「相続した実家を売りに出したのに、何か月経っても問い合わせが来ない…」
「不動産会社にお願いしているのに、まったく売れる気配がない。」
「値下げするしかないと言われたけれど、本当にそれしか方法はないの?」
このような悩みを抱えている方は少なくありません。
実は、空き家が売れない原因は「築年数が古いから」「地方だから」だけではありません。
価格設定や売り方、不動産会社の選び方など、少し工夫するだけで売却につながるケースも多くあります。
一方で、
- 再建築不可
- 老朽化が進んでいる
- 権利関係が複雑
など、一般的な仲介では売却が難しいケースもあります。
この記事では、宅建士・FP2級の視点から、空き家が売れない本当の理由と、状況に応じた対処法を分かりやすく解説します。
「売れないから仕方ない」と諦める前に、ぜひ最後までご覧ください。
- この記事で分かること
- 空き家が売れない理由とは?
- 売れない理由① 価格が高すぎる
- 売れない理由② 立地
- 売れない理由③ 築年数
- 売れない理由④ 管理状態が悪い
- 売れない理由⑤ 写真の印象が悪い
- 売れない理由⑥ 仲介会社が合っていない
- 売れない理由⑦ 権利関係が複雑
- 「売れない」と感じたら、まずは比較してみよう
- 売れない場合の対処法① 価格を見直す
- 売れない場合の対処法② 掃除・片付けをする
- 売れない場合の対処法③ ホームステージングを検討する
- 売れない場合の対処法④ 解体するという選択肢
- それでも売れないなら「買取」という方法もある
- 訳あり物件は専門業者への相談もおすすめ
- 売却を諦める前にやること
- 空き家が売れない人によくある質問(FAQ)
- Q1. 空き家は築40年以上でも売れますか?
- Q2. 何年くらい売れなかったら対策を考えるべきですか?
- Q3. 売れない場合は値下げするしかありませんか?
- Q4. 築年数が古い家は解体した方がいいですか?
- Q5. 解体費用はどれくらいですか?
- Q6. 再建築不可物件でも売れますか?
- Q7. 相続した空き家が売れません。
- Q8. 共有名義でも売却できますか?
- Q9. 空き家に荷物が残ったままでも売れますか?
- Q10. リフォームした方が売れますか?
- Q11. 空き家は地方だと売れませんか?
- Q12. 仲介会社は変更できますか?
- Q13. 査定は無料ですか?
- Q14. 売れない空き家でも買取できますか?
- Q15. 買取と仲介はどちらがいいですか?
- Q16. 固定資産税が負担です。
- Q17. 空き家を放置するとどうなりますか?
- Q18. 一番大切なのは何ですか?
- Q19. 相談だけでも大丈夫ですか?
- Q20. 最初にやるべきことは?
- あなたの空き家は売れる?セルフ診断チェックリスト
- ケース別|おすすめの売れない空き家の売却方法
- 宅建士・FP2級からのアドバイス|売れない空き家
この記事で分かること
この記事では、次の内容について詳しく解説します。
- 空き家が売れない主な理由
- 全国で空き家が増えている背景
- 売れない空き家の特徴
- 高く売るために改善できるポイント
- 売れない場合の具体的な対処法
- 訳あり物件の売却方法
空き家が売れない理由とは?
「空き家だから売れない。」
そう思われがちですが、実際にはそれだけが理由ではありません。
空き家は全国的に増え続けており、物件数そのものが多くなっています。
つまり、買いたい人よりも売りたい人の方が多い地域では、どうしても競争が激しくなります。
さらに、購入希望者は複数の物件を比較しているため、
- 価格
- 立地
- 建物の状態
- 写真
- 不動産会社の販売力
など、さまざまな要素を見て判断しています。
そのため、「売れない原因」を正しく把握し、一つずつ改善していくことが大切です。
全国的に空き家が増えている背景
日本では少子高齢化や人口減少の影響により、空き家の数は年々増加しています。
空き家が増える主な理由としては、
- 相続した実家を使う予定がない
- 子どもが都市部へ移住して戻らない
- 高齢者施設への入居で自宅が空く
- 地方では住宅需要が減少している
などが挙げられます。
また、近年は「相続したものの、どうすればよいか分からず放置している」というケースも珍しくありません。
空き家が増えれば増えるほど、購入希望者はより条件の良い物件を選べるようになります。
つまり、何もしない空き家は埋もれてしまう可能性が高いのです。
実は「売り方」が原因のことも多い
「築40年だから売れない。」
「地方だから無理。」
そう決めつけてしまうのは少し早いかもしれません。
実際には、
- 査定を1社しか受けていない
- 相場より高い価格で売り出している
- 写真の印象が悪い
- 管理状態が良くない
など、売り方が原因で売れ残っているケースも多くあります。
逆に言えば、売却方法を見直すことで状況が改善する可能性も十分あります。
売れない理由① 価格が高すぎる
空き家が売れない最大の理由の一つが、価格設定です。
「少しでも高く売りたい」という気持ちは自然ですが、相場とかけ離れた価格では買い手が見つかりません。
例えば、近隣相場が1,800万円なのに2,300万円で売り出していると、多くの購入希望者は候補から外してしまいます。
その結果、
- 問い合わせが少ない
- 内覧希望が入らない
- 売れ残る
という悪循環に陥ることがあります。
適正価格を知るには?
価格設定で失敗しないためには、
- 複数の不動産会社に査定を依頼する
- 周辺の成約事例を確認する
- 市場動向を把握する
ことが大切です。
査定額だけでなく、「なぜその価格なのか」という根拠まで比較するようにしましょう。
売れない理由② 立地
立地は、自分では変えられない要素です。
例えば、
- 駅から遠い
- バス便が少ない
- 人口減少エリア
- 商業施設が少ない
といった地域では、買い手が限られることがあります。
しかし、立地が悪いからといって必ず売れないわけではありません。
例えば、
- 広い土地
- 自然環境の良さ
- 家庭菜園ができる
- セカンドハウス向け
など、別の魅力をアピールすることで売却につながるケースもあります。
また、地方の空き家を探している人は「価格」と「土地の広さ」を重視する傾向があるため、ターゲットに合わせた販売戦略も重要です。
売れない理由③ 築年数
「築年数が古いから売れない」と思われがちですが、これも一概には言えません。
確かに築40年以上になると、建物自体の評価は低くなる傾向があります。
しかし、購入希望者の中には、
- リノベーション前提
- 土地目的
- 古民家として活用したい
と考えている方もいます。
つまり、「古い=売れない」ではなく、「誰に売るか」が重要なのです。
築年数が古い場合のポイント
- 室内をできるだけ片付ける
- 修繕履歴があれば伝える
- 建物付き・更地の両方で査定する
- リフォームの必要性を検討する
こうした工夫で印象が変わることもあります。

「先生、うちの実家は築45年なんです…。やっぱり売れないですよね?」

「そんなことはありませんよ。
築年数だけで判断するのは早いです。
土地として需要がある場合もありますし、リフォーム前提で探している方もいます。」

「じゃあ、古いからといってすぐ解体しなくてもいいんですか?」

「はい。まずは建物付きと更地、それぞれの査定を比較してから判断することをおすすめします。焦って解体すると、かえって手取りが少なくなるケースもあります。」
宅建士・FP2級からのアドバイス
空き家が売れない理由は、一つではありません。
実際の相談でも、「築年数のせいだと思っていたら、価格設定を見直しただけで売れた」「別の不動産会社へ相談したら短期間で成約した」というケースを何度も見てきました。
だからこそ、「売れない=価値がない」と決めつけず、まずは原因を整理することが大切です。
売れない理由④ 管理状態が悪い
空き家は、管理状態によって購入希望者の印象が大きく変わります。
「建物が古いこと」と「管理されていないこと」は別問題です。
築30年以上でも丁寧に管理されている空き家は、「大切に使われてきた家」という印象を与えます。
一方で、次のような状態では内覧の段階で敬遠されることがあります。
- 雑草が伸び放題
- 郵便物がたまっている
- 雨戸が閉めっぱなし
- 外壁にひび割れがある
- ゴミや不用品が残っている
- カビや異臭がする
購入希望者は「この家を買ったら、修繕費がたくさんかかるのでは?」と不安になります。
その結果、問い合わせ自体が減ってしまうこともあります。
第一印象は数分で決まる
不動産の内覧では、最初の数分で印象が決まると言われています。
玄関を開けた瞬間に、
- 明るい
- 清潔
- 手入れされている
という印象を持ってもらえるかどうかは重要です。
逆に、玄関先に雑草が生い茂っていたり、室内に荷物が散乱していたりすると、「この家は管理されていない」と判断される可能性があります。
管理状態を改善するポイント
売却前には、次のような準備をおすすめします。
- 庭の草刈り
- ポストの整理
- 不用品の処分
- 窓を開けて換気する
- 水回りを清掃する
- カーテンを開けて明るくする
大掛かりなリフォームをしなくても、こうした基本的な管理だけで印象は大きく変わります。
空き家の不用品回収、清掃、片付け見積もりを一括比較するサービス「ぽいみつ」も活用しましょう。
売れない理由⑤ 写真の印象が悪い
現在、多くの人は不動産情報サイトを見て物件を探します。
つまり、写真は購入希望者が最初に見る「玄関」です。
どんなに良い物件でも、写真の印象が悪ければ内覧につながりません。
よくあるNG写真
次のような写真は、購入希望者にマイナスの印象を与えます。
- 雨の日に撮影している
- 部屋が暗い
- 荷物が散らかったまま
- 洗濯物が写っている
- 車や人が映り込んでいる
- 庭が荒れている
インターネットでは数十件の物件が並びます。
その中で「見てみたい」と思ってもらえる写真でなければ、問い合わせにつながりません。
良い写真のポイント
写真を撮る際は、次の点を意識しましょう。
- 晴れた日の午前中に撮影する
- カーテンを開けて自然光を取り入れる
- 不用品を片付ける
- 広角で部屋全体を写す
- 外観・庭・駐車場も撮影する
最近はスマートフォンでも十分きれいな写真が撮れます。
必要に応じて、不動産会社に撮影方法を相談するのもおすすめです。

「写真なんて、おまけみたいなものじゃないんですか?」

「まったく違いますよ!レストランをネットで選ぶ時だって、料理の写真が美味しそう、内観がオシャレで雰囲気がいいお店は好感を持てますよね?
購入希望者の多くは、写真を見て『内覧するかどうか』を決めています。
写真が悪いだけで、良い物件でも候補から外れてしまうことがありますよ。」
売れない理由⑥ 仲介会社が合っていない
「不動産会社に任せているのに売れない。」
そんな場合は、物件ではなく仲介会社との相性が原因かもしれません。
不動産会社には、それぞれ得意分野があります。
例えば、
- 相続物件に強い会社
- 空き家売却に強い会社
- 新築販売が得意な会社
- 地域密着型の会社
など、特徴はさまざまです。
空き家売却の経験が少ない会社では、十分な販売活動ができないケースもあります。
こんな会社には注意
次のような対応が続く場合は、一度見直しを検討してもよいでしょう。
- 売却状況の報告がほとんどない
- 内覧後の反応を教えてくれない
- 値下げばかり提案される
- 写真や広告に力を入れていない
- 査定の根拠が曖昧
もちろん、売れない原因が物件にあることもありますが、販売方法を変えることで状況が改善するケースもあります。
仲介会社を比較するメリット
複数の会社に相談すると、
- 査定額
- 販売戦略
- 広告方法
- 担当者の対応
などを比較できます。
「この会社なら安心して任せられる」と思える担当者を選ぶことも、売却成功の大切なポイントです。
売れない理由⑦ 権利関係が複雑
空き家が売れない理由として、意外と多いのが権利関係です。
共有名義
兄弟姉妹など複数人で相続した空き家では、共有名義になっていることがあります。
共有名義のまま売却するには、原則として共有者全員の同意が必要です。
一人でも反対すると、売却が進められないケースがあります。
相続未登記
2024年から相続登記が義務化されました。
亡くなった方の名義のままでは、売却手続きを進められません。
まずは相続登記を済ませ、自分名義に変更する必要があります。
再建築不可
古い住宅地では、現在の法律では建て替えができない「再建築不可物件」があります。
このような物件は買い手が限られるため、一般的な仲介では売却に時間がかかることがあります。
ただし、すべての再建築不可物件が売れないわけではありません。
投資家や専門業者が購入するケースもあります。
「売れない」と感じたら、まずは比較してみよう
ここまで紹介したように、空き家が売れない理由は一つではありません。
- 価格設定
- 管理状態
- 写真
- 仲介会社
- 権利関係
など、さまざまな要因が重なっていることが多いのです。
だからこそ、「売れないから値下げする」と判断する前に、別の視点から見直してみることが大切です。
タウンライフ空き家解決を活用するという方法も
「今お願いしている不動産会社だけで大丈夫かな?」
「他の会社ならもっと良い提案があるかもしれない。」
そんなときは、複数の不動産会社へ相談して比較するのも一つの方法です。
タウンライフ 空き家解決では、一度の申し込みで複数の会社から査定や売却プランの提案を受けられます。
査定額だけでなく、
- 販売方法
- サポート内容
- 空き家活用の提案
なども比較できるため、「今の売却方法が本当に最適なのか」を見直すきっかけになります。

「先生、売れない理由って『古い家だから』だけじゃなかったんですね。」

「そうなんです。
管理状態や価格設定、写真、仲介会社など、改善できるポイントは意外と多いですよ。
一人で悩まず、複数の会社の意見を聞いてみると、新しい解決策が見つかることもあります。」
宅建士・FP2級からのアドバイス
私がご相談を受ける中で、「売れない」と悩まれている方の多くは、物件そのものよりも売却の進め方に課題があるケースが少なくありません。
もちろん、立地や権利関係など改善が難しい要素もあります。
しかし、価格設定や販売方法、不動産会社の見直しなど、工夫できる点は意外と多いものです。
まずは現状を整理し、複数の視点から物件を見直すことが、売却成功への第一歩になります。
売れない場合の対処法① 価格を見直す
空き家が売れないとき、最初に見直したいのが価格設定です。
「少し高めに売り出して、値下げすればいい。」
そう考える方もいますが、売り出し価格が相場とかけ離れていると、そもそも問い合わせが集まりません。
購入希望者の多くは、価格帯を指定して物件を探しています。
例えば、相場が1,800万円のエリアで2,300万円で売り出している場合、その価格帯で検索する人しか表示されず、本来の購入層に見てもらえない可能性があります。
結果として、
- 問い合わせが来ない
- 内覧が入らない
- 売れ残る
という悪循環に陥ってしまいます。
値下げは慎重に
もちろん、いつまでも価格を変えないのも得策ではありません。
ただし、焦って大幅に値下げする必要もありません。
まずは、
- 周辺の成約事例
- 同じエリアの競合物件
- 不動産会社からの反応
を確認しながら、適正価格へ調整することが大切です。
売れない場合の対処法② 掃除・片付けをする
意外と見落とされがちですが、第一印象は売却価格にも影響します。
購入希望者は内覧時に、
- この家で暮らすイメージ
- 修繕費用
- 管理状態
を自然と判断しています。
そのため、
- 不用品を処分する
- 水回りを掃除する
- 庭の雑草を刈る
- 換気をする
- カーテンを開けて明るくする
だけでも印象が大きく変わります。
高額なリフォームをしなくても、「きちんと管理されている家」という印象を与えることが大切です。
空き家の不用品回収、清掃、片付け業者見積もりを一括比較するサービス「ぽいみつ」も活用しましょう。ちゃんとやってくれる業者にお願いしましょう。

「先生、掃除だけで本当に売れやすくなるんですか?」

「もちろんです。
購入希望者は『この家を大切に使ってきたんだな』という印象を受けると、安心して検討しやすくなります。掃除は費用対効果の高い改善策ですよ。」
売れない場合の対処法③ ホームステージングを検討する
ホームステージングとは、家具や小物を配置し、住んだときのイメージを演出する方法です。
欧米では一般的な売却手法ですが、日本でも利用が増えています。
例えば、
- ソファ
- ダイニングテーブル
- 観葉植物
- ラグ
- クッション
などを配置することで、室内が広く見えたり、生活のイメージが湧きやすくなったりします。
特に空室は殺風景になりやすいため、ホームステージングによって印象が良くなるケースもあります。
ただし、費用もかかるため、物件価格やエリアに応じて検討するとよいでしょう。
売れない場合の対処法④ 解体するという選択肢
建物の老朽化が進んでいる場合は、解体して更地として売却した方が売れやすいケースもあります。
例えば、
- 倒壊の危険がある
- 雨漏りがひどい
- シロアリ被害が深刻
- 建物の価値がほとんどない
といった場合です。
一方で、建物付きの方が売れやすい地域もあります。
そのため、「古いからすぐ解体」という判断はおすすめできません。
解体費用は比較が大切
解体工事の費用は、依頼する業者によって数十万円以上差が出ることもあります。
例えば、
- 木造住宅:約100万〜200万円
- 鉄骨造:約150万〜300万円
といった目安がありますが、建物の規模や地域によって異なります。
そのため、1社だけで決めるのではなく、複数の業者から見積もりを取ることが大切です。
解体無料見積ガイドのような一括見積もりサービスを利用すれば、複数の解体業者から見積もりを取り寄せられるため、費用や工事内容を比較しながら検討できます。
それでも売れないなら「買取」という方法もある
ここまで紹介した方法を試しても売れない場合は、「仲介」以外の選択肢を検討するタイミングかもしれません。
その一つが不動産買取です。
仲介と買取の違い
仲介
- 高く売れる可能性がある
- 売却まで時間がかかることもある
- 買い手を探す必要がある
買取
- 売却までが早い
- 現状のまま売れることが多い
- 仲介より価格は低くなる傾向
「価格よりも早く手放したい」「管理の負担を減らしたい」という方には、買取が向いている場合があります。
訳あり物件は専門業者への相談もおすすめ
一般的な不動産会社では売却が難しい物件でも、専門業者なら対応できるケースがあります。
例えば、
- 再建築不可
- 老朽化した空き家
- ゴミ屋敷
- 共有名義
- 権利関係が複雑
- 長期間売れ残っている
このような物件は、通常の仲介では買い手が見つかりにくいことがあります。
ワケガイという選択肢
こうした物件では、ワケガイのような訳あり不動産専門の買取サービスが選択肢になります。
専門業者は、
- 訳あり物件の取り扱い実績
- 再活用のノウハウ
- 独自の販売ルート
を持っているため、一般市場では売れなかった物件でも売却できる可能性があります。
もちろん、仲介より価格が低くなることもありますが、「何年も売れず固定資産税や管理費だけがかかる」という状況を避けられるメリットもあります。
それでも売れない場合は手放すのも手
それでも売れない不動産・空き家は、「みんなの0円物件」に相談を。
持っていてもいろいろと面倒なこと、お金のかかることもあります。マイナスの価値になりそうなものは、思い切って、手放しましょう。

「先生、買取って損なんじゃないですか?」

「一概には言えません。
たしかに仲介の方が高く売れる可能性はあります。
でも、何年も売れずに固定資産税や管理費を払い続けるケースもありますよね。
『価格』だけでなく、『時間』『管理の負担』『維持費』まで含めて考えることが大切なんです。」
売却を諦める前にやること
「半年以上売れない。」
「問い合わせがほとんどない。」
そんな場合でも、すぐに諦める必要はありません。
まずは次の項目を確認してみましょう。
- □ 価格設定は適正か
- □ 写真は魅力的か
- □ 室内は片付いているか
- □ 庭や外観は手入れされているか
- □ 仲介会社を比較したか
- □ 建物付き・更地の両方で査定したか
- □ 買取という選択肢も検討したか
一つずつ見直すことで、状況が改善するケースは少なくありません。
宅建士・FP2級からのアドバイス
私がこれまでご相談を受けた中でも、「売れない」と思っていた空き家が、価格や販売方法を少し見直しただけで成約したケースを何度も見てきました。
一方で、築年数や権利関係など、仲介では難しい物件も確かに存在します。
そのような場合は、「仲介だけ」にこだわらず、買取や解体といった別の選択肢も含めて検討することが大切です。
大切なのは、「売れない」と決めつける前に、自分の空き家に合った方法を比較し、最適な売却方法を選ぶことです。
空き家が売れない人によくある質問(FAQ)
Q1. 空き家は築40年以上でも売れますか?
はい、売れる可能性は十分あります。
築年数だけで判断されるわけではなく、立地や土地の価値、建物の状態、価格設定なども重要です。古民家として活用したい方や、リノベーション前提で探している方もいます。
Q2. 何年くらい売れなかったら対策を考えるべきですか?
一般的には3〜6か月程度が一つの目安です。
その期間で問い合わせや内覧がほとんどない場合は、価格や販売方法の見直しを検討しましょう。
Q3. 売れない場合は値下げするしかありませんか?
いいえ。
まずは価格以外の原因を確認しましょう。
- 写真
- 管理状態
- 仲介会社
- 広告内容
などを改善するだけで売却につながるケースもあります。
Q4. 築年数が古い家は解体した方がいいですか?
ケースによります。
建物付きの方が売れやすい地域もあるため、建物付き・更地の両方で査定を受けて比較することをおすすめします。
Q5. 解体費用はどれくらいですか?
木造住宅の場合、100万〜200万円程度が目安です。
地域や建物の規模によって異なるため、複数社から見積もりを取ることが大切です。
Q6. 再建築不可物件でも売れますか?
はい。
一般の仲介では難しいこともありますが、専門の買取会社なら対応できるケースがあります。
Q7. 相続した空き家が売れません。
まずは相続登記が完了しているか確認しましょう。
名義変更が済んでいない場合は、売却手続きを進められません。
Q8. 共有名義でも売却できますか?
可能ですが、原則として共有者全員の同意が必要です。
Q9. 空き家に荷物が残ったままでも売れますか?
売却は可能ですが、片付けた方が内覧時の印象は良くなります。
Q10. リフォームした方が売れますか?
必ずしもそうではありません。
費用をかけても回収できないケースがあるため、まずは不動産会社へ相談しましょう。
Q11. 空き家は地方だと売れませんか?
地方でも売却事例は多くあります。
地域に合った販売方法を選ぶことが重要です。
Q12. 仲介会社は変更できますか?
はい。
媒介契約の種類によって異なりますが、変更できるケースが多くあります。
Q13. 査定は無料ですか?
多くの不動産会社では無料査定を実施しています。
Q14. 売れない空き家でも買取できますか?
はい。
専門の買取会社なら対応できるケースがあります。
Q15. 買取と仲介はどちらがいいですか?
高く売りたいなら仲介、早く確実に売りたいなら買取が向いています。
Q16. 固定資産税が負担です。
売却できるまで管理費や税金がかかるため、早めに売却方法を検討することをおすすめします。
Q17. 空き家を放置するとどうなりますか?
管理費や固定資産税がかかるだけでなく、建物の劣化や近隣トラブルの原因になることもあります。
Q18. 一番大切なのは何ですか?
相場を知り、複数の選択肢を比較することです。
Q19. 相談だけでも大丈夫ですか?
もちろんです。
査定や相談だけでも問題ありません。
Q20. 最初にやるべきことは?
まずは現在の相場と売却方法を確認することから始めましょう。
あなたの空き家は売れる?セルフ診断チェックリスト
次の項目をチェックしてみましょう。
□ 相場を把握している
□ 査定を2〜3社以上比較した
□ 室内を整理・清掃した
□ 庭や外観を手入れした
□ 写真を見直した
□ 仲介会社を比較した
□ 建物付き・更地の両方で検討した
□ 相続登記が済んでいる
□ 共有者との話し合いができている
□ 買取も視野に入れている
8〜10個チェック★★★★★
売却できる可能性は十分あります。
現在の販売方法を継続しつつ、状況を確認しましょう。
5〜7個チェック★★★★☆
改善できるポイントがあります。
販売方法や価格設定を見直すことで、売却につながる可能性があります。
0〜4個チェック★★☆☆☆
まずは現状を整理することから始めましょう。
専門家への相談がおすすめです。
ケース別|おすすめの売れない空き家の売却方法
ケース① まずは高く売れる可能性を知りたい
こんな方におすすめです。
- 売却価格を知りたい
- 複数社を比較したい
- 空き家活用も相談したい
一括査定を利用することで、価格だけでなく各社の提案内容も比較できます。
ケース② 仲介でなかなか売れない
ワケガイ
こんなケースに向いています。
- 再建築不可
- 老朽化
- 長期間売れない
- 訳あり物件
通常の仲介では難しい物件でも、専門の買取会社なら売却できる可能性があります。
それでも売れないなら、手放すのも手
それでも売れない不動産・空き家は、「みんなの0円物件」に相談を。
持っていてもいろいろと面倒なこと、お金のかかることもあります。マイナスの価値になりそうなものは、思い切って、手放しましょう。
ケース③ 建物を解体するか迷っている
解体無料見積ガイド
解体費用は業者によって大きく異なるため、複数社を比較して適正価格を把握することが大切です。

「先生、売れないからもう諦めようかと思っていました……。」

「まだ諦めるのは早いですよ。
空き家には、それぞれ適した売却方法があります。
仲介が向いている物件もあれば、買取や解体を検討した方が良い物件もあります。
大切なのは、一つの方法だけで判断しないことです。」
宅建士・FP2級からのアドバイス|売れない空き家
空き家は、「売れない」のではなく、「今の売り方では売れにくい」というケースが少なくありません。
これまで多くのご相談を受けてきましたが、価格設定や仲介会社を見直しただけで成約につながった例も数多くあります。
一方で、老朽化や再建築不可など、一般の仲介では難しい物件もあります。
そのような場合は、専門の買取会社や解体という選択肢を検討することで、新たな道が開けることもあります。
焦って値下げをする前に、「自分の空き家に合った売却方法」を比較・検討することが重要です。
空き家が売れない理由は、一つではありません。
この記事でご紹介したように、
- 価格設定
- 管理状態
- 写真
- 仲介会社
- 権利関係
など、さまざまな要因が関係しています。
だからこそ、「売れない」と決めつけず、一つひとつ原因を確認し、改善できる点から取り組むことが大切です。
また、仲介だけにこだわらず、買取や解体など複数の選択肢を比較することで、より自分に合った方法が見つかる可能性があります。




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