
Instagram(インスタグラム)は、ハウスメーカーをハッシュタグ検索することで、このメーカーではどんなデザイン、どんな施工ができるのかを調べてられて便利です。同じメーカーでマイホームを建てた人と仲良くなることも。
また、テイストがある程度決まってきたら、家具などインテリアなどを参考にすることもできるので上手に活用すれば」かなり有力な情報を収集できます。
【親戚・知人・友人】マイホーム情報収集
- リアルな口コミ・評判がわかる
- 信頼性は比較的高い
- アドバイスされた通りにしないと気まずい
ネットの口コミは信頼度が高くありませんが、親戚や知人、友人の評判は比較的信頼度が上がります。
ただ、あくまで個人の感想レベルの情報と割り切りも必要です。
どの会社で建てた、どうしてそこにした、どんなところでつまずいた、失敗したのか、などをどんどん聞きましょう。
運が良ければ知り合いに住宅メーカーの人がいて、割引やサービスをしてもらえるかもしれません。
【街を探索】マイホーム情報収集
- 外観やエクステリアが参考になる
- 売地や物件が意外にある
- 日当たりや治安を知ることができる
土地探しの基本ですが、その街をぶらぶら探索することも大切な情報収集です。探してみると意外にも世の中には土地や売り物件が溢れています。
また、日当たりや治安など、現場でしかわからない情報も得られるので散歩がてら街を探索すると良いでしょう。
まとめ|おすすめのマイホーム情報収集方法
最後にもう一度改めて、私がおすすめするマイホーム情報収集方法は、
- 「書籍・雑誌」で基礎知識をつける
- 「カタログ一括請求」で比較検討、絞り込み
- 「モデルハウス見学」で営業さんに怒涛の質問
です。
カタログ一括請求のおすすめはタウンライフ家づくりです。(→マンションはこちら)
間取りプランから資金計画のシミュレーションまでしてくれるので「自分の理想のマイホームは一体いくらなのか」が具体的にメーカーごとに比較できて便利です。
ぜひ参考にしてみてください。
それでは。
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