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【2階リビング】メリット・デメリット|住んでみた結果を正直レポート

今回は、

  • これから建売などでマイホームを探す方
  • 注文住宅で間取り決めの段階に突入した方

におすすめの間取りを紹介します。

それは「2階リビング」です。

実際に私は注文住宅で2階リビングをプランニングし、すでに春夏秋冬を過ごしました。その上で、やはり2階リビングにして良かったと思っていますのでその理由を、そしてやはりデメリットもありますのでそのあたりも正直に紹介していきたいと思います。

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2階リビングのメリット

まずは2階リビングにして良かったと思う点、メリットについて紹介していきます。

冬、暖かい

暖かい 2階リビング

寒いのがとにかく苦手。

こんな方には2階リビングを自信をもっておすすめします。

なぜなら、暖かい空気は上昇する性質があるため、なにもしなくても部屋の暖かい空気は2階に集まるからです。

参考までに冬の朝一番の外気温、1階、2階の室温の差を計測しましたので紹介します。

条件ですが、

  • 壁断熱材は高性能グラスウール(アクリア)105mm
  • 窓はLow-Eペアガラス+アルミ樹脂複合サッシ
  • 第3種換気システム(自然吸気+強制排気)
  • 夜22時に全ての暖房機器オフで朝7時に計測

で行いました。結果は以下です。

2階リビングの暖かさ比較・検証
場所 外気 1階寝室 2階リビング
温度 0℃ 11℃ 18℃
温度 -3℃ 10℃ 16℃

いかがでしょうか?

我が家は都内ながら寒さが厳しいエリアで、冬は氷点下も当たり前なのですが、暖房機器なしで朝一の2階のリビングの温もりには驚かされます。

また、室内の温度が奪われる大きな要因として、玄関があるのですが、2階リビングの間取りでは必然的に玄関が遠くなりますのでここにも効果が現れます。

2020年の冬、暖冬とは言われましたが、朝の1時間くらいだけエアコンをつけておけば、あとはオフにしても夜になるまで暖かさが続くことには本当に驚きました。

正直、この暖かさだけでも十分に2階リビングという間取りをおすすめできるのですが、まだまだメリットはあります。

隣の家や外からの視線が気にならない

視線が気にならない 2階リビング

2階リビングにして本当にと良かったと思えるのは、隣の家や外からの視線が気にならないということです。

よくある間取りの失敗例で、

「リビングに設けたせっかくの大きな窓。なのに、外からの視線が気になってずっとカーテンを閉めています…。」

というもの。

太陽光をたくさん取り込んでとにかく明るい家にするために窓を大きく設けたのに、実際に住むと目の前の道路からの視線や、隣の家の窓が気になってしまい泣く泣くカーテン。結果、日中も照明頼りのリビング。

これは虚しいですよね。

でも、2階リビングというだけでそれがかなり解消されます。

実際に、我が家は「全部のカーテンを開けっぱなし」でも構いません。

多少、隣の家の窓の位置などを逆算し、視界になるように窓を設けたりと工夫もしましたが、昼はもちろんレースのカーテンすら不要、大げさではなく夜でも躊躇なくカーテンを開けることができます。

視線を気にせずカーテンを思い切り開けて採光する。これを可能にするのは間違いなく2階リビングです。

→ニトリの遮像レースカーテンの性能が良すぎて逆に後悔した話

眺望がいい

眺望 2階リビング

これは2階リビングをプランニングしている段階では気づかなかったのですが、実際に入居してからつくづく良かったなと思ったのは、

「リビングからのめちゃくちゃ眺めがいい!」

ということです。

リビングに設けた大間口のサッシからも、採光や通風のために設けた反対側の窓からも、とにかく眺めがいいのです。1階の窓からでは遮られてしまう風景も、2階の窓からは遠くまで望むことができるのです。

多くの間取りでは、寝室を2階にという方が多いかと思いますが、

「寝室とは、夜に行き、慌ただしい朝に起きる部屋」

ですから、あまり景色を眺める機会はないかと思います。それではせっかく眺望を楽しめるはずの2階の窓がもったいないです。

しかし、2階リビングの場合は、ちょっとした休憩タイムにコーヒーを飲みながらゆっくりと景色を楽しみ、リラックスすることができます。

正直これは、2階リビングの間取りに住んでいる人にしかわからない最高の贅沢だと思っています。

大空間のリビングにしても構造が安定

2階リビング 大空間LDK

最近は20畳以上のLDKが人気の間取りですが、大空間のLDKは邪魔になる柱を減らします。

もちろん、構造や工法によって問題のないレベルで柱をなくすことで大空間を演出するのですが、それでも柱の数は多いに越したことがないのは事実です。

そして柱の数は1階に多いのが理想です。

そう考えると、昨今のトレンド間取りである大開口リビング(柱が少ない)は2階、そして1階に居室(柱が多い)という間取りは、構造的にも安定するのでおすすめです。

運動になる

これがメリットかどうかは人にもよるかと思いますが「2階リビングは運動」になります。

間取りにより多少の差こそあれ、階段の昇り降りは確実に増えます。普段の生活はもちろん、宅配便や来客対応も毎回階段です。

私たちはもともと、夫婦そろってデスクワーク&運動不足でしたが、この家に入居して一発で両太ももが筋肉痛になりました。

もちろん数日で強制的に筋肉がつきますから、今となっては昇り降りもなんともないですし、結果的に運動にもなって一石二鳥だったと思っています。

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2階リビングのデメリット

さて、続いて2階リビングのデメリットについても紹介していきます。

夏は暑い

当然ですが、暖かいのは冬だけではありません。2階リビングの夏は暑いです。

参考までに同条件下で、夏の外気温、1階、2階の室温の差を計測しましたので紹介します。

結果は以下です。

2階リビングの暖かさ比較・検証
場所 外気 1階寝室 2階リビング
温度(朝一) 24℃ 22℃ 26℃
温度(日中) 34℃ 24℃ 32℃

いかがでしょうか?

条件により差が出るかと思いますが、何が言いたいかというとエアコンがないと2階リビングはとにかく暑いです。

ただ、最近は窓の性能や断熱材、換気システムなどの性能が上がっていますから、エアコンをつければすぐに涼しくなります。

憧れの吹き抜けや天井高に制限がある?

勾配天井 2階リビング

 

よくある間取りでは、1階のリビングの上が吹き抜けになっていて開放感を演出できるというメリットがありますが、2階リビングではできないのでは?

そう思う方もいらっしゃるかも知れませんが、ご安心ください。

我が家の2階リビングの天井高は勾配天井を採用しているので、一番高いところではなんと5mです。

「勾配天井」は屋根レベルまで自由に高さを調整できるので、むしろ吹き抜けよりも開放感を演出しやすいのです。

老後・介護は大変

今後、建て替えやリフォームなどを考えていない場合、2階リビングは老後大変になるというデメリットがあります。

なにしろ、メインのリビングに行くためには階段の昇り降りが必要ですから、車椅子を利用したり介護が必要になった場合も、2階リビングはかなり障害になるでしょう。

実はこれは私たちも間取りプランニング段階でシミュレーションしたことなのですが、

嫁から、

「大丈夫。私たちが老後になるころには、フリーザ様が使っていた乗り物に乗ってプカプカ浮いてるから。」

とのアドバイスをいただき、あまり遠い未来や不安のことは考えないことにしました。

それよりも、2階リビングにした時のメリットがあまりに大きかったので決断しました。

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2階リビングに実際に住んでみて

2階リビング

※イメージは「LIFULL HOME’S 住まいの窓口 」より

ということで、ここまで2階リビングのメリット・デメリットについてまとめてきましたが、実際に住んでみた感想を申し上げるならば、

  • 冬暖かい(省エネ)
  • カーテンを思い切り開けてたっぷり採光できる
  • 眺めがとにかく最高

という3本の大きなメリットにより「大満足」ということになります。

これから建売物件を探しに行く方や、注文住宅で間取り決めをされる方の参考になれば幸いです。また、もっといろいろな間取り例を参考にしたい方には「タウンライフ」をおすすめしておきます。有名サイトですが、やはり便利です。

それでは。

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