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オール電化で後悔する6つの原因|電気代・エコキュート・太陽光で失敗しない選び方

「オール電化にすると光熱費が安くなる」と聞く一方で、調べてみると「オール電化はやめとけ」「電気代が高くて後悔した」といった意見も見つかります。

では、オール電化にすると本当に後悔しやすいのでしょうか。

結論からいうと、オール電化そのものが失敗なのではありません。電気料金プランやエコキュートの容量、太陽光発電との組み合わせなどを十分に考えずに導入すると、後悔につながりやすくなります。

特に今は、「夜間の安い電気でお湯を沸かせばオール電化はお得」とだけ考えるのはおすすめできません。太陽光発電がある家では、昼間に発電した電気を給湯へ回す方法もあるからです。

この記事では、オール電化の一般的なメリット・デメリットを繰り返すのではなく、導入後に「こんなはずじゃなかった」となりやすいポイントと、その防ぎ方に絞って解説します。

  1. 「オール電化はやめとけ」と言われるのはなぜ?
  2. 後悔① オール電化にしたのに電気代が安くならない
    1. 「夜なら電気が安い」と一括りにはできない
    2. 太陽光がある家では「昼間にお湯をつくる」という方法もある
  3. 後悔② エコキュートを家族人数だけで選んでしまう
    1. 「4人家族だからこの容量」で決めない
    2. 2階・3階で使うなら水圧も確認する
    3. エコキュートは「どこに置くか」も重要
  4. 後悔③ 停電したときの使い方を勘違いしていた
    1. エコキュートはタンクのお湯を利用できる場合がある
    2. 太陽光があっても家中の電気を自由に使えるとは限らない
  5. 後悔④ ガスをなくしてから「やっぱり使いたい」と気付く
  6. 後悔⑤ 太陽光・蓄電池・V2Hを全部付けて予算オーバー
  7. FP視点|光熱費が下がるから住宅予算を増やしていいわけではない
  8. 2026年は対象エコキュートに国の補助制度がある
  9. 後悔⑥ 本体価格だけで施工会社を決めてしまう
    1. 太陽光・蓄電池・エコキュートの費用をまとめて確認したいなら
  10. 宅建士視点|太陽光を載せるなら「誰がどこを保証するか」まで確認する
  11. オール電化で後悔しないための最終チェックリスト
  12. よくある質問
    1. オール電化にすると必ず光熱費は安くなりますか?
    2. オール電化なら太陽光発電は付けた方がいいですか?
    3. オール電化なら蓄電池も付けるべきですか?
    4. 停電するとエコキュートのお湯は使えませんか?
    5. 新築時に太陽光・蓄電池・V2Hをまとめて付けるべきですか?
  13. まとめ|オール電化で後悔しない人は「何を付けないか」も考えている

「オール電化はやめとけ」と言われるのはなぜ?

オール電化が「やめとけ」と言われる主な理由は、電気代、停電、エコキュート、IHなどにそれぞれ向き・不向きがあるためです。

ただし、これらの多くはオール電化そのものの欠点というより、自分の暮らしとの相性を確認せずに導入したときに表面化しやすい問題です。

後悔につながりやすいポイントを整理すると、次の6つがあります。

後悔しやすい原因 導入前に確認したいこと
思ったほど電気代が安くならない 電気使用量・料金プラン・使用時間帯
エコキュートが暮らしに合わない 容量・水圧・設置場所
停電対策を誤解している 自立運転・蓄電池・V2H・給湯器の仕様
ガスをなくしてから困る 調理・乾燥機・暖房など使いたいガス設備
太陽光や蓄電池を付けすぎる 各設備の目的・費用対効果
価格だけで施工会社を決める 工事範囲・保証・追加費用・アフター対応

後悔① オール電化にしたのに電気代が安くならない

オール電化にすればガス契約がなくなるため、ガスの基本料金は不要になります。

しかし、今までガスでまかなっていた給湯や調理も電気になるので、当然ながら電気使用量は増えます。

そこで見るべきなのは、「電気を何kWh使うか」だけではありません。

何時に、いくらの単価で電気を買うのかまで確認する必要があります。

「夜なら電気が安い」と一括りにはできない

時間帯によって料金単価が変わるオール電化向けプランはありますが、安くなる時間帯や料金体系は電力会社によって異なります。

例えば、東京電力エナジーパートナーの「スマートライフS・L」では、2026年9月確認時点で午前1時~午前6時の電力量料金が27.86円/kWh、午前6時~翌午前1時が35.76円/kWhです。

※実際の請求額には燃料費調整額や再生可能エネルギー発電促進賦課金なども関係します。料金プランや単価は変更される可能性があるため、契約時点の条件を確認してください。

つまり、「エコキュートは夜に動かせば安い」と覚えるのではなく、自分が契約する料金プランの単価と沸き上げ時間をセットで見ることが大切です。

太陽光がある家では「昼間にお湯をつくる」という方法もある

ここは、最近のオール電化を考えるうえで特に知っておきたいところです。

従来は、料金が比較的安い夜間にエコキュートでお湯をつくり、タンクへ貯める使い方が一般的でした。

一方、太陽光発電がある家では、昼間に余った発電電力を使ってお湯をつくることもできます。

「給湯省エネ2026事業」でも、翌日の天気予報や日射量予報と連動して昼間へ沸き上げをシフトできる機種や、太陽光の余剰電力を活用する「おひさまエコキュート」が対象になっています。

  • 太陽光なし:料金単価が低い時間帯をうまく利用する
  • 太陽光あり:発電した電気をできるだけ自宅で使う

同じオール電化でも、電気の使い方は同じではありません。

HOMEくん
HOMEくん
「共働きで昼間は家にいないからオール電化向き」とだけ考えるのも、今は少し違うんですね。
先生
先生
はい。太陽光があれば、留守中でも発電した電気をエコキュートへ回せます。「いつ家にいるか」だけでなく、「いつ発電して、何に使うか」で考えるのがポイントです。

後悔② エコキュートを家族人数だけで選んでしまう

オール電化で後悔しないためには、IH以上にエコキュート選びが重要です。

エコキュートは、あらかじめつくったお湯をタンクへ貯めて使う仕組みです。そのため、タンク容量が暮らしに合っていないと「思ったより不便」という不満につながります。

「4人家族だからこの容量」で決めない

メーカーには家族人数ごとの容量目安がありますが、同じ4人家族でも使うお湯の量はかなり違います。

例えば、次のような家庭はお湯の使用量が多くなりやすいでしょう。

  • 家族全員がシャワーを長く使う
  • 朝と夜の両方でシャワーを使う
  • 入浴時間が家族で大きくずれる
  • 来客や帰省で人数が増えることが多い
  • 今後、子どもの成長によって使用量が増えそう

人数だけを見て小さめの容量にすると、追加で沸き上げる機会が増えたり、使い方によっては湯切れを気にしたりすることになります。

逆に、「大きければ安心」と必要以上の容量を選べばよいわけでもありません。

家族人数は入口にして、実際のお湯の使い方まで施工会社へ伝えて容量を決めるのがおすすめです。

2階・3階で使うなら水圧も確認する

「エコキュートは水圧が弱い」といわれることがありますが、高圧タイプなどもあり、使用感は機種によって変わります。

特に、

  • 2階・3階に浴室やシャワーがある
  • キッチンと浴室で同時にお湯を使うことが多い
  • シャワーの勢いを重視する

という家庭では、価格や容量だけでなく給湯圧も比較しておきたいところです。

エコキュートは「どこに置くか」も重要

エコキュートには貯湯タンクとヒートポンプユニットを設置するスペースが必要です。

さらにヒートポンプユニットは運転音を発生させるため、置ければどこでもよいわけではありません。

日本冷凍空調工業会では、自宅や隣家の間取りに配慮し、寝室のそばを避けることや、音が隣家へ直接届きやすい場所を避けることを推奨しています。

新築なら、建物が完成してから置き場所を考えるのではなく、間取りを決める段階でエコキュートの位置まで確認しておくと安心です。

後悔③ 停電したときの使い方を勘違いしていた

オール電化は生活に使うエネルギーを電気へ集約するため、停電への備えは考えておきたいところです。

ただし、ここでは2つの極端な説明に注意してください。

  • 「オール電化は停電すると何もできない」
  • 「太陽光があれば停電しても普段どおり暮らせる」

どちらも設備の仕様を無視した説明です。

エコキュートはタンクのお湯を利用できる場合がある

停電中はエコキュートの新たな沸き上げや自動湯はりなどができなくなります。

一方で、タンクにお湯が残っていて断水していなければ、蛇口やシャワーからお湯を利用できる機種もあります。

断水時に、タンク内の水を非常用の生活用水として取り出せる製品もあります。

ただし、使い方や飲用の可否は製品によって違います。災害が起きてから調べるのではなく、購入後に取扱説明書の「停電」「断水」の項目だけでも確認しておきましょう。

太陽光があっても家中の電気を自由に使えるとは限らない

住宅用太陽光発電は、停電時に「自立運転機能」を使えるシステムがあります。

ただし、自立運転へ切り替える方法や使用できるコンセント、出力などはシステムによって異なります。

太陽光だけなら発電できるのは基本的に日中です。

夜間まで電気を確保したい場合は家庭用蓄電池やV2Hが候補になりますが、こちらも「蓄電池があれば何でも動く」とは限りません。

停電時に使える回路、最大出力、100V・200Vへの対応などによって、IHやエコキュートを使えないシステムもあります。

設備 停電時の役割 確認ポイント
太陽光発電 日中の発電電力を利用 自立運転方法・出力・使用できるコンセント
家庭用蓄電池 貯めた電気を利用 容量・最大出力・全負荷型/特定負荷型
V2H 対応EV・PHEVから住宅へ給電 対応車種・出力・停電時の動作

設備名だけで安心するのではなく、停電したときに「冷蔵庫」「照明」「スマホ」「エアコン」「IH」のどこまで動かしたいかを先に決めると、必要な設備が見えやすくなります。

後悔④ ガスをなくしてから「やっぱり使いたい」と気付く

オール電化を決める前に確認したいのが、本当にガス設備を使わなくてよいかです。

ガスというとコンロを思い浮かべがちですが、家づくりではほかにも選択肢があります。

  • ガス衣類乾燥機
  • ガスファンヒーター
  • ガス床暖房
  • ガス式浴室暖房乾燥機

特に衣類乾燥機など、「新居では使いたかったのに、オール電化を先に決めてしまった」という順番の逆転は避けたいところです。

オール電化かガス併用かを先に決めるのではなく、新居で使いたい設備を書き出してからエネルギー源を決める。この順番の方が失敗しにくくなります。

後悔⑤ 太陽光・蓄電池・V2Hを全部付けて予算オーバー

オール電化と太陽光発電は相性の良い組み合わせです。

だからといって、蓄電池やV2Hまで最初から全部付ける必要はありません。

設備 主な目的
太陽光発電 自宅で電気をつくり、購入電力量を減らす
エコキュート 空気の熱を利用して効率よくお湯をつくる
蓄電池 余剰電力を貯め、夜間や停電時へ回す
V2H 対応EV・PHEVのバッテリーを住宅でも利用する

例えば、昼間の在宅時間が長く、太陽光で発電した電気をエアコンや家電、エコキュートなどですでに多く自家消費できる家庭では、蓄電池へ回せる余剰電力が少ない場合があります。

EVやPHEVを購入する予定がなければ、V2Hを急いで付ける必要もありません。

設備を増やすほど高性能な住宅にはできますが、設備を増やすことと、家計上得になることは別の話です。

「太陽光だけ」「太陽光+蓄電池」「太陽光+V2H」など複数のパターンで費用と効果を比較し、本当に必要な設備だけを選びましょう。

FP視点|光熱費が下がるから住宅予算を増やしていいわけではない

FPとして特に注意したいのが、太陽光や蓄電池の提案でよく出てくる「月々の光熱費がこれだけ下がります」というシミュレーションです。

参考にはなりますが、それだけで設備費の妥当性は判断できません。

少なくとも、次の費用をまとめて考えます。

  • 設備本体価格
  • 設置工事費
  • 追加工事費
  • 毎月の電気料金
  • 売電収入
  • メンテナンス・修理費
  • 将来の機器交換費用
  • 利用できる補助金
  • 住宅ローンに組み込む場合の利息

例えば、「月1万円光熱費が下がる見込みだから、設備に200万円かけても問題ない」と単純には判断できません。

太陽光発電や蓄電池などの設備費を住宅ローンへ含めれば、その分だけ借入額と利息負担は増えます。

さらに、住宅ローンを35年返済にしていても、すべての住宅設備が35年間交換不要という意味ではありません。

光熱費削減分をそのまま住宅予算の上乗せ枠にしないこと。

住宅購入後には固定資産税、修繕費、教育費などもかかります。「借りられる額」ではなく「返していける額」の中で設備予算を決めることが大切です。

2026年は対象エコキュートに国の補助制度がある

エコキュートを導入するなら、補助制度も確認しておきましょう。

2026年の「給湯省エネ2026事業」では、一定の性能要件を満たすエコキュートについて、基本額7万円/台の補助が設定されています。

さらに性能加算要件を満たす場合は、3万円/台が加算されます。

対象機器の設置と同時に既存の電気温水器などを撤去する場合、条件を満たせば撤去加算を受けられるケースもあります。

ただし、エコキュートなら何でも補助対象になるわけではありません。

契約前に、

  • 選んだ型番が補助対象か
  • 予定している工事が補助対象か
  • 誰が申請するのか
  • 補助金がどのように還元されるのか

まで確認してください。

特に補助金を前提に予算を組む場合は、申請期限や予算上限にも注意が必要です。

後悔⑥ 本体価格だけで施工会社を決めてしまう

太陽光発電・蓄電池・エコキュートは、本体を買って終わる家電とは違います。

設置工事まで含めて、初めて住宅設備として完成します。

そのため、「機器が一番安かった会社=最も安く導入できる会社」とは限りません。

見積書では、少なくとも次を比較しましょう。

  • 機器本体の型番と価格
  • 標準工事に含まれる範囲
  • 追加工事が発生する条件
  • 既存設備の撤去・処分費
  • 電気工事・基礎工事
  • メーカー保証
  • 施工会社の工事保証
  • 故障時の問い合わせ窓口
  • 補助金申請への対応

安いか高いかを見る前に、同じ工事内容で比較できているかを確認してください。

太陽光・蓄電池・エコキュートの費用をまとめて確認したいなら

ここまで読んで、「結局、自分の家には太陽光だけでいいのか、蓄電池まで必要なのか分からない」という方もいるでしょう。

この場合は、最初から全部導入すると決める必要はありません。

「太陽光だけ」「太陽光+蓄電池」「エコキュートも交換する」など複数パターンの見積もりを出し、費用差を見てから決める方法があります。

エコ発電本舗では、太陽光発電・家庭用蓄電池・V2H・エコキュートを扱っており、見積もりフォームから複数の設備を選んで相談できます。エコキュート工事では、IHクッキングヒーターの設置にも対応しています。

また、他社との比較見積もりも受け付けており、公式では施工部分について15年間の施工保証を案内しています。

「全部付けた方が得なのか」を聞くというより、「うちの場合、どこまで付けるのが現実的なのか」を金額で確認するために利用するのがよいでしょう。

太陽光・蓄電池・エコキュートを付けた場合の費用を確認する

もちろん、1社だけで「安い」と判断する必要はありません。できれば他社の見積もりとも、総額・工事内容・保証条件を揃えて比較してください。

宅建士視点|太陽光を載せるなら「誰がどこを保証するか」まで確認する

新築時に太陽光発電を採用する場合、設備価格と発電量だけでなく、建物側の保証も確認しておきたいところです。

特に、住宅会社とは別の施工会社が完成後の屋根に太陽光パネルを設置する場合は注意してください。

太陽光パネルのメーカー保証、パワーコンディショナなどの機器保証、施工会社の工事保証、住宅会社の屋根・防水に関する保証は、それぞれ別のものです。

HOMEくん
HOMEくん
太陽光に長期保証があっても、家の屋根まで同じ保証で守られるわけではないんですね。
先生
先生
そうです。特に住宅会社以外が屋根を触る場合は、「もし施工部分から雨漏りしたら、最初に誰へ連絡するのか」まで確認しておくと安心です。

住宅会社以外へ太陽光工事を依頼する場合、住宅会社の保証の取り扱いは会社によって異なります。

契約前に住宅会社へ、

  • 他社施工の太陽光を載せても屋根保証に影響しないか
  • 雨漏りなどが発生した場合の窓口はどこか
  • 施工会社と住宅会社の責任範囲はどう分かれるか

を確認しておきましょう。

「保証が15年・25年ある」という年数だけではなく、「何が起きたときに誰が対応する保証なのか」を見ることが大切です。

オール電化で後悔しないための最終チェックリスト

契約前に、次の項目を一度確認してみてください。

  • 今の電気代・ガス代を1年分把握したか
  • オール電化後に契約する料金プランを確認したか
  • エコキュートの容量を人数だけで決めていないか
  • 給湯圧は暮らしに合っているか
  • エコキュートを自宅・隣家の寝室近くへ置いていないか
  • 太陽光の年間発電量シミュレーションを確認したか
  • 発電した電気をどの程度自家消費できそうか
  • 蓄電池を付ける目的が明確か
  • V2Hを使えるEV・PHEVを所有または購入する予定があるか
  • 停電時に動かしたい家電を決めたか
  • メーカー保証と施工保証の違いを理解したか
  • 太陽光設置による住宅会社の保証への影響を確認したか
  • 補助金を差し引いた最終的な自己負担額を確認したか
  • 設備費を含めても住宅ローン返済に無理がないか

すべてにチェックが付く必要はありません。

むしろ、チェックが付かない項目が「契約する前に確認すべきこと」です。

よくある質問

オール電化にすると必ず光熱費は安くなりますか?

必ず安くなるわけではありません。

家族人数、電気使用量、電気を使う時間帯、契約する料金プラン、地域、太陽光発電の有無などによって変わります。

導入前に、現在の電気・ガス料金とオール電化後の想定料金を年間で比較してみてください。

オール電化なら太陽光発電は付けた方がいいですか?

必須ではありませんが、相性の良い組み合わせです。

太陽光で発電した電気をエコキュートや家電などに自家消費できれば、電力会社から購入する電力量を減らせます。

ただし、屋根条件や初期費用を考えずに「オール電化だから太陽光も必須」と決める必要はありません。

オール電化なら蓄電池も付けるべきですか?

蓄電池の必要性は、太陽光の余剰電力量や停電対策をどこまで重視するかで変わります。

まず太陽光でどれくらい発電し、家庭内でどれくらい使い、どれくらい余りそうなのかを確認してください。

その数字を見てから蓄電池の容量を考える方が、必要以上の設備投資を防ぎやすくなります。

停電するとエコキュートのお湯は使えませんか?

機種や状況によります。

停電すると新たな沸き上げなどはできませんが、タンクにお湯があり断水していなければ、蛇口やシャワーから利用できる機種があります。

非常用水としてタンクの水を取り出せる製品もあるため、導入した機種の取扱説明書を確認してください。

新築時に太陽光・蓄電池・V2Hをまとめて付けるべきですか?

設備計画は新築時にまとめて考えておくとスムーズですが、機器そのものをすべて同時に購入する必要はありません。

例えば将来V2Hを追加する可能性があるなら、配線ルートや機器の設置場所だけ先に考えておき、EV購入後に導入する方法もあります。

まとめ|オール電化で後悔しない人は「何を付けないか」も考えている

オール電化で後悔するかどうかは、「電気かガスか」だけでは決まりません。

重要なのは、

  • どの料金プランで電気を買うのか
  • エコキュートをいつ動かすのか
  • 太陽光でつくった電気をどう使うのか
  • 停電時に何を動かしたいのか
  • 蓄電池やV2Hまで本当に必要なのか

を自分の暮らしに当てはめることです。

FPの視点では、光熱費が下がる見込みだけを理由に設備費や住宅ローンを増やさないこと。

宅建士の視点では、太陽光を後付けするなら設備保証だけでなく、屋根や防水の保証、施工会社と住宅会社の責任範囲まで確認することが重要です。

そして意外に大切なのが、「何を付けるか」だけでなく「何なら付けなくても困らないか」を考えることです。

太陽光・蓄電池・V2H・エコキュートを検討しているなら、複数の組み合わせで費用を出してもらい、総額を見てから必要な設備を絞り込みましょう。

自宅に必要な設備と費用をエコ発電本舗で確認する

※料金・補助制度・サービス内容等は2026年9月時点で確認しています。最新の条件は各公式サイトや契約時の資料でご確認ください。

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この記事を書いた人

名前:早坂

プロフィール:不動産のプロである現役の宅地建物取引士(令和6年11月26日合格・令和7年5月7日宅地建物取引士資格登録あり)。また

  • マンション管理業協会 管理業務主任者
  • 賃貸不動産経営管理士
  • 国家資格ファイナンシャル・プランニング技能士2級
  • ファイナンシャル・プランニング(資産設計提案業務・生保顧客資産相談業務)
  • 日本商工会議所主催 簿記検定2級

など、その他の不動産に関連する国家資格も多数保有するだけでなく、FPや簿記などお金や企業経営、財務分析の知識も活用しながら、わかりやすく、公平かつ正確な情報の提供に努めています。

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