アイ工務店が3分でわかる宅建士講座



アイ工務店の間取り・施工事例

| 施工事例の見どころ | 主な内容 |
|---|---|
| タテ空間 | スキップフロア、ハーフ収納、小屋裏、吹き抜け、1.5階建て |
| 動線 | 回遊動線、家事動線、玄関から水回りへの直結動線 |
| 収納 | ハーフ収納、土間収納、パントリー、ファミリークローゼット |
| 外観・内観 | シンプルモダン、三角屋根、大開口、木質インテリア |














※掲載内容は2026年9月時点です。商品・仕様・対応地域・保証条件は変更される場合があります。
アイ工務店で実際に家を建てた人のリアルな口コミ評判


これは決して悪い意味ではなく、これといった強烈なインパクトや派手さはないものの、性能を見ればほとんどの部分で標準以上を備えている。安定感があるとも言えます。

耐震等級は最高等級3が標準、断熱材は多くのメーカーがグラスウールを採用している中、吹付け発砲ウレタンフォームを採用、ZEHもいけちゃうしと、多くの部分で一般工務店の一歩先を歩んでいます。長期優良住宅仕様が標準というのもその1つです。

価格面はローコストのハウスメーカーレベルで、無駄な宣伝広告を打たないという経営戦略の賜物。

関東から九州まで店舗展開が拡大しているのもなるほど納得なコスパ。

近所で外国籍っぽいお兄ちゃんが一人で頑張って家を建ててた。まあ、いまどき見た目でどうこうって時代ではないか。工事前にこれから数ヶ月ご迷惑をおかけしますぐらいの挨拶はあってもいいかな。念のため、施主は自分で挨拶回りに行った方が無難かも。
アイ工務店の口コミを見ると、価格と性能のバランス、間取り提案、標準設備を評価する声がある一方、担当者や現場、アフター対応への不満も見られます。件数の多さだけで結論を出さず、何に対する評価なのか、似た傾向が複数見られるかまで読むと判断しやすくなります。
以下は、みん評に掲載された施主投稿です。


SUUMOの建築実例では、2024年11月竣工の宮城県Hさん夫妻が、自由設計と住宅性能の両立をアイ工務店に決めた理由として挙げています。

出典:SUUMO注文住宅「アイ工務店の建築実例」(2026年9月6日確認・原文)
また、2026年のオリコン顧客満足度「ハウスメーカー 注文住宅」では、アイ工務店は74.1点・総合16位で、回答者数は170件です。第三者調査でも評価を確認できる一方、順位や得点だけでなく、設計・施工・アフターなど自分が重視する項目を分けて見ると判断しやすくなります。
SUUMOの建築実例・取材記事には、間取り提案や自由度を決め手として挙げる施主事例があります。アイ工務店の建築実例でも、平屋、スキップフロア、ハーフ収納、大開口、回遊動線など、自由設計を生かした住まいが多数紹介されています。
アイ工務店で家を建てて良かったという口コミの傾向
- 性能に対して価格の納得感がある
- スキップフロアや収納など間取り提案が豊富
- 窓・水回り・内装など標準仕様の満足度が高い
- 営業担当が粘り強く相談に乗ってくれた
- 高気密・高断熱を数値で確認できる
口コミでアイ工務店らしさが表れやすいのは、自由設計と高断熱・高気密を同じ予算の中で両立しやすいことです。N-eesはUA値0.28以下、C値0.5以下の約束値、平均実測値0.32を公表しており、性能を数値で比べたい人にも判断材料がそろっています。
標準仕様への満足度は、採用した設備や建築時期によって変わります。設備仕様書と差額表を受け取り、展示場で見た仕様のうち、どこまでが標準に含まれるのかを契約前に整理しておけば、追加費用も把握しやすくなります。
アイ工務店はやばい・最悪・やめたほうがいい?悪い口コミの傾向
- 設計担当や営業担当との相性に差がある
- 現場の施工や清掃、仕上がりへの不満
- 連絡やアフター対応が遅いという投稿
- 標準外の変更を増やすと価格メリットが薄れる
- 契約後の変更や追加費用が分かりにくかったという声
急拡大してきた会社だけに、ブランド全体の評判だけでなく、自分の地域を担当する支店・営業・設計・現場監督の体制まで見ておきたいところです。施工中の連絡方法や現場確認の頻度、引き渡し後の窓口が事前に分かっていれば、担当体制への不安も減らしやすくなります。
アイ工務店の魅力はワンスペックの高性能ですが、造作・設備・外壁・大開口などを標準外へ広げるほど総額は上がります。まず標準仕様でどこまで希望を実現できるかを整理しておくと、追加費用の出やすい部分が見えやすくなります。
アイ工務店のクレーム・欠陥について
施工の仕上がりや連絡、補修対応に厳しい口コミもあります。個別の投稿だけで全棟の品質は判断できませんが、どこで不満が生じやすいのかを知る材料にはなります。
契約後の行き違いを防ぐには、図面・仕様書・見積書の内容が一致しているかに加え、現場監督との連絡方法、施主検査の時間、補修期限まで書面に残しておくと分かりやすいです。引き渡し前の確認は、写真も残しておくと後から振り返りやすくなります。
アイ工務店の口コミ評判から分かること
口コミを総合すると、アイ工務店は高い断熱・気密性能、自由度の高い間取り、標準仕様のバランスを重視する人が満足しやすい会社です。
担当者との密なコミュニケーションを重視する人や、標準外の造作・輸入設備などを多用したい人は、担当チームの対応力と追加費用まで他社と比べてから契約先を決める方が、納得しやすくなります。
アイ工務店の坪単価・価格|総額・見積もり・値引き情報

FP2級・宅建士コメント

アイ工務店の坪単価、25坪・30坪・35坪・40坪の本体価格シミュレーション
アイ工務店は公式サイトで一律の坪単価を公表していません。SUUMOの2026年9月掲載参考価格79.4万~99.6万円/坪を使って、本体価格の目安を試算します。
| 延床面積 | 建物本体価格の目安 |
|---|---|
| 25坪 | 約1,985万~2,490万円 |
| 30坪 | 約2,382万~2,988万円 |
| 35坪 | 約2,779万~3,486万円 |
| 40坪 | 約3,176万~3,984万円 |
※SUUMO掲載の参考坪単価から当サイトで単純計算した目安です。土地代、付帯工事、地盤改良、外構、照明・カーテン、諸費用、オプションは含みません。
アイ工務店は高い?安い?
現在の参考坪単価では、ローコスト住宅より高く、大手高級ハウスメーカーよりは抑えやすい位置にあります。断熱等級6、全棟気密測定、トリプルガラス、耐震等級3などを標準側に含むため、価格を見るときは、他社で同等の性能を追加した場合の総額までそろえる必要があります。
HILLUSのような高級ラインを選んだり、大開口、造作、外壁・設備をグレードアップしたりすれば総額は上がります。N-eesの標準仕様を基準にして、希望を加えたときの差額を一つずつ見ていくと予算を把握しやすくなります。
アイ工務店の値引き交渉は可能?
一律の値引き率・値引き額は公表されていません。キャンペーンや特典も展示場・時期で変わるため、提示された値引き率だけを見るのではなく、値引き後に残る仕様と最終総額で判断したいところです。
契約直前に大きな値引きを提示された場合は、外構・照明・カーテン・地盤改良・太陽光・造作などが見積もりから抜けていないかまで見ておきましょう。値引き額が大きくても、後から追加費用が増えれば最終的な負担は変わります。
アイ工務店と他社の坪単価比較
| 住宅会社 | 坪単価の目安 | 比較ポイント |
|---|---|---|
| アイ工務店 | 79.4~99.6万円 | 断熱等級6、全棟C値測定、自由設計 |
| アキュラホーム | 55.0~85.0万円 | 自由設計、木造、高性能と価格のバランス |
| ヤマト住建 | 55.5~73.7万円 | 高断熱・高気密、ZEH、省エネ性能 |
| 住友林業 | 78.0~109.0万円 | 木質感、BF構法、設計提案 |
| セキスイハイム | 60.0~180.0万円 | 工場生産、鉄骨・木造ユニット、省エネ |
※各社の坪単価は、2026年9月6日にSUUMO注文住宅で確認した参考価格です。掲載企業や実例の条件によって算定範囲が異なるため、同じ延床面積・性能・設備・付帯工事で総額見積もりを比較してください。
アイ工務店の79.4~99.6万円/坪は、アキュラホームやヤマト住建より下限・上限とも高めで、住友林業の78.0~109.0万円/坪とは価格帯が大きく重なります。セキスイハイムは60.0~180.0万円/坪と幅が広く、商品・仕様によってアイ工務店より低いケースから大きく上回るケースまであります。
アイ工務店はUA値・C値、耐震等級、窓、換気など高性能仕様を標準側に含むため、同じ予算で比較するならアキュラホームやヤマト住建では性能追加後の総額、住友林業では構法・木質提案を含む総額までそろえることが重要です。坪単価だけでなく、断熱・気密仕様、設備グレード、外壁、空調、造作、保証条件を同一条件で比較しましょう。


アイ工務店の特徴・強み

宅建士が注目するアイ工務店の特徴と強み

| 特徴 | アイ工務店ならではの内容 |
|---|---|
| 設計 | バーチカルフリーとラテラルフリーでタテ・ヨコ空間を活用 |
| 断熱 | N-eesでUA値0.28以下、断熱等級6、HEAT20 G2 |
| 気密 | 全棟第三者測定、C値0.5以下の約束値、平均実測0.32 |
| 窓 | 高性能断熱サッシ+Low-Eトリプルガラス |
| 耐震 | 耐震等級3を標準、28mm剛床などで構造を強化 |
| 保証 | 初期30年保証、条件付き最長70年 |
アイ工務店の強み1|バーチカルフリーでタテ空間を使い切る
スキップフロア、ハーフ収納、小屋裏、吹き抜けなど、階と階の間を使った設計はアイ工務店の得意分野です。床面積をむやみに増やさず、同じ建物高さの中に収納や居場所をつくりやすいのが利点です。
固定資産税や延床面積の扱いはプランによって変わるため、図面上の広さだけで判断せず、法的な床面積への算入や階数判定まで設計担当者に確認しておけば、想定とのずれを防ぎやすくなります。
アイ工務店の強み2|ラテラルフリーで家事動線を整える
ヨコ方向では、玄関・洗面・ランドリー・収納・キッチンを短くつなぐ回遊動線などを提案しています。間取りの自由度を見た目だけに使わず、家事や身支度の移動を減らす設計へ生かせるところが強みです。
モデルハウスは実際に建てる家より大きいこともあるため、自宅の延床面積へ落とし込んだときにも通路幅と収納量が確保できるかを見ておきたいところです。
アイ工務店の強み3|全国で高水準にそろえる高断熱・高気密
N-eesは全エリアでUA値0.28以下を掲げ、最も基準が厳しい北海道エリアでも断熱等級6を満たす基本性能を標準化しています。全棟で第三者による気密測定も行い、C値0.5以下を約束値としています。N-ees UやN-eesHなど地域専用の商品・仕様もあるため、基礎・外装・空調は建築地に合わせた内容まで見ておく必要があります。
高断熱をカタログ値だけで終わらせず、実邸のC値まで測定する仕組みは比較しやすいポイントです。契約時には自宅プランのUA値に加え、気密測定をいつ行い、結果をどのように受け取れるのかまで押さえておくと性能を確認しやすくなります。
アイ工務店の強み4|初期30年・最長70年の長期保証
構造躯体・防水・防蟻について、10年目・20年目の有償メンテナンス工事を不要とした初期30年保証を案内しています。30年目以降は定期点検と必要な有償メンテナンスを条件に、最長70年まで延長できる仕組みです。
「70年間すべて無料」という意味ではありません。対象部位や免責、点検、有償工事の条件は保証書で把握しておきたい部分です。
アイ工務店と比較したいハウスメーカー

アイ工務店を検討するなら、同じ木造自由設計のハウスメーカーだけでなく、高気密・高断熱を得意とする会社、全館空調に強い会社、価格を抑えた住宅会社、大手ハウスメーカーまで比較しておきたいところです。
アイ工務店は、UA値0.28以下、全棟C値測定などの高い住宅性能と、スキップフロアやハーフ収納などを取り入れやすい自由設計を両立していることが大きな特徴です。坪単価だけでなく、断熱・気密、耐震、窓、換気、空調、間取り、標準設備、保証まで条件をそろえると、他社との違いが見えやすくなります。
| 住宅会社 | 特徴 | アイ工務店との主な違い |
|---|---|---|
| 一条工務店 | 高気密・高断熱、全館床暖房、充実した標準仕様 | 自由設計と価格バランスを取るか、断熱・設備の標準性能を重視するかを比較 |
| アキュラホーム | 完全自由設計、木造、高性能と適正価格 | 断熱・気密性能、間取り自由度、大空間、価格を比較 |
| 住友林業 | BF構法、木質感、大空間を活かした自由設計 | 価格、木質感、構法、設計提案、標準仕様を比較 |
| 桧家住宅 | 全館空調「Z空調」と木造住宅 | 全館空調を取るか、C値測定と自由設計を重視するかを比較 |
| ヤマト住建 | 高気密・高断熱、ZEH、省エネ住宅 | UA・C値、換気、空調、標準仕様、価格を比較 |
| セキスイハイム | 工場生産のユニット住宅、太陽光・蓄電池、省エネ | 現場施工と工場生産、間取り自由度、設備、省エネ提案を比較 |
| タマホーム | 木造自由設計と価格を重視した商品展開 | 初期価格を取るか、断熱・気密など高性能標準を重視するかを比較 |
| 積水ハウス | 鉄骨・木造、大空間、高い設計力と外構提案 | 価格、構造、意匠提案、外壁、外構まで含めた総合力を比較 |
アイ工務店と他社の違い|宅建士コメント

アイ工務店を比較するときは、高い断熱・気密性能、全棟C値測定、タテ・ヨコを活かす自由設計、価格のバランスを軸にすると違いが分かりやすくなります。単純な坪単価だけでなく、同じ性能・設備・間取りまでそろえた総額で比較することが重要です。
アイ工務店と一条工務店を比較|高断熱・高気密と自由設計
住宅性能を重視してアイ工務店を検討するなら、一条工務店は最初に比較したいメーカーです。どちらも高気密・高断熱を大きな強みにしており、断熱材や高性能窓、気密性、省エネ性能まで細かく比較できます。
アイ工務店はUA値0.28以下や全棟C値測定といった性能を確保しながら、スキップフロア、ハーフ収納、吹き抜け、回遊動線など自由な間取りをつくりやすい点が特徴です。一条工務店は高断熱・高気密に加え、全館床暖房など住宅設備まで標準仕様へ組み込む考え方が強いため、間取りの自由度と価格バランスを重視するか、設備を含めた標準性能を重視するかが大きな分岐になります。
アイ工務店とアキュラホームを比較|自由設計と価格・性能バランス
木造自由設計で価格と性能のバランスを求める人にとって、アキュラホームはアイ工務店と比較しやすいメーカーです。どちらも間取りの自由度を重視し、大空間や吹き抜け、スキップフロアなどを取り入れた住まいを検討できます。
アイ工務店はUA値やC値を明確にし、全棟気密測定まで行う性能面が分かりやすい強みです。アキュラホームは完全自由設計と独自構法による大空間、適正価格を重視しています。断熱・気密を数値で細かく比較したいならアイ工務店、間取りや大空間を中心に幅広く自由設計したいならアキュラホームという視点で比べると違いが見えやすくなります。
アイ工務店と住友林業を比較|自由設計と木質感
自由設計だけでなく、デザインや木の質感まで重視するなら住友林業も比較候補です。アイ工務店も木造自由設計を得意としますが、両社では住宅へ予算をかけるポイントが異なります。
アイ工務店は断熱・気密性能と空間活用を標準側で充実させながら、価格とのバランスを取りやすいことが特徴です。住友林業はBF構法による大空間に加え、床、天井、内装、家具まで木質感を活かした設計提案に強みがあります。性能と価格のバランスを取るか、予算を上げて木質感や意匠提案まで追求するかが比較ポイントです。
アイ工務店と桧家住宅を比較|高気密・高断熱か全館空調か
家中の温度差を小さくしたい人は、桧家住宅との比較もおすすめです。アイ工務店は高断熱・高気密と熱交換換気を軸に住宅性能を高める一方、桧家住宅は全館空調「Z空調」を大きな特徴としています。
アイ工務店では全棟C値測定があり、自宅の気密性能を数値として確認できる点が強みです。桧家住宅ではZ空調によって家全体を空調する考え方が分かりやすいため、建物そのものの断熱・気密性能と自由設計を優先するか、全館空調による室温管理を重視するかで比較すると選びやすくなります。
アイ工務店とヤマト住建を比較|UA値・C値と省エネ性能
UA値やC値を細かく比較して住宅会社を選びたい人は、ヤマト住建も候補になります。どちらも高気密・高断熱やZEHなど、省エネ住宅を重視する人と相性が良いメーカーです。
アイ工務店はUA値0.28以下、全棟C値測定と自由設計を組み合わせているところが特徴です。ヤマト住建も断熱・気密・省エネを前面に出しているため、UA値だけでなく、C値の測定方法、窓、換気、空調、太陽光まで同じ条件で比べる必要があります。性能差が小さい場合は、間取り提案、標準設備、価格、保証まで含めて判断しましょう。
アイ工務店とセキスイハイムを比較|現場施工か工場生産か
アイ工務店とセキスイハイムは、家のつくり方そのものが大きく異なります。アイ工務店は現場施工の木造自由設計を中心とするのに対し、セキスイハイムは工場で住宅ユニットを生産する方式を大きな特徴としています。
スキップフロアやハーフ収納、敷地に合わせた細かな間取りを優先するならアイ工務店が比較しやすくなります。一方、工場生産による品質管理や太陽光発電・蓄電池などの省エネ設備まで一体で検討したいならセキスイハイムも有力です。設計自由度を取るか、工場生産と設備提案を重視するかが分かりやすい選択軸です。
アイ工務店とタマホームを比較|初期価格か高性能標準か
注文住宅の総額をできるだけ抑えたい人は、タマホームとの価格比較もしておきたいところです。どちらも木造自由設計ですが、現在のアイ工務店は単純なローコスト住宅というより、高性能仕様を含めた価格バランスを重視する会社です。
タマホームは初期価格を抑えながら自由設計の家を検討しやすい一方、アイ工務店は断熱等級6、全棟C値測定、トリプルガラスなど性能面へコストをかけています。見積もりでは本体価格だけでなく、同じ断熱性能、窓、換気、耐震、設備をそろえた場合の最終総額まで比較することが大切です。
アイ工務店と積水ハウスを比較|価格・性能と総合設計力
予算を広げて大手ハウスメーカーまで検討するなら、積水ハウスとの比較も意味があります。アイ工務店は木造自由設計を中心に性能と価格のバランスを重視するのに対し、積水ハウスは鉄骨・木造の両方を選べ、建物だけでなく外構まで含めた総合的な設計提案に強みがあります。
アイ工務店は高い断熱・気密性能を比較的分かりやすい価格帯で検討できる点が魅力です。積水ハウスは構造の選択肢、大空間、外壁、内外装、庭まで含む設計の完成度を重視する人と相性があります。住宅性能と価格のバランスを重視するか、予算を上げて住まい全体の設計・素材・外構まで追求するかで比較すると違いが分かりやすくなります。
アイ工務店を選ぶか迷ったときの比較順
断熱・気密性能を最優先するなら、まず一条工務店とヤマト住建を比較すると、アイ工務店のUA値・C値や自由設計の位置づけが分かりやすくなります。性能だけでなく全館空調を重視するなら、桧家住宅も加えて空調方式まで比較しましょう。
自由設計と価格のバランスを重視するならアキュラホーム、さらに価格を抑えたいならタマホームが比較候補です。木の質感やデザインまで予算をかけたい場合は住友林業、工場生産や太陽光・蓄電池を重視するならセキスイハイム、大手ならではの設計・外構まで求めるなら積水ハウスまで比較範囲を広げると選択肢を整理しやすくなります。
アイ工務店の強みは、高い断熱・気密性能を数値で確認しながら、スキップフロアや収納、大開口、回遊動線など自由な間取りも追求しやすいことです。比較見積もりでは、延床面積だけでなく、UA値、C値、耐震等級、窓、換気、空調、設備、外構まで条件をそろえ、完成時の総額で判断しましょう。

アイ工務店の展示場・モデルハウス・キャンペーン

※イメージはアイ工務店公式サイトより
2026年8月時点では、アイ工務店は北海道から沖縄まで全47都道府県を展示場検索の対象として掲載しています。AI-PARK、AI-MESSE、AI-STUDIO、AI-FIT、AI-GALLERYなど、通常の総合展示場以外の体感拠点も展開しています。
アイ工務店ならではのチェックポイント
- 自宅候補プランのUA値とC値0.5以下の測定・保証方法
- スキップフロアやハーフ収納の床面積算入と追加費用
- N-eesとHILLUSの仕様・価格差
- 展示場で使われている標準仕様とオプションの区別
- Low-EトリプルガラスのサッシTYPEと採用範囲
- 24時間換気の機種、熱交換率、フィルター交換
- 初期30年保証と30年目以降の延長条件
- 支店・設計・現場監督・アフター窓口の担当体制
アイ工務店のキャンペーン・相談会
時期により来場特典、設計相談会、土地相談会、完成見学会などが実施されることがあります。内容や対象会場は変わるため、最新情報と適用条件は公式ページで確認してください。

アイ工務店の工法・構造

アイ工務店の工法・構造一覧
| 項目 | 主な内容 |
|---|---|
| 基本工法 | 木造軸組工法をベースに構造用面材・金物・剛床を組み合わせる |
| 構法名 | 公式では独自の単一構法名より、耐力壁・剛床・接合金物を組み合わせて性能を確保 |
| 外壁 | 構造用面材を用い、断熱側では外張り+充填のダブル断熱を採用 |
| 構造形式 | 柱・梁の軸組と面材を組み合わせて地震力に抵抗 |
| 耐力壁 | 高倍率耐力壁を採用し、壁量と配置で耐震性能を確保 |
| 床・屋根 | 1階床に28mm厚構造用パネルを標準採用する剛床 |
| 構造計算 | プランごとに耐震等級3を満たす構造計画を実施。計算方法は契約図書で確認 |
| 耐震等級 | 最高等級3を標準 |
| 防火 | 省令準耐火構造を標準として案内 |
| 別構法 | 地域・商品仕様で基礎や仕様が異なる場合があるため候補プランで確認 |
木造軸組工法+構造用面材とは?
柱と梁で建物を支える木造軸組工法に、構造用面材を組み合わせて耐震性を高めています。軸だけでなく壁面でも水平力を受けることで、地震や台風時の変形を抑えやすくします。
アイ工務店は耐震等級3を標準としているため、自由な間取りをつくる場合も、壁配置と開口を両立させる構造計画が前提になります。大開口や大きな吹き抜けを希望するなら、実邸の構造図と等級取得方法まで見ておくと、間取り上の制約も把握しやすくなります。
28mm剛床と高倍率耐力壁
1階床には28mm厚の構造用パネルを標準採用し、床面を一体化して水平力を耐力壁へ伝える剛床としています。壁と床を組み合わせることで、局所的な変形を抑える構成です。
高倍率耐力壁には、開口を確保しながら必要壁量を取りやすい利点があります。採用位置は間取りにも影響するため、構造上動かせない壁がどこに入るのかを設計初期に把握しておきたいところです。
接合金物とベタ基礎
柱・梁の接合部には金物を用いて、地震時に力が集中しやすい接合部を補強します。多くの地域ではベタ基礎を採用し、建物荷重を面で地盤へ伝える構成です。
北海道などでは地域仕様によって基礎の内容が異なる例があります。建築地の標準基礎と地盤改良の判定方法、追加費用まで見積もり段階で押さえておくと、土地条件による予算のずれを避けやすくなります。
FP2級・宅建士による構造評価
| 評価項目 | 評価 | 理由・注意点 |
|---|---|---|
| 基本構造 | ★★★★★ | 軸組+面材+剛床でバランスよく補強 |
| 耐力壁 | ★★★★★ | 高倍率耐力壁で等級3と自由設計を両立 |
| 構造計算 | ★★★★☆ | 耐震等級3標準。計算方法・評価書取得は実邸で確認 |
| 設計自由度 | ★★★★★ | スキップフロア、大開口、吹き抜けの実例が豊富 |
| 商品差 | ★★★★☆ | 地域・商品仕様の差を契約仕様書で確認 |
| 総合評価 | ★★★★★ | 自由設計と耐震等級3を両立しやすい木造構造 |

アイ工務店の耐震性能

アイ工務店の耐震性能一覧
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 基本構造 | 木造軸組+構造用面材+剛床 |
| 耐震等級 | 最高等級3を標準 |
| 耐力壁 | 高倍率耐力壁を採用 |
| 床・屋根 | 1階床に28mm厚構造用パネルの剛床 |
| 構造計算 | 耐震等級3を満たす構造計画。具体的な計算方法は実邸で確認 |
| 制震 | 2026年の広島・九州北部の公式イベントページでは、制震×耐震の「AI-DAMPER」を標準装備として案内。全国一律の標準採用かは建築地域・仕様で確認 |
| 免震 | 全棟標準の免震システムは公式サイトで確認できません |
| 基礎・地盤 | 地域に応じた基礎と地盤調査・地盤保証 |
| 実験・根拠 | スキップフロア付きプラン・外張り断熱工法・シーリングレスサイディング住宅の3条件を組み合わせた実大振動実験を実施。能登半島地震を含む地震波や震度7相当で検証 |
耐震等級とは?
| 耐震等級 | 水準 | 概要 |
|---|---|---|
| 1 | 建築基準法水準 | 住宅に求められる最低基準 |
| 2 | 等級1の1.25倍 | 長期優良住宅などで求められる水準 |
| 3 | 等級1の1.5倍 | 住宅性能表示制度の最高等級 |

アイ工務店の耐震性を支える5つのポイント
耐震等級3を標準にする構造計画
アイ工務店は耐震等級3を標準として案内しています。等級1の1.5倍の地震力に対して倒壊・崩壊等を防ぐ基準で、木造住宅を比べるうえでも分かりやすい指標です。自由設計でも等級3を前提に壁量と床剛性を計画する点が強みになります。契約前には、自宅プランで住宅性能評価書を取得するのか、どの計算方法でその等級を確認するのかを押さえておきましょう。
28mm剛床で水平力を耐力壁へ伝える
1階床に28mm厚の構造用パネルを採用し、床を面として固める剛床構造です。地震時の水平力を特定の柱だけへ集中させず、耐力壁へ伝える役割があります。吹き抜けやスキップフロアでは床の連続性が変わるため、構造計画とのバランスも見逃せません。大きな開口を希望する場合は、構造図で床と壁がどうつながるのかまで見ておくと分かりやすいです。
高倍率耐力壁で開口と強度を両立
高倍率耐力壁を使うことで、限られた壁長でも必要な耐力を確保しやすくなります。アイ工務店が得意とする吹き抜けや大開口と耐震性を両立するうえでも重要な要素です。とはいえ、強い壁だけで建物全体の性能が決まるわけではなく、壁の偏りや基礎への力の伝わり方も関係します。候補の間取りでは、耐力壁がどこに配置されるのかまで見ておきたいところです。
基礎・接合部・地盤を一体で確認
耐震性能は上部構造だけでなく、基礎、接合金物、地盤までつながって決まります。アイ工務店では地域条件に応じた基礎と地盤調査・地盤保証を組み合わせています。北海道など地域仕様が異なるエリアもあるため、全国で基礎が同じとは限りません。基礎仕様、地盤改良判定、保証範囲は建築地ごとの条件で見る必要があります。
実大振動実験でスキップフロア住宅まで検証
アイ工務店は、スキップフロア付きプラン・外張り断熱工法・シーリングレスサイディング住宅という3条件を組み合わせた実大振動実験を実施し、最大震度7を記録した能登半島地震を含む複数の地震波で検証しています。自由設計の特徴を取り入れた建物で確認している点は判断材料になりますが、実邸では一棟一棟の構造計算結果と耐震等級の確認方法まで見ておきましょう。
FP2級・宅建士によるアイ工務店の耐震性能評価
| 評価項目 | 評価 | コメント |
|---|---|---|
| 耐震等級 | ★★★★★ | 最高等級3を標準 |
| 構造 | ★★★★★ | 軸組+面材+28mm剛床 |
| 構造計算 | ★★★★☆ | 実邸の計算方法・評価書取得を確認 |
| 制震・免震 | ★★★★☆ | AI-DAMPERを標準案内する地域あり。免震は全棟標準ではない |
| 基礎・地盤 | ★★★★☆ | 地域仕様と地盤条件で確認 |
| 総合評価 | ★★★★★ | 自由設計で耐震等級3を標準化している点を高く評価 |
アイ工務店の断熱性能・省エネ性能

FP2級・宅建士コメント

アイ工務店の断熱性能一覧
| 項目 | アイ工務店 |
|---|---|
| UA値 | N-eesは全エリアUA値0.28以下を公表。プラン・建物規模で異なる場合あり |
| C値 | 全棟第三者測定。約束値0.5cm²/m²以下、平均実測値0.32 |
| 断熱等性能等級 | N-eesは全エリアで断熱等級6、HEAT20 G2 |
| 断熱材 | N-eesの大阪・福井などでは外側フェノールフォーム+内側高性能グラスウールのダブル断熱。沖縄のN-ees Uではフェノールフォーム+発泡ウレタンを案内 |
| 断熱材の商品名・種類 | N-eesの大阪・福井などはフェノールフォーム+高性能グラスウール。沖縄N-ees Uはフェノールフォーム+発泡ウレタン |
| 断熱材の厚み | N-eesの大阪・福井などの地域公式ページでは外側45mm+内側105mmを案内。地域・商品で仕様差があるため建築地の現行仕様を確認 |
| 壁断熱 | 構造用面材を挟むダブル断熱。N-eesと沖縄N-ees Uでは内側断熱材の種類が異なる案内あり |
| 天井・屋根断熱 | 屋根断熱。遮熱ボード「クールアイ(AI)」+通気層+硬質発泡ウレタン300mm |
| 床・基礎断熱 | 公式の全商品共通厚みは確認できないため、建築地・商品仕様で確認 |
| 断熱施工方法 | N-eesでは外張りフェノールフォーム+内側高性能グラスウール、沖縄N-ees Uではフェノールフォーム+発泡ウレタンを組み合わせる案内。屋根は遮熱ボード・通気層・硬質発泡ウレタン300mm |
| サッシ | 高性能断熱サッシ。TYPE-Eでは樹脂フレームを公式案内 |
| ガラス | Low-Eトリプルガラス |
| ガス充填 | アルゴンガス入り |
| トリプルガラス | 採用。TYPE-Yでは18mm中空層×2、総厚45mmの仕様例 |
| 換気システム | 熱交換型24時間セントラル換気システム |
| 熱交換率 | 機種・仕様によるため候補プランで確認 |
| 全館空調 | N-ees Uなどで全館空調の展開例あり。全商品一律標準ではない |
| 床暖房 | 全商品共通の標準採用は公式サイトで確認できません |
| ZEH対応 | 対応。高断熱・高気密と創エネ設備を組み合わせる |
| GX志向型住宅 | 年度の補助制度要件と採用設備・一次エネルギー削減率で個別確認 |
| ZEH実績 | 年度別実績は公式ZEH関連公表資料で確認 |
アイ工務店の断熱性能を支える4つのポイント
UA値0.28以下・断熱等級6を全国で標準化
N-eesは全エリアでUA値0.28以下を掲げ、北海道エリアでも断熱等級6の性能を満たす仕様を標準としています。地域ごとに断熱性能を下げず、ワンスペックでそろえる考え方です。冷暖房負荷を抑えやすいだけでなく、建築地が違っても性能基準を比べやすくなります。実際のUA値はプランや建物規模で変わるため、自宅の計算書で数値を確かめたいところです。
全棟C値測定・約束値0.5以下
戸建て注文住宅の全棟で第三者による気密測定を行い、C値0.5cm²/m²以下を約束値としています。平均実測値0.32も公表しており、カタログ上の断熱材仕様だけでなく、施工後の気密性を数値で見られる仕組みです。気密性が高いほど計画換気が働きやすく、隙間からの熱・湿気の出入りも抑えやすくなります。引き渡し前には、自宅の測定結果を受け取れるかまで押さえておきたいところです。
ダブル断熱+屋根300mm断熱
N-eesの大阪・福井などの地域公式ページでは、外側フェノールフォーム45mmと内側高性能グラスウール105mmを組み合わせるダブル断熱を案内しています。一方、沖縄のN-ees Uではフェノールフォーム+発泡ウレタンを採用しており、壁断熱は地域・商品で仕様差があります。屋根は遮熱ボード「クールアイ(AI)」と通気層、硬質発泡ウレタン300mmを組み合わせる構成が公式に案内されています。候補地域では、壁断熱材の種類・厚みと屋根仕様を最新の仕様書でそろえて確認しましょう。
Low-Eトリプルガラスと樹脂系高断熱サッシ
窓にはLow-Eトリプルガラスとアルゴンガスを使う高断熱仕様を採用しています。TYPE-Eでは樹脂フレーム、TYPE-Yでは樹脂スペーサーなど、窓タイプごとの具体仕様も公表されています。壁の断熱性能が高くても窓が弱ければ温度ムラや結露につながるため、窓まで含めて仕様をそろえている点は評価しやすいところです。大開口を希望する場合は、方位、日射取得・遮蔽、採用する窓TYPEまで合わせて検討したいところです。
熱交換型24時間セントラル換気の特徴と注意点
高気密住宅では換気計画が重要で、アイ工務店は熱交換型の24時間セントラル換気を案内しています。排気する空気の熱を回収しながら外気を取り入れることで、換気による冷暖房ロスを抑えます。
使い続けるには、フィルター交換、給排気口の清掃、ダクトの維持管理が必要です。採用機種、熱交換率、給気・排気方式、交換部品費まで分かれば、入居後の手間と維持費もイメージしやすくなります。
アイ工務店は寒い?暑い?
UA値0.28以下、C値0.5以下の約束値、ダブル断熱、トリプルガラスという仕様から、高断熱・高気密住宅として有力です。特に屋根断熱300mmと遮熱ボードは、夏の屋根からの熱侵入へ配慮した構成です。
室温は窓面積、方位、吹き抜け、日射遮蔽、エアコン容量、換気設定でも変わります。モデルハウスでの体感だけで判断せず、自宅プランの温熱計算と空調計画まで見れば、実際の暮らしを想像しやすくなります。
FP2級・宅建士による断熱性能評価
| 評価項目 | 評価 | コメント |
|---|---|---|
| UA値 | ★★★★★ | 全国0.28以下を公表。実邸値も確認しやすい |
| C値 | ★★★★★ | 全棟測定・0.5以下の約束値・平均0.32 |
| 外壁・窓 | ★★★★★ | ダブル断熱+Low-Eトリプルガラス |
| 換気・空調 | ★★★★★ | 熱交換型24時間換気。全館空調は仕様別 |
| 省エネ | ★★★★★ | 断熱等級6・HEAT20 G2・ZEH対応 |
| 総合評価 | ★★★★★ | 数値・部材・全棟測定まで確認できる高性能仕様 |

アイ工務店の商品ラインアップ
FP2級・宅建士コメント

アイ工務店の商品一覧
| 商品名 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| N-ees | UA値0.28以下、断熱等級6、C値全棟測定など高性能を標準化した主力住宅 | 断熱・気密と自由設計、価格バランスを重視 |
| HILLUS | 工法・構造からプラン、デザインまで上質さを追求する高級住宅 | 立地・素材・意匠まで含めて邸宅性を重視 |
| N-ees U | 沖縄・九州・東海・関東などの地域公式ページで案内される、地域の気候条件へ対応した戸建住宅商品 | 建築地域に合わせた高気密・高断熱、外装・空調・防蟻などを重視 |
| N-eesH | 北海道の気候風土に最適化した戸建住宅新商品として公式案内 | 北海道で地域特性に合わせた断熱・設備・住環境を重視 |
※2026年8月時点では、N-eesとHILLUSに加え、地域商品としてN-ees Uや北海道向けN-eesHも案内されています。取扱商品・仕様は建築地域で異なるため、候補地域のラインアップと見積書を照らし合わせてください。
N-ees|全国で高水準の基本性能をそろえる自由設計住宅
N-eesはアイ工務店の主力商品で、UA値0.28以下、断熱等級6、HEAT20 G2、全棟C値測定といった高い温熱性能を標準側へ組み込んでいます。ダブル断熱、屋根遮熱断熱、Low-Eトリプルガラスなど、部材構成まで具体的に公開している点が特徴です。
スキップフロア、ハーフ収納、吹き抜け、平屋など自由設計に対応するため、性能と間取りの両方を重視する人に向きます。
HILLUS|上質さを追求する高級住宅
HILLUSは「満ち足りるを知る人が集う高級住宅」と位置づけられています。工法・構造だけでなく、プラン、デザイン、素材、住環境まで含め、N-eesより邸宅性を重視した提案が中心です。
価格は一律公表されていないため、N-eesと同じ坪単価で考えるのは避けたいところです。設計・素材・設備まで含めた個別見積もりで比べると、HILLUSを選ぶことで増える費用が見えやすくなります。
N-ees U|地域の気候条件に対応して展開される戸建住宅商品
N-ees Uは、沖縄・九州・東海・関東など複数の地域で案内されている現行の戸建住宅商品です。高気密・高断熱を軸に、地域の気候条件に合わせて外装、空調・換気、防蟻などの仕様を組み合わせています。
N-eesとHILLUSが主要ブランドである一方、N-ees Uは地域ごとに案内される商品です。全国一律の仕様と考えず、建築地域での取扱いと、断熱・基礎・外装・空調などの標準仕様を地域ごとに見ておきたいところです。
N-eesH|北海道の気候風土に最適化した戸建住宅新商品
N-eesHは、「北海道の気候風土に最適化された戸建住宅新商品」として案内されている北海道向けの商品です。全国共通のN-eesと同じ扱いではなく、寒冷地の気候やライフスタイルへ対応する地域商品として見ると違いが分かりやすくなります。
北海道で検討する場合は、N-eesHの断熱・基礎・暖房・換気などの標準仕様を、全国向けN-eesと並べて見ると違いが分かりやすくなります。
アイ工務店の保証・アフターサービス

アイ工務店の保証・アフターサービス一覧
| 項目 | 主な内容 |
|---|---|
| 保証制度 | 初期30年保証+最長70年長期保証システム |
| 初期保証 | 構造躯体・防水・防蟻を30年保証。10年・20年目の有償メンテナンス工事不要 |
| 最長保証 | 条件付き最長70年 |
| 延長条件 | すべての定期点検と、30年目以降に必要と判断された有償メンテナンス工事 |
| 定期点検 | 30年目までのすべての定期点検を受けることが初期30年保証の条件。現行公式公開ページでは各点検時期の一覧は確認できないため保証書で確認 |
| 建物診断 | 30年目以降の保証延長時に点検・必要メンテナンス条件あり |
| 住宅設備機器保証 | 空調機器・給湯機器・設備機器を10年間保証。メーカー保証書の内容・規定に基づき無償修理(主に通電部の故障が対象) |
| 地盤・防蟻 | 地盤は引渡しから20年間、1事故最大2,000万円・保険期間通算最大5,000万円まで保証。防蟻は初期30年保証の対象 |
| リフォーム | 保証延長に必要なメンテナンスはアイ工務店の判定・条件に従う |
初期30年保証
アイ工務店は、構造躯体・防水・防蟻について初期30年保証を案内しています。10年目・20年目に保証延長のための有償メンテナンス工事を必要としない点が、従来の長期保証との大きな違いです。
すべての部位・設備が30年間無償になる制度ではありません。保証対象と免責に加え、自然災害、施主工事、設備機器がどのように扱われるかは保証書で把握しておきたい部分です。
最長70年の長期保証
初期30年終了後は、すべての定期点検を受け、アイ工務店が必要と判断した有償メンテナンス工事を行うことなどを条件に、最長70年まで保証を延長できます。
長期保証は将来の安心材料になる一方、有償工事の費用は住宅ごとに異なります。30年以降に想定される外壁、屋根、防水、防蟻などの修繕費も、住宅ローンとは別の長期資金として見込んでおくと安心です。
地盤保証・住宅設備の確認
地盤保証システムでは、不同沈下に起因する建物の損害について、引渡しから20年間、現状復帰の補修費用や補修期間中の仮住居費用などを保証内容に応じて1事故最大2,000万円、保険期間を通じて最大5,000万円まで保証しています。
住宅設備機器保証は、空調機器・給湯機器・設備機器を対象に10年間のサポートを案内しています。メーカー保証書の内容・規定に基づく無償修理で、主に通電部の故障が対象となり、物理的破損などは含まれません。水漏れや鍵の紛失などの住宅設備トラブルには、24時間365日の受付体制も案内されています。
FP2級・宅建士による保証評価
| 評価項目 | 評価 | コメント |
|---|---|---|
| 初期保証 | ★★★★★ | 構造・防水・防蟻の初期30年は強い |
| 最長保証 | ★★★★★ | 条件付き最長70年 |
| 点検 | ★★★★☆ | 30年目までのすべての定期点検が条件。各時期は保証書確認 |
| 空調保証 | ★★★☆☆ | 空調を含む住宅設備機器を10年間保証。対象故障・免責を確認 |
| 費用透明性 | ★★★★☆ | 30年目以降の有償メンテナンス費は個別 |
| 総合評価 | ★★★★★ | 初期30年と最長70年は長期保有で大きな安心材料 |

アイ工務店のメリット・デメリット

アイ工務店のメリット・デメリット表
| 項目 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 価格 | 高性能標準を含めて大手高価格帯より抑えやすい | 標準外変更やHILLUSでは総額が上がりやすい |
| 設計 | スキップフロア、ハーフ収納、回遊動線など自由度が高い | 複雑な間取りほど構造・費用・施工精度の確認が増える |
| 性能 | UA0.28以下、C値全棟測定、断熱等級6 | プランによってUA値や一部仕様が異なる場合がある |
| 保証 | 初期30年、条件付き最長70年 | 30年目以降は必要な有償メンテナンス条件 |
| 商品ラインアップ | N-ees・HILLUSに加え、地域商品としてN-ees U・N-eesHを展開 | 取扱商品・標準仕様は建築地域によって確認が必要 |
| 施工体制 | 全国47都道府県に展示場・拠点を拡大 | 地域・担当チームの対応差は事前確認が必要 |
| 気密 | 全棟第三者測定で実邸数値を確認できる | 測定条件・時期を確認して数値を比較する必要 |
| 対応地域 | 北海道から沖縄まで全国展開 | 地域仕様・商品取扱いに差がある場合がある |
FP2級・宅建士コメント
最大のメリットは、性能をオプションで一つずつ積み上げるのではなく、N-eesで断熱等級6、全棟C値測定、トリプルガラス、耐震等級3まで標準側へまとめていることです。
注意したいのは、自由度が高いぶん、希望を増やすほど追加費用と打ち合わせ項目も増えることです。標準仕様を基準にした見積もりと、希望をすべて反映した見積もりを分けて見れば、何に予算を使っているのか整理しやすくなります。
アイ工務店はこんな人におすすめ
アイ工務店がおすすめな人
| おすすめな人 | 理由 |
|---|---|
| 高断熱・高気密を重視 | UA0.28以下、全棟C値測定、断熱等級6 |
| 間取りの自由度を重視 | スキップフロア、ハーフ収納、回遊動線が得意 |
| 性能と価格のバランスを重視 | SUUMO参考79.4~99.6万円/坪で高性能仕様を検討できる |
| 実邸の気密数値を確認したい | 全棟第三者測定、C値0.5以下の約束値 |
| 長期保証を重視 | 初期30年・条件付き最長70年 |
| 全国で候補にしたい | 47都道府県を展示場検索対象として展開 |
アイ工務店をおすすめしない人
| おすすめしない人 | 理由 |
|---|---|
| 最安価格だけを最優先 | 現在はローコスト帯より上の価格になりやすい |
| 規格住宅で短時間に決めたい | 自由設計は打ち合わせ項目が多い |
| 標準外の輸入設備・造作を大量採用したい | 変更が増えると価格メリットが薄れやすい |
| 担当者差を極力避けたい | 公開口コミでは担当・施工・アフターへの評価差がある |
| 工場生産を重視 | 現場施工中心の木造住宅で、ユニット工法とは異なる |
アイ工務店は、断熱・気密性能を数値で確認しながら、スキップフロアなど自由な間取りも楽しみたい人に向いています。
アイ工務店のよくある質問(FAQ)

Q1. アイ工務店の坪単価はいくらですか?
公式の一律坪単価はありません。SUUMOの2026年8月掲載参考価格は79.4万~99.6万円/坪で、商品・地域・面積・仕様により変わります。
Q2. アイ工務店はローコスト住宅ですか?
現在の参考価格では、典型的なローコスト住宅より上の価格帯です。断熱等級6や全棟C値測定など高性能を標準側に含む中価格~中高価格帯として比較する方が実態に近いでしょう。
Q3. アイ工務店は耐震等級3ですか?
耐震等級3を標準として案内しています。自宅で住宅性能評価書を取得するのか、どの構造計算方法を使うのかまで分かれば、その等級の確認方法も明確になります。
Q4. UA値0.28、C値0.32は全棟共通ですか?
UA値0.28以下はN-eesの標準性能として公表されていますが、プラン・建物規模で異なる場合があります。C値0.32は平均実測値で、全棟の約束値は0.5cm²/m²以下です。
Q5. アイ工務店は30年間無料保証ですか?
構造躯体・防水・防蟻の初期30年保証を案内していますが、住宅のすべてが30年間無料修理になる意味ではありません。保証書では、保証対象・免責・設備保証を分けて見る必要があります。
Q6. N-eesとHILLUSの違いは?
N-eesは高断熱・高気密を標準化した主力の自由設計住宅、HILLUSは素材・デザイン・邸宅性まで追求する高級住宅です。どちらが合うかは、個別見積もりで価格と標準仕様を並べると判断しやすくなります。
Q7. アイ工務店は平屋を建てられますか?
可能です。公式建築実例には平屋や平屋風1.5階建てが多数あり、小屋裏・ハーフ収納を組み合わせた提案も確認できます。
Q8. アイ工務店の営業はしつこいですか?
担当者によって評価は分かれます。しつこさの有無だけでなく、契約を急がせないか、標準・オプション、変更差額、保証条件まで書面で説明してくれるかを見ると、担当者との相性を判断しやすくなります。
アイ工務店の会社概要

※イメージはアイ工務店公式サイトより
アイ工務店は2010年設立の住宅会社で、2026年8月時点では北海道から沖縄まで全国へ展示場・事業拠点を広げています。注文住宅のほか、資産活用や工務店支援事業も展開しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社アイ工務店 |
| 本店 | 大阪府大阪市北区梅田1丁目13番1号 大阪梅田ツインタワーズ・サウス15階 |
| 設立 | 2010年7月13日 |
| 資本金 | 1億円 |
| 事業内容 | 戸建注文住宅、資産活用、工務店経営支援など |
| 主な商品 | N-ees、HILLUS、地域商品としてN-ees U・北海道向けN-eesH |
| 主な技術 | ダブル断熱、全棟C値測定、バーチカルフリー、ラテラルフリー、耐震等級3 |
| 対応エリア | 北海道から沖縄まで47都道府県で展示場・拠点を展開。商品・建築地により対応可否や地域仕様を要確認 |
| 公式サイト | アイ工務店公式サイト |
アイ工務店|FP・宅建士の評価・まとめ


| 評価項目 | 評価 | 理由・注意点 |
|---|---|---|
| 設計自由度 | ★★★★★ | タテ・ヨコ空間を活用する自由設計 |
| 耐震性能 | ★★★★★ | 耐震等級3を標準 |
| 断熱性能 | ★★★★★ | UA0.28以下、断熱等級6、ダブル断熱 |
| 空調・快適性 | ★★★★★ | C値全棟測定と熱交換換気。全館空調は仕様別 |
| 商品ラインアップ | ★★★★☆ | N-ees・HILLUSが主軸。地域商品としてN-ees U・N-eesHも展開 |
| 保証・アフター | ★★★★★ | 初期30年・条件付き最長70年 |
| 価格 | ★★★★☆ | SUUMO参考79.4~99.6万円/坪。高性能とのバランスが強み |
| 総合評価 | ★★★★★ | 高性能と自由設計を同時に求める人に比較価値が高い |
2026年時点のアイ工務店は、「安さだけを売る会社」と見るより、高い住宅性能と自由設計のバランスで考える方が実態に合っています。N-eesではUA値0.28以下、断熱等級6、全棟C値測定、Low-Eトリプルガラス、耐震等級3などを標準側に組み込み、性能を数値や仕様で比べやすくしています。
スキップフロア、ハーフ収納、小屋裏、吹き抜け、回遊動線など、床面積の数字だけでは表れない空間提案も得意です。性能か間取りかの二択ではなく、どちらにもこだわりたい人にとって比較しやすいハウスメーカーといえます。
口コミでは、担当者、施工、アフター対応への評価に差も見られます。全国展開が急速に広がっているため、契約前には自分のエリアの支店体制、設計担当、現場監督、引き渡し後の窓口まで具体的に把握しておきたいところです。
一条工務店、アキュラホーム、ヤマト住建、桧家住宅などと比べるなら、延床面積・UA値・C値・設備・外構まで条件をそろえた総額を見るのが近道です。アイ工務店が性能と間取りにどこまで費用をかけているかが分かりやすくなります。


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