遺品整理110番の口コミ・評判は?料金と依頼前に知りたい結論

「遺品整理110番って、実際どうなんだろう?」
「どんな業者が来るのか分からないし、料金も心配……」
遺品整理を初めて業者へ頼むときは、金額だけでなく、誰にどこまで任せることになるのかが気になりますよね。
私も、99歳で亡くなった祖父の遺品整理を経験するまでは、業者に片付けを頼む場面を具体的に想像できませんでした。
祖父の家は宮城県。私は東京から帰省し、主に土日を使って片付けました。大量の本、工具、日本人形、写真、大型家具。どこから手を付ければいいのか考えているうちに、あっという間に時間が過ぎていきます。
その一方で、大切な祖父の遺品を、よく知らない業者へ丸ごと任せるのも抵抗がありました。
今なら、最初から「全部処分してください」と頼むのではなく、家族で残す物を先に決め、そのうえで搬出や仕分けのどこを手伝ってもらうかを相談すると思います。
遺品整理110番は、そうした業者探しの入口になる相談窓口の一つです。運営するシェアリングテクノロジー株式会社が相談を受け付け、対応する加盟店への取次ぎを行う仕組みです。
遺品整理110番を検討する前に知っておきたいこと
- 相談窓口の利用料金は無料。ただし、実際の遺品整理作業は別料金
- 相談を受け付ける会社と、家へ来て作業する会社は別の場合がある
- 第三者の口コミには作業の早さや丁寧さを評価する声がある一方、費用や日程への不満もある
- 一軒家の総額や作業内容は、紹介された加盟店の見積もりで判断する
この記事では、口コミや仕組みを説明するだけでなく、祖父の家をもう一度片付けるなら、私が遺品整理110番に何を相談するかまで書きます。
遺品整理110番が3分でわかる宅建士講座


遺品整理って、相談したらすぐ「全部片付けます!」って話になるの? 写真とか、まだ捨てるか決めてないんだけど……。

最初に決めるのは「全部任せるか」ではなく「何を手伝ってもらうか」です。相談窓口と実際に作業する会社の違いも、先に知っておきましょう。
1.口コミ・評判第三者による利用経験者30人の調査には、自分では進められなかった片付けができた、作業が早かった、対応が丁寧だったという声があります。一方、想定より費用がかかった、希望日に予約できなかったという声もあります。
詳しくは口コミ章へ。
2.料金相談窓口の利用料金は無料です。 ただし、家財の仕分けや搬出、清掃などの実作業は別料金。一軒家を片付ける総額は、家の状態と依頼範囲を伝え、加盟店の見積もりで確かめます。
詳しくは料金章へ。
3.特徴まず相談窓口へ事情を伝え、対応する加盟店につないでもらう方式です。実際の作業契約は利用者と加盟店が直接結びます。
詳しくはサービス概要章へ。
遺品整理110番とは?相談窓口と作業する業者は別

遺品整理110番を運営しているのは、シェアリングテクノロジー株式会社です。
同社は、暮らしの困りごとに関する相談を受け付け、専門業者と利用者をつなぐサービスを運営しています。
遺品整理110番も、窓口に相談したあと、対応する加盟店への取次ぎを受ける仕組みです。
| 確認項目 | 遺品整理110番の内容 |
|---|---|
| 運営会社 | シェアリングテクノロジー株式会社 |
| 窓口の役割 | 加盟店・業務内容の紹介、見積もり依頼や申込の取次ぎ |
| 相談窓口の利用料金 | 無料 |
| 実際の作業 | 紹介された加盟店が対応 |
| 作業の契約相手 | 利用者と加盟店 |
| 作業料金 | 加盟店の見積もり・契約内容による |
| 対応エリア | 窓口サービスの提供区域は日本国内。実際に対応できる地域・日程は個別に確認 |
出典:シェアリングテクノロジー株式会社/遺品整理110番の相談ページ・利用規約(ページ内)
紹介サイトの名前だけでなく、作業する会社の名前を見る
遺品整理110番へ相談し、宮城県の祖父の家に対応できる会社を紹介してもらったとします。
その場合、見積書を出すのはどの会社なのか。実際に家へ来るのは誰なのか。作業中に写真を誤って処分された場合、どこへ連絡すればよいのか。
私は、ここを曖昧にしたくありません。
利用規約第8条では、加盟店のサービスについて、利用者が加盟店と直接交渉・契約する仕組みが定められています。依頼を取り消す場合も、加盟店へ直接連絡する扱いです。
つまり、「遺品整理110番へ相談したから大丈夫」で終わりではなく、紹介された会社の説明を聞き、任せるかどうかを決めるところまでが業者選びです。
申し込んだあとの連絡方法も知っておきたい
利用規約には、窓口や加盟店から電話・メール・SMSなどで連絡する場合があると書かれています。また、利用後の状況確認や、ほかのサービス・キャンペーン等の案内に関する記載もあります。
見積もりの日程を決めるには、当然やり取りが必要です。ただ、知らない電話番号から連絡が来るのが気になる人は、申込前に利用規約を読み、「今後はどの会社から、どの方法で連絡が来ますか?」と聞いておくと分かりやすいと思います。
遺品整理110番の良い口コミ・悪い口コミを調査

遺品整理110番については、「専門家の相談室」が、利用経験者30人を対象に実施したとするアンケート記事を公開しています。
掲載された回答では、自分では進められなかった片付けを頼めたこと、作業の早さや丁寧さが評価されています。その一方で、費用や日程調整、細かい仕分けの説明に不満を感じた人もいました。
私はこれを「良い口コミが多いから安心」とは読みません。祖父の家を片付ける立場なら、どう受け止めるかも交えて紹介します。
出典:専門家の相談室「遺品整理110番のリアルな口コミ・評判」
※以下は回答者30人の感想です。遺品整理110番の全利用者や、すべての加盟店の対応を示すものではありません。
良い口コミ① 自分だけでは進められなかった片付けを頼めた
調査には、一人では精神的な負担が大きかった遺品整理を手伝ってもらい、気持ちが軽くなったという趣旨の回答があります。
これを読んで、私が思い出したのは祖父の家で何度も手が止まったことです。
本を開けば祖父のハンコが押してある。置物を手に取れば、本物なのか偽物なのか分からない。日本人形を見れば、普通に捨てていいのか迷う。
一つひとつ考えていたら、片付けが進まないんです。
とはいえ、業者に頼んだからといって、家族の代わりに全部の判断をしてもらいたいわけでもありません。
私なら、「残す物は家族が決めるので、それ以外の仕分けや搬出をどこまで手伝ってもらえますか?」と相談します。
良い口コミ② 作業の早さや丁寧な対応が評価されている
手際よく作業が進んだことや、費用・作業手順の説明、重い家具や家電の搬出などを評価する声もあります。
祖父の家にも、家族だけで運び出すのが大変な家具がありました。重い物を任せられるなら、その時間を写真や書類の確認に使えます。
ただし、早く終わることだけを優先したくはありません。
祖父の家には、私が幼稚園の頃に描いた似顔絵まで残っていました。あれを「古い紙」として処分されていたら、取り戻せません。
作業が早いという声を読んだからこそ、私は「処分してよいか迷う物が出たら、手を止めて確認してもらえますか?」と聞きたいです。
気になる口コミ① 思っていたより料金が高かった
費用については、想定していた金額を上回ったという回答があります。基本的な案内価格と実際の見積もりの差が分かりにくかった、という趣旨の声も掲載されています。
遺品整理の金額は家の状態によって変わります。だから高いという感想だけで、すぐに不適切な請求だったとは判断できません。
それでも、依頼する側が「このくらいだろう」と考えていた金額から大きく変われば、戸惑いますよね。
私なら、祖父の家の押し入れや物置まで見積もりに含めたうえで、「当日ここから金額が増えるのは、どんな場合ですか?」と聞きます。
気になる口コミ② 希望する曜日に予約できなかった
仕事の都合で利用できる曜日が限られていたものの、その曜日の予約が埋まっていて困ったという回答もあります。
これは、東京から宮城県へ帰省していた私には切実です。
仮に現地見積もりで1回、作業で1回、完了確認で1回、それぞれ別の日に立ち会う必要があれば、帰省も3回になります。
実際に何回必要かは依頼内容によりますが、私なら見積もりを頼む段階で、土日に対応できる日程も聞いておきます。
30人の口コミは、紹介先の業者を保証するものではない
口コミには参考になる体験が載っています。ただ、そこに登場する加盟店が、今の自分の実家へ来るとは限りません。
作業範囲も、一部屋だけの片付けと、一軒家を空にする依頼では違います。
口コミの点数だけで決めるより、自分が紹介された会社に、希望する作業をどこまで頼めるかを確かめる材料として読みたいです。
遺品整理110番の料金は?一軒家の総額は見積もりで判断する

遺品整理110番では、窓口サービスの利用料金は無料とされています。
ただし、家の中の物を仕分けたり、家具を運び出したりする作業には料金がかかります。
今回確認した相談ページでは、一軒家全体を片付ける確定料金や、すべての加盟店に共通する現地見積もり・キャンセル料金の条件までは確認できませんでした。
私は、祖父の家のように物が多い一軒家を、最低料金の表示だけで予算に当てはめるのは避けたいです。
最初に金額を聞くなら、家の状態もセットで伝える
祖父の家を思い返すと、部屋数だけでは作業量が伝わらなかったと思います。
本棚には大量の本。工具や置物もある。写真や人形は、一つずつ手に取ると判断に迷う。大型家具を運ぶ作業も残っています。
こんな家と、家財がほとんど残っていない同じ間取りの家では、頼みたい内容が違います。
金額を聞く前に、私なら伝えること
- 家の所在地・間取り・階数
- 片付けたい部屋と、物置・庭の有無
- 大型家具・家電がどのくらい残っているか
- 写真や重要書類を探しながら作業してほしいか
- 買取を相談したい工具・置物などがあるか
- 作業後の清掃が必要か
- 家族が立ち会える日と、片付けを終えたい期限
間取り別の参考相場や、「20万円なら高いのか」という考え方は、費用記事にまとめています。

現地見積もりとキャンセル料は、訪問前に聞いておく
私が気になるのは、見積もり金額そのものだけではありません。
宮城県まで帰省して家を見てもらい、料金が合わなかったときに、どうなるのか。

相談が無料なら、実家まで見積もりに来てもらうのも無料なんじゃないの?

無料と確認できるのは、相談窓口の利用料金です。現地見積もりの費用は加盟店の条件を聞いてください。遠方の実家なら、帰省日を決める前に知っておきたいですね。
見積もり後に断った場合の費用、契約後の日程変更、キャンセル料。ここが分からないまま作業日を決めるのは避けたいです。
- 現地見積もりには費用がかかりますか?
- 見積もり後に依頼しなかった場合はどうなりますか?
- 契約後、帰省の日程を変更することになったら、キャンセル料はいくらですか?
私の場合、宮城県まで行ってから想定外の費用を知るのは困ります。訪問日を決める前に、この3点は聞くつもりです。
「買取できるかもしれない」は、支払額が決まるまで別に考える
祖父の家には、値打ちの分からない小物や置物もありました。
例えば、こんな猫の形をした置物や花瓶です。

家族が飾らないからといって、何でもない物だと決めつけて捨てるのも気が引ける。でも、私には品物の価値が分かりませんでした。
今なら、処分する前に写真を撮って、「こういう置物や小物も査定や相談の対象になりますか?」と聞きます。
遺品整理110番へ相談すれば、どの加盟店でも骨董品や工具を査定できるという意味ではありません。紹介先が対応できるのか、専門店へ別に相談した方がよいのかを知りたいです。
査定前から「きっと○万円で売れるはず」と考えて作業予算を組むこともしません。値段が付けばうれしいけれど、それを前提に支払額を見込むのは別の話です。
祖父の遺品整理を経験した私なら、遺品整理110番にこう相談する

祖父の家を片付けていた頃の私は、「遺品整理を業者へ頼みたい」と思っても、何をどう説明すればよいか分からなかったと思います。
実際、最初は片付けの工程を頭の中で考えては訂正し、考えている間に時間がなくなっていきました。
もし今、あの家をもう一度片付けるなら、最初の相談文はこうします。
宮城県にある祖父の一軒家の遺品整理を考えています。
私は東京に住んでいるため、現地へ行けるのは主に土日です。
家には大量の本、工具、日本人形、写真、大型家具などが残っています。
写真や書類など、家族が残したい物を選ぶ時間は取りたいです。それ以外の仕分けや家具の搬出を、どこまでお願いできるか知りたいと思っています。
工具や置物は買取査定が可能か、人形や仏壇の扱いはどう相談できるかも教えてください。
現地見積もりと作業には何回立ち会いが必要でしょうか。希望する土日に対応できる会社がいるかも知りたいです。
これは実際に遺品整理110番へ送った文章ではありません。私の体験をもとに、今ならこう相談したいという例です。
「荷物が多いです」だけでは、祖父の家の状況は伝わらない
祖父の家には、こんなふうに物が残っていました。

時計やバッグ、小物が置かれたままです。
「一軒家に荷物がたくさんあります」と電話で説明しても、この状況を相手が同じように想像できるとは限りません。
周囲の小物は家族が仕分けるのか。それとも、そこから手伝ってほしいのか。
今なら、家全体を片付け始める前に、こうした写真を何枚か撮って相談します。業者に物量を伝えるためでもあり、自分たちが何を任せたいのか考えるためでもあります。
写真や書類は「見つかったら確認」ではなく、作業前に指定したい
祖父の家からは、私が小さい頃の写真も大量に出てきました。
本人にとってどれが大切だったのか、私には分からない物もあります。反対に、外から見れば何でもないのに、家族にとっては残しておきたい物もありました。
だから、「貴重品が出てきたら取っておいてください」だけでは足りません。
写真、アルバム、手紙、書類。これらをどう確認し、誰が処分の判断をするのか。作業が始まる前に決めておきたいです。
大型家具は、言葉だけでなく写真で見せた方が早い
祖父の家には、普通の家具とは少し違う、説明しづらい物もありました。
例えば、祖父がピアノをDIYして作ったとても重たい棚です。

写真では植木鉢がたくさん並んでいますが、片付ける際には鉢だけでなく、その下の棚をどう運び出すかも考えなければなりません。

これ、普通の棚と同じように運べるのかな? 電話では「棚が一つあります」って伝えればいい?

写真も見せたいですね。普通の棚とは造りが違うことが伝わります。写真だけで搬出できると決めず、現地で大きさや重さ、運び出す経路を見てもらいましょう。
私なら、「この棚も片付けたいのですが、搬出できるか現地で見てもらえますか?」と尋ねます。
祖父が自分で作った物だから、既製品の家具名ではうまく説明できません。そんなとき、写真は相談の助けになります。
印鑑や工具は、運び出す前に査定の相談をしたい
祖父は日曜大工が好きで、工具をたくさん持っていました。でも、家族に使う人はおらず、私は値段を確かめる時間もないまま処分しました。
遺品の中には、こんな印鑑もありました。

象牙のようにも見える白い印鑑ですが、写真だけで材質は決められません。高そうにも見えるし、ただ古いだけかもしれない。当時の私には判断できませんでした。
今なら、査定を相談したい物だけ先に写真に撮り、「これは見てもらえる物ですか。それとも別の専門店に相談した方がいいですか?」と聞きます。
もし材質によって取引上の制限がある品物なら、通常の中古品と同じように売れるとは限りません。まず材質や取扱いの可否を確かめることが先です。
すべてに値段が付くとは思いません。でも、「家族の誰も使わない」と「値段が付かない」は違うんですよね。そこを確かめないまま手放したことが、私の心残りです。
帰省回数が何回になるかも、料金と一緒に考えたい
当時の私は、土日が終われば東京へ戻り、月曜日には仕事でした。
作業を一日短縮できたとしても、別日に立ち会うために帰省が増えるなら、交通費と休日を使います。
ただ、何でも業者へ任せて帰省を減らせばいい、とも思いません。
祖父の思い出の品を選ぶ時間は、自分で確保したいからです。
何を捨て、何が心残りになったのかは、実体験記事に詳しく書きました。

まず、実家の事情を相談してみたい方へ家の所在地、片付けたい範囲、残す遺品、希望日をまとめたら、その条件に対応できる加盟店がいるか相談する方法があります。
※相談窓口の利用は無料です。実際の作業料金、現地見積もりやキャンセルの条件は、紹介された加盟店に確認してください。
遺品整理110番とタウンライフメモリーマッチは何が違う?

遺品整理110番を調べていて、以前紹介したタウンライフメモリーマッチとの違いも気になりました。
どちらも業者探しの入口ですが、最初の進め方が違います。

遺品整理110番もメモリーマッチも、業者を探すサービスだよね。どう使い分ければいいの?

最初に自分が何をしたいかで考えましょう。110番は窓口へ事情を伝えて加盟店への取次ぎを受ける方式。メモリーマッチは、掲載業者を見て自分で最大3社を選ぶ方式です。
| 比較項目 | 遺品整理110番 | タウンライフメモリーマッチ |
|---|---|---|
| 業者探しの入口 | まず窓口へ事情を伝える | 掲載業者を見て候補を選ぶ |
| 見積もり先 | 取次ぎを受けた加盟店。何社対応できるかは個別確認 | 自分で選んだ最大3社 |
| 窓口・サービスの利用料金 | 無料 | 無料 |
| 作業料金 | 加盟店の見積もり・契約内容による | 各社の現地見積もりによる |
| 検討するときの着眼点 | 希望する地域や作業を相談し、紹介可能な加盟店を探したいか | 掲載業者の情報を見て、自分で見積もり先を選びたいか |
参考:遺品整理110番の相談ページ・利用規約/タウンライフメモリーマッチ公式サイト
「何を頼めるのかも分からない」段階なら、窓口への相談から始められる
祖父の家を片付け始めた頃の私は、業者を3社選ぶ以前に、そもそも何を依頼できるのか分かっていませんでした。
大型家具だけ運んでもらうのか。写真の仕分けも頼めるのか。人形や仏壇はどうするのか。
そうした事情を最初に伝え、対応できる加盟店がいるか聞いてみたい人には、遺品整理110番のような相談窓口が検討対象になります。
ただし、紹介された会社に必ず依頼しなければならない、と考える必要はありません。希望する条件に合うかは、見積もりで確かめます。
「候補を自分で選びたい」なら、比較サービスの方式もある
反対に、どんな会社に頼みたいかある程度決まっていて、掲載業者の情報を見ながら見積もり先を選びたいなら、タウンライフメモリーマッチの方式があります。
こちらは、利用者自身が最大3社を選ぶ仕組みです。
口コミ・評判やデメリット、利用方法については、次の記事で詳しく説明しています。

遺品整理110番の利用方法と、契約前に確認したいこと

遺品整理110番の相談ページには、相談内容、メールアドレス、地域、市区町村、電話番号、名前などの入力欄があります。
私なら、申し込む前に「何を処分してよいか」まで決め切ろうとはしません。ただ、家の所在地と片付けたい範囲、帰省できる日程はメモしておきます。
相談から作業までの流れ
- 相談する:家の所在地、残っている物、希望する作業、日程を伝える。
- 紹介・取次ぎを受ける:対応する加盟店の会社名や連絡方法を把握する。
- 見積もりを取る:訪問費用の有無を聞き、対象範囲と総額を書面で確認する。
- 契約するか決める:金額、追加料金、キャンセル条件、残す遺品の扱いに納得できるか判断する。
- 作業する:開始前に処分してはいけない物を共有し、完了後に残した物と請求内容を確かめる。
私なら、見積書の「一式」で済ませたくない
家財処分一式、搬出一式、清掃一式。
こう書かれていても、どこまで含まれているか分からないことがあります。
祖父の家なら、例えば本棚の本は全部処分するのか、印鑑や書類が見つかったらどうするのか、庭や物置は別料金なのか。そこまで具体的にしたいです。
国民生活センターは2025年10月30日、当初約20万円と聞いた遺品整理で、作業後に30万円を請求された相談を紹介しています。また、残す約束だったアルバムなどが処分され、取り戻せなくなった事例も公表しました。
出典:国民生活センター「遺品整理を頼むときは、事業者選びは慎重に」
見積書を受け取ったら、私は次の項目を確かめます。
紹介された加盟店と契約する前の確認メモ
- 作業する会社名と担当者の連絡先
- 家のどこまで片付けるか。押し入れ・物置・庭も含むか
- 大型家具・家電の搬出と処分手配の範囲
- 残す写真・書類・思い出の品を指定する方法
- 工具・置物の査定と、作業料金への反映方法
- 追加料金が発生する条件と、増額前の連絡方法
- 作業日、立ち会い回数、支払方法、キャンセル料
- 破損や誤処分が起きた場合の対応
契約前の説明で、何度か質問することになるかもしれません。でも、祖父の遺品を扱ってもらう以上、私は聞いておきたいです。
家庭の廃棄物を、誰がどのように運ぶのかも聞く
中古品の買取と、家庭から出る廃棄物の収集運搬は別の業務です。
工具などを買い取る場合の古物商許可だけで、家庭ごみを収集運搬できるわけではありません。家庭の廃棄物を運ぶ場合は、市区町村の一般廃棄物処理業の許可や委託など、適切な方法による必要があります。
紹介された加盟店が、家庭から出る廃棄物をどのように処分するのかも、見積もりの段階で聞いておきましょう。
参考:環境省「廃棄物の処分に『無許可』の回収業者を利用しないでください!」
遺品整理110番についてよくある質問

遺品整理110番は怪しいサービスですか?
運営会社はシェアリングテクノロジー株式会社で、相談ページには利用規約やプライバシーポリシーが掲載されています。
ただし、運営会社の情報を確認できることと、紹介された加盟店の作業内容・料金に納得できることは別です。契約先の会社名と見積書を見て判断します。
相談したら、必ず契約しなければいけませんか?
相談窓口の利用と、加盟店との作業契約は別です。
紹介を受けたら、料金や希望する作業への対応を聞き、納得できるか判断します。契約後の解除・キャンセルについては、加盟店の条件を事前に確認してください。
相談は無料でも、現地見積もりは有料ですか?
利用規約で確認できる無料条件は、窓口サービスの利用料金です。
すべての加盟店に共通する現地見積もりの料金条件までは確認できていません。訪問を頼む前に費用の有無を聞きましょう。
遠方の一軒家でも相談できますか?
相談フォームでは地域・市区町村と相談内容を入力できます。
希望する住所や日程に対応できる加盟店がいるか、現地見積もり・作業・完了確認で何回立ち会う必要があるかを伝えて相談します。
すでに頼みたい業者が決まっている場合も使うべきですか?
依頼先が決まっていて、その会社の見積もりと契約条件にも納得しているなら、別の相談窓口を使う必要性は高くありません。
一方、見積もりの内容が分からない、ほかの会社にも同じ条件で金額を聞きたい、という段階なら、別の候補を探す方法はあります。
家族の間で処分する物が決まっていなくても相談できますか?
何を手伝ってもらえるか、相談することはできます。
ただし、家族の判断が必要な写真や形見まで、業者に任せて決めてもらう必要はありません。残す物を選ぶ時間と、搬出・清掃などを依頼する作業は分けて考えたいです。
まとめ|祖父の家をもう一度片付けるなら、最初に相談したいこと

祖父の遺品整理をしていた当時、私が困ったのは、物が多いことだけではありませんでした。
何を残せばいいのか分からない。価値のありそうな物を調べる時間もない。でも、知らない人に全部任せるのは怖い。
そんな状態で、最初から業者を一社に決めるのは難しかったと思います。
遺品整理110番は、家の事情を窓口に伝え、対応できる加盟店を探す方法の一つです。
私なら、料金を尋ねる前に、祖父の家の状況と「家族で残す物を選びたい」という希望を伝えます。
そして紹介された会社に、作業範囲、見積もり、日程、遺品の扱いを聞いてから、任せるかどうかを決めます。

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