庭20㎡に人工芝をDIYで敷きました。
私が施工した当時の材料費は、
- 人工芝:約18,000円
- 防草シート:約2,000円
で、合計約2万円でした。
一方、事前に取った業者の見積もりは約17万円。整地や残土処理なども含まれていたため単純比較はできませんが、「自分でできるならDIYしてみよう」と決めたのがきっかけです。
実際にやってみると、人工芝を広げる作業そのものより、下地を整えることと、芝の向き・継ぎ目をきれいに仕上げることが重要でした。
この記事では、実際の施工写真を使いながら、人工芝の選び方、防草シートの敷き方、DIY手順、継ぎ目を目立たなくするコツまで紹介します。
なお、人工芝や防草シートの価格・仕様は購入時から変更されている場合があります。現在の商品価格や仕様は販売ページで確認してください。
- 人工芝20㎡をDIY|業者見積もり約17万円に対して材料費は当時約2万円
- 私が天然芝ではなく人工芝を選んだ理由
- DIYする人工芝を選ぶときに確認したポイント
- 人工芝DIYで準備したもの
- STEP1|地面を整地して平らにする
- STEP2|防草シートを敷く
- STEP3|人工芝を仮置きして芝目の向きをそろえる
- STEP4|人工芝の継ぎ目を目立たなくする
- STEP5|U字ピンで人工芝を固定する
- STEP6|庭の形や排水マスに合わせてカットする
- 人工芝DIYのビフォーアフター
- 人工芝DIYで失敗しないために知っておきたいこと
- 人工芝DIYが向いている人・業者へ依頼した方がよい人
- まとめ|人工芝DIYは「整地・芝目・継ぎ目」で仕上がりが変わる
人工芝20㎡をDIY|業者見積もり約17万円に対して材料費は当時約2万円
まず、今回のDIYと業者見積もりを比べてみます。
| 比較 | 費用 | 内容 |
|---|---|---|
| DIY | 約2万円 | 人工芝+防草シートの材料費 |
| 業者見積もり | 約17万円 | 人工芝・防草シート・整地・残土処理など |

当時の業者見積もりは、
- 人工芝張り(20㎡):約14万円
- 防草シート(20㎡):約3万円
で、合計約17万円でした。
DIYだけを見るとかなり安くできましたが、業者見積もりには整地や残土処理などの施工費も含まれています。
一方、DIYでは自分で石を取り除き、地面を整え、人工芝をカットして固定しています。
そのため、「DIYなら15万円得をする」と単純に比較するのは少し違います。
材料費だけでなく、自分で作業する時間、必要な道具、土や石の処分、失敗した場合の買い直しなども含めて、DIYするか業者へ依頼するかを決めるのがおすすめです。
私が天然芝ではなく人工芝を選んだ理由

天然芝の自然な見た目には憧れましたが、芝刈りや水やりなどの管理を続ける自信がなく、私は人工芝を選びました。
人工芝なら芝刈りや水やりが不要なので、天然芝に比べて日常管理の手間を減らしやすいのがメリットです。
ただし、完全にメンテナンス不要というわけではありません。
落ち葉やゴミを掃除したり、寝てしまった芝をブラッシングしたりすることはあります。また、人工芝自体にも寿命があり、商品や日当たり、使用環境によって耐久性は変わります。
人工芝を選ぶうえで私が気になったのは、いかにも「人工芝です」という見た目でした。
せっかく庭一面に施工するなら、できるだけ天然芝に近く見える商品を選びたいと考えました。
DIYする人工芝を選ぶときに確認したポイント

人工芝は見た目だけで選ばず、施工しやすさや庭での使い方も考えて選びました。
私が特に確認したのは次のポイントです。
- 芝丈(毛足の長さ)
- 芝の色
- 天然芝に近い見た目か
- ロールタイプで施工しやすいか
- 紫外線対策などの耐候性
- 固定ピンが付属しているか
- 必要な面積を購入した場合の価格
庭で見た目を重視する場合は、緑一色よりも複数の色の芝を混ぜた商品の方が、人工的な印象を抑えやすくなります。
また、複数のロールを並べて施工する場合は、同じ商品でも生産時期によって微妙に色味が違うことがあります。必要量が分かっているなら、できるだけ一度に購入しておく方が安心です。
今回使ったのは芝丈35mmのリアル人工芝
私が購入したのは、タンスのゲンの商品番号50900017の人工芝です。

購入当時は芝丈35mmのロールタイプで、固定用ピンも付属していました。
私は、真冬でも鮮やかな緑一色だと少し人工的に感じそうだったため、枯れた色の芝が少し混ざったタイプを選びました。
実際に敷いてみても、単色のグリーンより自然に見えて個人的には気に入っています。
現在も同じ商品番号で販売されていますが、リニューアルによって仕様やカラー名などが変更されている場合があります。購入する際は販売ページで最新の仕様を確認してください。
土の庭なら防草シートも準備する
土の上に人工芝を施工する場合は、人工芝の下に防草シートを敷いておくと雑草対策になります。
人工芝だけを敷くと、排水穴や継ぎ目などから雑草が出てくることがあります。
防草シートを施工するときは、ただ地面を覆えばよいわけではありません。
- 雑草や根をできるだけ取り除く
- 石などの障害物を取り除く
- シート同士の継ぎ目を十分重ねる
- 端部や継ぎ目を固定する
- 排水マスや点検口を塞がない
特に端部やシート同士の隙間は雑草が出やすいため、丁寧に施工しておきましょう。
人工芝DIYで準備したもの
今回の施工で使ったもの、または準備しておくと便利なものは次のとおりです。
- 人工芝
- 防草シート
- U字固定ピン
- カッター
- ハンマーまたはゴムハンマー
- スコップ・シャベル
- メジャー
- 軍手
- 必要に応じて人工芝用ジョイントテープ
カッターは切れ味のよいものを用意しておくと、人工芝を庭の形に合わせて加工するときに楽です。
また、複数の人工芝をつなぐ場所は、商品や施工方法によってU字ピンだけでなくジョイントテープを使う方法もあります。
STEP1|地面を整地して平らにする

人工芝DIYで、完成後の見た目や歩き心地を左右するのが下地です。
人工芝をきれいに広げても、地面に凸凹があると人工芝にもその形が出ます。
まず雑草を取り除き、大きな石や小石を取り除きながら、できるだけ平らに整えていきます。

石を残したまま人工芝を敷くと、歩いたときや寝転んだときに下から当たる場合があります。
また、表面をならしただけで地面が柔らかい場合は、歩いたり雨が降ったりするうちに沈んで凸凹になることがあります。
庭の状態によっては、地面をしっかり踏み固めたり、必要に応じて下地材を施工して転圧したりする作業も検討してください。
水たまりができる庭は水はけも確認する
人工芝を敷く前に、雨が降ったときの庭の状態も見ておきましょう。
もともと水たまりができやすい場所に人工芝を敷いても、人工芝を敷くだけで根本的な排水問題が解決するわけではありません。
水はけが悪い場合は、下地づくりや勾配、排水経路から見直した方がよい場合があります。
特に大雨のあとに長時間水が残る庭なら、人工芝を購入する前に外構業者へ相談するのも選択肢です。
STEP2|防草シートを敷く
整地ができたら防草シートを敷いていきます。

今回使った防草シートはロールタイプだったので、地面に合わせて広げながら施工しました。
ポイントは、端部やシート同士の継ぎ目に隙間をつくらないことです。
防草シートが足りず土が見えている場所があると、そこから雑草が出やすくなります。
また、複数枚の防草シートを並べる場合は、商品説明に従って十分な重ね幅を取ります。
排水マスや点検口など、施工後も開閉する必要がある場所は人工芝で完全に塞がないようにしてください。
私は後で場所が分からなくならないよう、人工芝を敷く前に位置を確認して印を付けておきました。
位置が決まったらU字ピンなどで固定します。

STEP3|人工芝を仮置きして芝目の向きをそろえる
防草シートを敷き終えたら、いよいよ人工芝です。
いきなりカットしたり固定したりせず、まず庭に広げて位置を確認します。
人工芝は毛足の向きで見え方が変わる
人工芝を複数枚並べるときに重要なのが、芝目(毛足)の向きです。
以下の写真をご覧ください。

こちらは芝の毛足を奥向きにした状態です。

こちらは手前向きです。
写真でも違いがありますが、実際に見ると光の当たり方によって色の濃さまで違って見えます。
複数のロールで芝目がバラバラになると、同じ商品なのに色の違う人工芝を並べたように見えてしまいます。
庭をよく見る方向から仕上がりを確認し、すべてのロールの芝目を同じ方向へそろえてから固定するのがポイントです。
STEP4|人工芝の継ぎ目を目立たなくする
人工芝DIYで特に仕上がりの差が出るのが継ぎ目です。

上の写真は、施工途中で継ぎ目が目立っている状態です。
せっかくリアルな人工芝を選んでも、ここに一直線の境目が見えると一気に「敷物感」が出てしまいます。
継ぎ目を自然に見せる4つのポイント
- 芝目を同じ方向へそろえる
- 基布の位置を確認して、継ぎ目を開けすぎたり重ねすぎたりしない
- 必要に応じてU字ピンやジョイントテープで固定する
- 最後に芝葉を起こして境目をなじませる
今回使用した人工芝は、端まで芝葉が伸びていたため、その毛足を隣の人工芝となじませるように位置を調整しました。

完全に継ぎ目が消えるわけではありませんが、最初の状態と比べるとかなり自然になりました。
実際にDIYしてみて、人工芝そのもののリアルさ以上に、芝目とジョイント部分の施工が仕上がりを左右すると感じました。
STEP5|U字ピンで人工芝を固定する
人工芝の位置と継ぎ目が決まったら、U字ピンで固定していきます。
私は人工芝に付属していたピンを使用しました。

銀色のピンなので「かなり目立つのでは?」と心配しましたが、実際に施工すると芝丈35mmの毛足に隠れました。

ピンを打つときは、芝の毛を一緒に押し込んでしまわないよう、途中で毛足を左右へ逃がしてから最後まで打ち込むと目立ちにくくなります。
外周や継ぎ目など、人工芝が浮きやすい場所は特に固定状態を確認しておきましょう。
STEP6|庭の形や排水マスに合わせてカットする
最後に、庭の形に合わせて人工芝をカットします。

排水マスなどは、あらかじめ位置を確認しておけば、その形に合わせて切り抜けます。
人工芝の商品によっては、表面から芝葉ごと切るより裏面の基布側から切った方が加工しやすい場合があります。
一度に大きく切ってしまうと元に戻せないので、形状が複雑な場所は少しずつ調整した方が安全です。

門柱やポストなど、上から人工芝をかぶせられない場所は、人工芝の端から切り込みを入れて障害物を通し、最後に形を合わせてカットしました。
人工芝DIYのビフォーアフター
私の場合、今回の作業時間はおよそ3時間でした。
ただし、庭の広さや地面の状態、整地の必要性などで作業時間は大きく変わります。特に下地づくりから必要な庭では、人工芝を敷く作業より整地の方に時間がかかることもあります。
人工芝DIY施工前
家の上から見た施工前です。

正面から見た施工前。

人工芝DIY施工後
家の上から見た施工後です。

正面から見た施工後。

初めての人工芝DIYだったことを考えれば、個人的には十分満足できる仕上がりになりました。
特に庭全体の印象が一気に明るくなったのは、DIYしてよかったと感じたところです。
人工芝DIYで失敗しないために知っておきたいこと
実際にDIYしてみて、人工芝は「広げてピンで留めるだけ」と考えない方がよいと感じました。
完成後に後悔しにくくするため、特に次の点を確認しておくのがおすすめです。
- 施工前に雑草・根・石を取り除く
- 下地を平らにして、柔らかければしっかり締め固める
- 水はけが悪い場合は先に原因を確認する
- 防草シートの隙間をできるだけ作らない
- 人工芝の芝目を同じ方向へそろえる
- 継ぎ目は固定前に離れて見て確認する
- 排水マス・点検口を塞がない
- カットする前に位置を何度も確認する
敷地境界と排水にも注意
庭の端まで人工芝を施工する場合は、自分の敷地内に収まっているかも確認しておきましょう。
人工芝そのものだけでなく、固定材などが隣地へ越境しないようにします。
また、人工芝を敷いたことで雨水が隣地へ流れるような状態にならないよう、もともとの地面の勾配や排水経路にも注意が必要です。
もともと排水に問題がある、擁壁や大きな高低差があるといった庭なら、無理にDIYせず外構業者へ相談した方が安心なケースもあります。
人工芝DIYが向いている人・業者へ依頼した方がよい人
| DIYを検討しやすい | 業者への相談も検討 |
|---|---|
| 施工面積が比較的小さい | 施工面積が広い |
| 庭が比較的平ら | 凸凹・傾斜・高低差が大きい |
| 水はけに大きな問題がない | 雨のたびに水たまり・ぬかるみができる |
| 庭の形がシンプル | 曲線や障害物が多い |
| DIY作業が苦にならない | 仕上がりを重視したい |
| 材料費を抑えたい | 整地・残土処理まで任せたい |
今回のわが家のように、比較的小さな庭で地面の状態も大きく悪くなければ、人工芝DIYは十分チャレンジできると思います。
一方、地面の整地や排水改善まで必要なケースでは、人工芝を敷く前の工事が重要になります。
DIYで無理をしてやり直すより、先にプロの見積もりを取って「どこまで自分でできそうか」を比較してみるのも一つの方法です。
外構業者の費用やプランを比較したい場合は、複数の外構業者へ一括で見積もりを依頼できるサービスもあります。
まとめ|人工芝DIYは「整地・芝目・継ぎ目」で仕上がりが変わる
私の場合、20㎡の庭を人工芝にするためにかかった材料費は、施工当時で約2万円でした。
業者の見積もりは約17万円だったためDIYを選びましたが、実際に施工してみると「人工芝を敷くこと」より、その前後の作業が仕上がりを左右すると感じました。
特に大切だったのは、
- 地面を平らに整える
- 防草シートを丁寧に敷く
- すべての人工芝の芝目をそろえる
- 継ぎ目を確認してから固定する
- 排水マスや庭の形に合わせて丁寧にカットする
という点です。
逆に、下地や水はけに大きな問題がある場合は、「人工芝だけDIYすれば安く済む」とは限りません。
材料費だけでDIYと業者を比べず、庭の状態、自分でできる作業、仕上がりの希望まで含めて判断してみてください。
私の施工例が、これから人工芝DIYに挑戦する方の参考になれば幸いです。


コメント