気に入った賃貸物件が見つかったり、マイホームの完成や入居日が決まったら、いよいよ本格的に引越しの準備をしましょう。
引越しまでの約1ヶ月間はやることが盛りだくさんで大変なのに、漏れがあると後々面倒なことになったり、無駄にお金がかかったりしてしまいます。
今回は、引越しまでにやっておくことを、
- 誰が
- どこで
- いつまでに
やるのか、
そしてその際の「必要書類や持ち物」をリストアップしましたのでお役立てください。
例えば
「新築一戸建てに引越し予定の方、テレビ(地デジ)をみる契約はお済みですか?それとも数万円でアンテナを買って工事する準備はお済みですか?テレビとアンテナ線をつなぐだけじゃ、テレビは見れませんよ?」
実は↑、新築に引っ越す方の多くが経験する失敗談なんだそうです。私の大失談も交えつつ、紹介していきます。
それでは早速。
引越し1ヶ月前|引越し前のやることリスト
引越し1ヶ月前、まだまだ先のような気はしますが、この時点でやっておくべきこと、推奨することが多いです。
引越し1ヶ月前|引越し前のやることリスト
引越し1ヶ月前|引越し前のやることリスト | |||
やること | 誰が | どこで | 持ち物 |
賃貸契約解約 | 賃貸契約者 | 管理会社や郵送 | 印鑑 |
駐車場の解約・契約 | 駐車場契約者 | 電話 | |
転校届・転園届け | 学生がいる保護者 | 学校・幼稚園など | |
新居サイズ確認 | 誰でも | 新居 | メジャーやメモ |
引越し業者選定 | 誰でも | 自宅 | |
引越し見積もり | 誰でも | ネットや自宅 | |
各種保険住所変更 | 契約者 | 電話や窓口 | |
粗大ゴミ処分 | 誰でも | 粗大ゴミ受付、業者 | |
インターネット関係 | インターネット契約車 | 電話、窓口 | 本人確認書類、ID、お客様番号等 |
地デジ申し込み | テレビを観る人 | 家電量販店など |
賃貸契約解約
新しい住まいが決まったら、まずは大家さんか管理会社に電話をしましょう。
その後、管理会社など指定の場所、あるいは郵送で解約の書面の取り交わしを行い何日に退去するのかを決定します。
賃貸契約の内容にもよりますが、解約は「1ヶ月前までに申し出ること」と定められていることが多く、引越しギリギリで申し出た場合、その先1ヶ月分の家賃を払わなくてはなる可能性が高いです。
駐車場の解約・契約
賃貸契約同様に、駐車場も契約している場合は解約をしましょう。管理会社や不動産会社に電話連絡で済むケースが多いです。
月極など、連絡が遅れると翌月分の料金も請求されるケースもありますのでお早めに。
あわせて、新居での駐車場探しも進めておいた方がいいでしょう。
学校・幼稚園・保育園の転校届・転園届け
学生や幼稚園・保育園にお子様を通わせている方は、転園転校手続きが必要です。それぞれ学校に問い合わせれば手続きの流れを聞くことができます。
学校からは「在学証明書」「教科書用図書給与証明書」を、役所では住民票手続きの時に「転入学通知書」を貰います。この3点を新しい学校に提出します。
幼稚園や保育園からは「在園証明書」を貰います。転園先の幼稚園に提出ですので保管しておきましょう。
最近は待機児童の問題もありますので、転園先の入園申し込みも早めに取り掛かりましょう。
新居の広さ・ドアや廊下の幅をチェック
可能ならばこの段階で、引越し先の部屋の間取りや、廊下のサイズを測っておきましょう。メジャーや筆記用具、カメラを持っていきましょう。階段や通路の幅や、エレベーターを引越し時に利用できるのかも要確認です。
気が早い気もしますが、これらはこの後引越し業者に見積もりを取ってもらう際に重要になります。家具のサイズによっては引越しの際運び込めず、クレーンで窓から運び込みになったり、エレベーターの有無で値段が変わる場合があります。
また、場合によっては諦める家具も出てくるでしょう。荷物の量も引越しの見積もりを左右しますので、ある程度運ぶものと捨てるものを決めておくことも重要です。
粗大ゴミ・不用品処分
ある程度新居に運ぶものが選定できましたら、不用品や粗大ゴミの廃棄依頼をしましょう。
特に粗大ゴミは依頼から捨てられるまでの日程がかかったり、一度に受付できる量が限られていますので、スケジュール感を持ってすすめないと引越しの日にやむなく新居まで持っていくことになってしまいます。
引越し業者の選定
ざっくりと新居へ持っていくものが決まったら、いよいよ引越し業者を選定しましょう。引越しは時期や業者によって値段はまちまちなので、見積もりをとるまでは価格での比較は難しいです。
ただ、
- エアコン掃除オプション
- テレビ・掃除機取り付けサービス
- 1年間水回りトラブル対応無料
など、各社独自サービスがあるので選定の際の材料にしましょう。
引越し見積もり
ある程度引越し業者が決まったら、今度は見積もりを出してもらいましょう。
「1社目の担当者が一生懸命対応してくれたから」と、断りきれずに決めてしまうのは考えものです。
引越し見積もりは最低でも2社は行いましょう。多くの場合で、どちらか安い方に値引き交渉ができますし、同額にならずとも今よりは安い価格を提案してもらえるはずです。
まとめて数社に見積もりを出してもらえる引越し侍というサービスが非常に便利です。
火災保険・地震保険の住所変更
火災保険や地震保険など、引越し元の家に保険をかけている場合は住所変更の手続きをしましょう。
手続きに時間がかかる場合や、変更忘れは掛け金が無駄になってしまうので早めの行動がポイントです。
保険の見直し
じつはマイホーム購入のタイミングで保険の見直しをする方が多いのです。
理由は簡単で、住宅ローンを組む際にほぼ確実に団信(団体信用生命保険)に加入するため、現状の生命保険が「不要」もしくは「掛け金を下げる」ことが可能になるからです。
保険貧乏にならないために、必ず見直しをしましょう。
インターネット・プロバイダの解約・契約
インターネットやプロバイダーは、申し込みから開通工事まで2週間以上はかかるものです。新生活の時期は混み合い、1ヶ月以上かかるケースもあり、新居ですぐにネットが使えないと不便です。
私はこれで大失敗しました。なんと申し込みから開通まで2ヶ月もかかり大慌て。しかし、待つことしかできず。諦めてとりあえずすぐにネットができるサービスにお金を払ったりと無駄な出費が。
フリーランスや自営業で、仕事柄自宅にインターネットがつながっていないといけない方は致命傷です。早めに申し込みをしましょう。
現在の契約をそのまま引き継ぐ場合は別ですが、集合住宅など賃貸物件によっては同じプロバイダが使えない場合もあります。その影響でいままでのメールアドレスが使用不能になる場合もあり、いずれにせよ早めの段取りが鍵になります。
なお、特にインターネット会社やプロバイダにこだわりがないならば新規申し込みをするのも手です。スマホなどもそうですが、新規申し込みにはさまざまな特典を設けている会社が多いです。
基本的には【ドコモ光】 やSoftBank 光 など「スマホと同じ会社」にまとめるのがおすすめです。
【KDDIのauひかり】auスマホユーザーならさらにおトク!
テレビ(地デジ)を見る準備・申し込み
これから新築戸建てに引っ越す方は特に注意です。テレビ(地デジ)をみるには、お金がかかるんです。
家電量販店にインターネットの申し込みをしに行った時に、担当者にふと、
「テレビってどうやってつなぎますか?光でまとめて契約できますけれども。」
と聞かれ、
「え?テレビって、普通にみれるんじゃないんですか?」
「いえ、アンテナを購入して接続工事をするか、ケーブルテレビで申し込むか、光回線にオプションでつけるかをしないと、配線だけ繋いでもみれません。」
といわれ。
そうなんです。これが新築に引っ越す人の多くがハマるトラブル。テレビはタダじゃ見れないんです。もちろんNHK受信料とは別です。
家電量販店で相談するか、ネットを光回線にするならばオプションで契約しましょう。
引越し2週間前|引越し前のやることリスト
2週間前ともなると、いよいよ引越しの実感が湧いてくるかと思います。荷物の梱包や整理整頓に動く時期です。
引越し2週間前|引越し前のやることリスト
引越し2週間前|引越し前のやることリスト | |||
やること | 誰が | どこで | 持ち物 |
荷物の梱包開始 | 家族それぞれ | 自宅 | |
新居の家具配置決定 | 家族 | 自宅 | 新居の間取り |
電気・ガス・水道の解約・移転手続き | 契約者 | 電話、窓口 | |
電話の住所変更 | 契約者 | 電話 | |
カーテンを準備 | 家族それぞれ | 家具屋、ネット | |
原付の廃車申告 | 別の市区町村へ引っ越す所有者 | 登録のある役所 | ナンバープレート、標識交付証明書、印鑑 |
荷物の梱包開始
2週間ほど前から、荷物の梱包を少しずつ始めていきましょう。シーズンオフの服、マンガ本やCD、靴、サブの食器など、すぐに使わないモノは思い切って梱包してしまいましょう。
新居の家具配置決定
新居の間取りを見ながら、家具の配置を家族で決めましょう。
今の家にある家具家電をすべてリストアップし、順に配置位置を決定していくと漏れがないのでおすすめです。
配置を決定していくと、置き場のない家具が出てくる場合もあります。引越しギリギリになってから気づいても対応が難しいので、やはり遅くとも2週間前のこのタイミングで実施するのが良いでしょう。
またこの時点で新居での生活を想像しておくと、引越し当日、引越し業社に何をどこに運んでもらうのかの依頼を的確にできます。
電気・ガス・水道の解約・移転手続き
電気水道ガスなど、いわゆるライフラインは遅くとも1週間前、できれば2週間前のこの時期に住所変更の依頼をしておくと安心です。
水道の停止・開始は、役所の水道課やお近くの水道局に依頼をします。窓口や、電話、ネットや郵送など住まいの自治体によって様々な方法があります。
電気・ガスは、契約している電力会社やガス会社で、電話やインターネットで解約、新居での継続を申し込みできます。
テレビCMではありませんが、電気とガスをまだまとめていない方は、早めのおまとめをお勧めします。ほぼ間違いなくその方が楽で安くなります。
電話の住所変更
固定電話が家にあり、新居でも継続利用する場合は申請が必要です。
2週間ほど前までに、NTT(116番)へ電話で工事予約をします。同時に新住所での開通工事を申し込んで完了です。
カーテンを準備
新居で初日にカーテンがないという失敗だけは避けたいものです。しかし、カーテンはサイズが一般的なものなら家具屋やインテリアショップで購入できますが、オーダーカーテンとなると時間とコストが想像以上にかかります。
また、安くてお得な商品が通販に揃っていますが、購入から発送まで時間がかかる場合がありますので、遅くとも2週間前までには準備をすすめると良いでしょう。
ニトリなどで安く手に入れ、DIYすることも可能ですが、最低限、防炎加工や遮光機能が付いているものがいいでしょう。
原動機付き自転車(125cc以下)の廃車申告
市区町村をまたいで引越しをする場合、原動付自転車(125cc以下)は転居元の市区町村役場でナンバープレートを返却・廃車申告をし『廃車証明書』をもらいます。
貰った証明書は、引越し先の市区町村役場に提出して、新たなナンバープレートを申請します。
引越し1週間前|引越し前のやることリスト
いよいよ引越しまで1週間です。このあたりからお役所での手続きが増えてきます。面倒ですが、やることリストを役立てていただき、もれなくやっていきましょう。
なお、お役所関係の「持ち物リスト」には、確実に必要になるであろう
- 印鑑
- 本人確認書類
は割愛させていただきますが、必ずご持参ください。
引越し1週間前|引越し前のやることリスト
引越し1週間前|引越し前のやることリスト | |||
やること | 誰が | どこで | 持ち物 |
入居前の建物チェック | 誰でも | 新居 | カメラ、間取り図 |
印鑑登録の廃止手続き | 本人 | 各市区町村役所 | 登録印鑑 |
転出届・転居届提出 | 全員 | 各市区町村役所 | |
国民健康保険の資格喪失手続き | 全員 | 各市区町村役所 | 国民健康保険証 |
児童手当の住所変更 | 15歳までの子供がいる保護者 | 各市区町村役所 | |
福祉関係 | 各手当受給者 | 各市区町村役所 | |
介護保険被保険者証の返納 | 要介護者が家族にいる場合 | 市区町村役所 | 介護保険被保険者証や本人確認書類 |
郵便局に転居届 | 誰でも | 窓口、ネット、電話 | |
新聞の住所変更 | 購読者 | 電話、ネット | |
衛星放送・ケーブルテレビの住所変更手続き | 契約者 | インターネット | |
配達サービスの住所変更 | 契約者 | 電話、インターネト | |
クレジットカード住所変更 | 契約者 | 電話、インターネット | |
銀行口座の住所変更 | 口座名義人 | 電話、窓口、インターネット | 通帳やキャッシュカード、印鑑 |
スマホ・携帯の住所変更 | 契約者 | 窓口、電話、インターネット | 本人確認書類、ネットワーク暗証番号 |
宅配・通販サービスの住所変更 | 契約者 | 電話、インターネット | |
ペット引越し作戦 | 家族 | 自宅 |
入居前の建物チェック
いよいよあと1週間で新居へ引っ越すわけですが、可能ならこの時点で一度入居前の建物チェックをしておくことをおすすめします。
壁紙や床に傷や汚れがないか、ドアの開閉や網戸のチェックもしましょう。
これらは、できれば入居ギリギリの電気水道などが通ってから合わせてチェックでもいいのですが、その時にできるとも限りません。
また、入居してからはバタバタと忙しいのに、壁の修理など業者さんの対応までするのは大変です。可能な限り行いましょう。
転出届・転居届提出
各市区町村の役所でもらえる「転出届」に必要事項を記入し提出します。
届け出は引越しの2週間前から可能なので、引越し前に完了している方は良いのですが、遅くとも引越しから14日以内に提出が必要なので、まだの方は最優先で行いましょう。
「転出証明書」を受け取れれば完了です。郵送でも提出は可能ですが、時間がかかるので注意です。
併せて中学3年生までのお子様がいる家庭は「児童手当受給事由消滅届」も提出します。その際「所得課税証明書」を発行してもらっておくと転入先でスムーズに児童手当の手続きを行えます。
なお、同一市区町村内での引越しを行う際は「転居届」を提出します。
印鑑登録の廃止手続き
転出届の提出と同時に印鑑登録廃止届も提出しましょう。登録印鑑を持参し、市区町村の役所窓口で手続きします。
引越し先の市区町村では再度「印鑑登録」をします。
国民健康保険の資格喪失手続き
会社勤めでない自営業やフリーランスの方など、国民健康保険加入者は、健康保険証を持って役所窓口に行き、資格喪失手続きを行います。
世帯全員分の保険証を役所に返還する必要があります。
児童手当の住所変更
15歳までのお子様がいる家庭は、児童手当の引越し手続きをする必要があります。
同一市区町村内の引越しの場合は、「住所変更届け」を提出。
それ以外の市区町村に引っ越す場合は、「児童手当受給事由消滅届」を役所に提出し、「所得課税証明書」を発行してもらいます。
そして引っ越したあと、15日以内に新しい市区町村の役所で、
- 印鑑
- 請求者名義の普通慮金通帳
- 請求者の健康保険証のコピー
- 所得課税証明書
を持参し、再度児童手当申請をします。
福祉関係
乳児医療費助成や児童手当、介護保険、後期高齢者医療費助成など、様々な福祉手当を受給している方は、各市区町村窓口での転出手続きの際「福祉手当の変更手続き」も申し出ましょう。
介護保険被保険者証の返納
家族に要介護者がいる場合、同一市区町村の引越しを除き「介護保険被保険者証の返納」と「資格喪失手続き」が必要です。
その際に「介護保険受給資格証」をもらえますので、引越し先の役所に提出します。
郵便局に転居届
新住所が決まったら、郵便局の郵便物転送サービスを申し込みましょう。
最寄りの郵便局に本人確認書類、旧住所が確認出来る公的な書類を持参すれば手続きできますし、郵送やインターネットでの申し込みも可能です。
新聞の住所変更
新聞を購読している方は、新聞社に電話をして住所変更の手続きをしましょう。
衛星放送・ケーブルテレビの住所変更手続き
衛星放送やケーブルテレビも、引越し先で利用するならば住所変更の手続きを、解約するならばその旨を電話やネットで手続きしましょう。
なお、ケーブルテレビは賃貸の場合利用できなくなる場合もあるので確認しておきましょう。
銀行・金融機関の登録住所変更
引越し前に銀行や信用金庫など金融機関の住所変更手続きも行いましょう。窓口・郵送・電話・インターネットなど、さまざま手続き方法があります。
新住所の住民票や、本人確認書類、口座がわかる通帳、金融機関届出印など、窓口で申し込む際には必要になります。
クレジットカード住所変更
クレジットカードの住所変更は、クレジットカードの裏側に記載のカスタマーサポートに電話をしたり、インターネットで簡単に変更が可能なので済ませておきましょう。
スマホ・携帯の住所変更
スマホや携帯の住所変更もしておきましょう。各キャリアショップや、電話、ネットでも手続きが可能です。
特に、WEB明細サービスを申し込んでいたりすると忘れがちなので注意です。万が一の際の、携帯保証お届けサービスやAppleCareなども一緒にやってもらうといいでしょう。
宅配・通販サービスの住所変更
弁当宅配サービスや、定期購入している雑誌や商品などがある場合も引越し前に忘れずに住所変更しましょう。Amazonや楽天など、通販系のお届け先住所も次回利用時にもれなく変更しましょう。
やっておかないと、注文した商品が前の家に着いてしまいます。
ペット移動の作戦
ペットの引越しを経験したことがある方は、どれだけ大変かわかると思いますが、ペットになるべく負担をかけずに引越しをするのは一苦労です。
近場の引越しならば車に乗せたり、ワンちゃんなら散歩がてら引越し先まで移動できますが、電車や車に乗ったりする、まして猫ちゃんとなると大事です。
まずはキャリーバックが必要になりますし、キャリーバックに慣れさせておく必要もあります。
また、引越し先に着いたからといって、安心して開放してしまうと、知らない家で宅配業者の方など知らない人がたくさんいて驚き、場合によっては脱走してしまうかもしれません。
引越し先で脱走したら、帰ってくることは困難です。そういった意味でも、しっかりと家族で作戦を練っておきましょう。
引越し2日前|引越し前のやることリスト
いよいよあと少しで引越しです。このあたりまでには大方の荷物は梱包されていることが望ましいでしょう。
引越し2日前|引越し前のやることリスト
引越し2日前|引越し前のやることリスト | |||
やること | 誰が | どこで | 持ち物 |
冷蔵庫の中身を整理と電源オフ | 誰でも | 自宅 | |
洗濯機の排水処理 | 誰でも | 自宅 | |
挨拶用土産準備 | 誰でも | お店 |
冷蔵庫の中身を整理
まずは、この日で冷蔵庫、冷凍庫の中身は空になるようにしておきましょう。2日前の晩御飯で空にし、夜にコンセントを抜きます。
2日かけて、冷凍庫の霜取りや庫内の乾燥をさせます。
洗濯機の排水処理
洗濯機の排水処理も忘れずにやりましょう。
洗濯機の中には、洗濯をしていないときでも少量の水が溜まっていることがあります。若干傾けたりして、できる限り排水を促します。
そして、2日かけて乾燥させます。
この作業は、冷蔵庫同様、引越しの際の水濡れトラブルを回避する効果がありますので、ぜひ実施しましょう。
挨拶用手土産準備
もっと早い段階で準備しておいてもいいのですが、遅くとも引越し2日前までには準備をしておきたいのがご挨拶用の手土産です。
昔から引越しをしたら「お蕎麦」をという風習がありますが、そこまでこだわらなくとも、日用品にスーパーで「ご挨拶」という熨斗を巻いてもらえればそれっぽくなります。
スポンジや、タオル、ラップなどが人気です。
引越し前日|引越し前のやることリスト
引越し前日|引越し前のやることリスト
引越し前日|引越し前のやることリスト | |||
やること | 誰が | どこで | 持ち物 |
パソコンデータバックアップ | パソコン利用者 | 自宅 | |
最終梱包 | 全員 | 自宅 | |
掃除 | 誰でも | 自宅 |
パソコンデータバックアップ
お仕事でパソコンを利用している方はもちろん、最後まで調べ物などでパソコンを利用しているかと思いますが、いよいよ梱包の時です。
パソコンのようなデリケートな機械は、業者さんがやってくれることもありますので、その際は任せてしまいましょう。
また、引越しの際の思わぬ衝撃でデータが壊れてしまう場合があります。その際に備えて、データのバックアップをしておきましょう。
データが多い場合は外付けのハードディスクへ、写真などはGoogleドライブなどのクラウドサービスに預けておくのもよいでしょう。
最終梱包
いよいよ、今日眠る布団と、明日の着替え、貴重品、明日利用するもの以外は梱包してしまいましょう。
掃除
最終的な梱包が終わると、いままで見えなかった汚れが見えてくるでしょう。明日まとめて引き渡し前に掃除をしてもいいのですが、当日はトラブルなどでバタバタするかもしれません。できる部分はやっておきましょう。
引越し当日|引越し前のやることリスト
引越し当日は、旧居と新居で作業を分担することになるかもしれません。しっかりやることを家族で共有しましょう。
引越し当日|引越し前のやることリスト
引越し当日|引越し前のやることリスト | |||
やること | 誰が | どこで | 持ち物 |
掃除 | 誰でも | 新居・急遽 | |
引越し料金支払い | 誰でも | 新居 | |
荷ほどき・整理 | 全員 | 新居 | |
近所挨拶 | 誰でも | 近所 | 手土産 |
掃除
引越し前に新居の掃除を、引越しあとには旧居の掃除をしましょう。
新居は、先回りして、物が運ばれてきてからでは掃除できなくなる部分から優先的に掃除をすすめていきます。
旧居は、荷物が運び終わって何もなくなったら見えてくる汚れをきれいにしていきます。
特に、旧居の掃除はその後の敷金の精算の際、金額に影響することがありますので、できるだけきれいにしておきましょう。
料金支払い
料金の支払いが事前に住んでいる場合はいいのですが、当日全ての作業が終わったあとに精算という場合もあります。
忘れてはいけないのが、料金を準備しておくことです。
荷ほどき・整理整頓
荷ほどきは、当日必要になる順に荷ほどきしていきます。
よく使う食器や、寝巻き、明日の服や靴、歯ブラシやバスタオルなどを優先的に、このあとの自分たちの行動をシミュレーションして荷ほどきしていきます。
逆にマンガ本や雑貨、娯楽関係は荷ほどきするとスペースなども含め作業効率が下がりますので後回しにしましょう。
近所への挨拶まわり
できる限り、その日のうちに挨拶回りを済ませておきましょう。
引越しの騒音をお詫びしつつ、これから宜しくお願いしますとご挨拶をします。
賃貸やマンションならば「隣、お向かい、上下階へ」、戸建ならば、「向こう三軒両隣」は、ご挨拶の品物を持って足を運びましょう。
引越しの際の騒音や、今後なにかあった時に、ご近所を味方につけておくのは生きる知恵です。
まとめ|引越し前のやることリスト
ということで、引越し前にやることリストをまとめさせていただきましたが、いかがだったでしょうか?
効率よく、漏れなく、そして滞りなく引越しを完了させるお役に立てれば幸いです。
それでは。
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