部屋のイメージを変える方法はいろいろです。
- カーテン
- 家具や小物
- 照明
などを買い換えるだけで、手軽ながらもぐっと部屋の雰囲気は変わります。
さらに、大きなリフォームや、注文住宅でマイホームのインテリアコーディネートをしているならば、
- 窓の大きさや位置
- クロス・壁紙
- 床材
などを変えることで、さらに統一感のかるインテリアにすることができるでしょう。
今回はその中でも、特に照明を活用したインテリアテクニックを紹介していきます。現在コーディネートをお考えの方の参考になれば幸いです。
ダイニングの照明テクニック
ダイニングの照明はデザインも豊富なので、良いアイテムを買ってしまえばそれだけでおしゃれな雰囲気を演出できます。
なかなかコスパの良いアイテムを探すのは大変です。
↑のように、比較的コスパが良くデザインも良い照明は人気ですが、人気があるということは、裏返せばオリジナリティー性が低くなります。しかし、オリジナリティー溢れる照明を探すと今度はお値段が気になります。
そこで提案させていただきたいのが、ペンダントライトです。もちろんペンダントライトはダイニング照明としてはむしろ一般的な存在です。いわゆるダクトレールから吊るし、一定間隔で並べる手法です。
これらの間隔をアレンジしたり、高さを調整したり、数を調整することでアレンジを加えることができます。
ペンダントライトのソケットだけを購入して、電球を好みのものにすればさらにオリジナリティーのある照明にできます。いわゆる裸電球のようになりますが、電球の傘がある商品よりも潔く好む方も多いです。
今回私が購入したのは、「真鍮ソケットE26用 」という商品です。
シンプルでおしゃれな雰囲気を出しつつも、1980円というコスパの良さで、LEDにも対応しています。
この商品を2つ購入し、
あえて同じ位置にまとめ、高さだけを変えます。
点灯させると、
↑の写真のようなイメージです。
カメラを使いこなせていないせいで、電球色の温もりがある表現ができていないのが残念ですが、実際には相当おしゃれな雰囲気に演出されます。
これなら完全にオリジナルで、他のお部屋との差別化も図れますし、何より照明の高さやバランスを調整できることと、電球の傘がないので部屋全体を明るくできます。お掃除も楽ですし、ぬくもりある電球色が料理を美味しく魅せてくれる効果もあるのでオススメです。
勾配天井など高い天井の存在感を高める照明テクニック
最近は吹き抜けや勾配天井を用いた部屋が人気で、天井高が3メートル以上の部屋も珍しくありません。
私の家のリビングも、勾配天井で一番高い部分の高さは5メートルです。せっかくのこの勾配天井を魅せる天井にするためのテクニックを紹介します。
↑の写真が5メートルの高さがある勾配天井です。
梁の部分の照明がお分かりいただけるでしょうか?一般的にダウンライトやスポットライトを活用した照明は上から下に向けて照らすのですが、あえてこちらは上に向けて照らしています。
これは拡散という照明テクニックです。
こうすることで、高い天井を照らして存在感を出しつつも、反射し、拡散された優しい光が部屋を包み込むように演出することができます。
ただ、これだけでは光が優しすぎるのでダウンライトやスポットライトで光を補ってあげます。
写真のようにスポットライトを部屋の中心に向けて照らすことを集光と呼び、先ほどの拡散と集光を組み合わせることでより奥行き感のある部屋を演出できます。
高い天井は部屋に解放感を与えます。せっかくの解放感をさらに効果的にするためにも是非活用してみてください。
スポットライト自体はどんなものでも可能です。
参考までに、私は「パナソニック LGB84772LE1 スポットライト 」を購入しました。360度×90度の微妙な角度調整もでき、値段も5000円程度なので複数設置向きのコスパがありがたいです。
組み合わせると上の写真のようになります。
映画を見たり、夜のリラックスタイムを楽しむならこれで十分ですし、賑やかに過ごしたい時間はメインのダウンライトを点灯させればかなり明るくなります。
寝室にはアーキテクチャルライト
寝室なんて寝るだけだからと手を抜くのはもったいない。照明にひと手間加えることで1日の疲れを癒す極上のリラックス空間にできます。
それがアーキテクチャルライトです。アーキテクチャルライトとは、光源となるまっすぐな照明を壁などで隠し、反射により拡散された光だけを照らすライトです。
八王子リフォームでヒロミさんが良く採用する照明です。
下の写真のように、テレビの後ろから木漏れ日のように優しく照らしたり、
勾配天井の起点部分に採用したり、
用途はさまざまで、さりげなく、やわらかな光がマッチしそうな場所ならどこにでもコーディネートできます。
ですから、寝室などゆったりとリラックスしたい部屋にもアーキテクチャルライトは効果的です。
LEDなど、長時間点けてもコスパが良く、熱の心配もないものが一般的です。
我が家では勾配天井の起点部分に採用しています。ムードがありとても気に入っています。
まとめ|おしゃれな照明テクニック
ということでここまで照明のテクニックを紹介してまいりましたが、いかがだったでしょうか?
毎日を過ごす我が家、お部屋にいるとき、インテリアが決まっていると満足感が非常に大きいです。
これからインテリアをコーディネートしていく方は、是非参考にしてみてください。
それでは。
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