今回は、これから注文住宅でマイホームを購入する方で、間取りの検討段階ならまだ間に合うおすすめの収納を紹介します。(完成後の後付けもリフォームで可能)
多くのハウスメーカーでは、延べ床面積は建物本体価格に影響します。
ですから、設計士さんと間取りを打ち合わせる際には必然的に予算に合った延べ床面積内で検討することになります。
すると多くの場合でぶつかる悩みが、「部屋の広さ」か「収納」かです。
- 部屋を広く見せたいけれど、収納が少ないと物が溢れてしまう
- 収納をたっぷり取りたいけれど、せっかくのリビングや居室が狭くなる
このジレンマの解決に、壁埋め込み収納はかなり有効です。今回はこの便利な収納を詳しく紹介していきます。
壁埋め込み収納とは?
そもそも壁埋め込み収納とはどういうものかというと、読んで字の如しで、壁に埋め込んで使う収納です。
上の写真のように、わずか13cmほどの壁にも埋め込むことが可能です。
これは、大工さんに手作りをしてもらうのではなく、↓のように、そういう商品があるのです。
建築工事の時にこれを大工さんにお願いして希望の壁に埋めこんでもらいます。
これによって、本来「ただの壁」だったはずの場所が「収納」になってくれるという優れものなのです。
私の場合は、ハウスメーカーの設計士さんに埋め込み収納を提案していただき、まさに目からウロコ。即採用でした。(このハウスメーカーに間取りを相談して良かったと今でも思います。)
この壁埋め込み収納のメリットは、壁の部分を利用するので「延べ床面積に影響しない」ということです。
床下収納と同じ感覚です。
注意点としては、基本的に家の外壁に面している壁には使用しません。今時の家は外壁面の壁は断熱材をたっぷりと使用するため、埋め込むスペースがないからです。
ですから、使用場所は「居室と居室の間の壁」や「居室と廊下の間の壁」ということになります。よほど変わった家屋でなければほとんどの部屋で使用できるので安心してください。
それでは具体的に私の家にある「トイレ」「洗面所」「リビング」の壁埋め込み収納を紹介していきます。
トイレの壁埋め込み収納
まずはトイレの埋め込み収納です。
このように壁に収まっているのでほぼ出っ張りがありません。商品によって高さを選べるので、どのくらいの収納が欲しいのかを検討して選ぶと良いかと思います。
扉がある部分には、目隠ししたい掃除用品やトイレットペーパーの在庫、生理用品などを入れておくことができます。
扉がない部分にはゲストでもわかりやすいように消臭スプレーや替えのトイレットペーパーなどを置いたり、植物や小物を飾ってインテリアを工夫してもいいかと思います。
洗面所・脱衣室の壁埋め込み収納
次に洗面所・脱衣室の壁埋め込み収納です。
私が選んだのは↑のタイプです。
バスタオルやハンドタオルの収納はもちろんついていて、扉を閉めれば目隠しもできます。
タオル置き場の一番下は2本のアルミ製のバーになっているので、扉を閉じた状態で下からタオルを引き出すことが可能です。新しいものは上から補充します。
下の段はバスタオル掛けが付いているので、少し使用しただけのバスタオルを簡易的に掛けたり、雨の日の臨時の物干しに使用したりできます。
中段は扉を手前に倒すことでゆったりとした棚に早変わりします。小さい洗濯物ならここで畳んだり、簡易的な作業台として使用もできます。あるいは倒したままの状態にして大きめの物置棚として活用することも可能です。
リビングの壁埋め込み収納
最後にリビングの壁埋め込み収納です。
リビングやダイニングはマメに掃除をしたい場所でもありますので、掃除道具を入れることができて便利です。
クイックルワイパーや、消臭剤、殺虫剤などほとんどのものはこの収納で十分です。
ボックスティッシュの予備、コロコロなんかもリビング横にあると結構便利なんですよね。
かといって、それだけのためにリビング横にクロゼットを作るのは床面積がもったいないって時に、壁埋め込み収納は優秀です。
広い部屋は作れる!まずは間取りを工夫すべし
壁埋め込み収納の商品は種類が豊富なので、自分にあったものを探してみてください↓
今回は壁埋め込み収納を活用した方法を紹介してまいりましたが、やはり肝になるのは「間取り」です。
そしてその間取りはプロの設計士さんやハウスメーカーの提案力が非常に大切です。
私の場合は幸運にも素晴らしい設計士さんと出会うことができたので、壁埋め込み収納だけでなくさまざまな提案をしていただけました。
現在間取りプラン中で、「もしかしたらもっと良い間取りがあるかも…。」という不安があるようでしたら、タウンライフ家づくりというサイトを活用することをおすすめします。
このサイトは大手ハウスメーカーなど600社の中から、あなたの要望に合ったおすすめの間取りプランを紹介してもらえるサイトです↓
「良い家」は「良い間取り」から。家づくりで妥協は厳禁ですのでいいものはフル活用で最高のマイホームを手に入れましょう。
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それでは。
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