引越しまであと1ヶ月。
そろそろ重い腰を上げて、引越し業者を決めなければなりません。
でも、「日通」「サカイ」「アート」「アリさんマーク」と引越しをしてくれる業者はたくさんあります。
一体どこがいいのか、一つ一つ公式サイトを見比べても、素人にはよくわからず。しかも公式サイトはいいことばかりを書いているので、比較のしようがありません。
そこで便利なのが引越し業者の一括見積もりサイトです。
今回私は「引越し侍」というサイトを使って引越しの一括相見積もりをしましたので、その内容をリポートしてまいります。
記事の最後に引越し料金がいくらになったのかを記載していますので、そちらもチェックしてみてください。
結論|引越し侍の一括見積もりを使った感想
現在引越しを検討されている方は、おそらく時間がないでしょうから、先に結論を申し上げてしまいます。
引越し侍は「あり」です。単純に便利です。
「日本人の約4人に1人にあたる3110万人(2018年9月現在公式サイト発表)が利用したことのあるサービス」ということですが、利用してみればその理由がわかります。
簡潔に理由をまとめていきます。
変な値引き交渉をしなくても安くしてくれる
一番私が良いと思ったことは、引越し業者にいちいち値引き交渉をしなくても安くしてくれるということです。安くはしたいけど、口下手なので「安くして」と言い出せない方には是非おすすめします。
なぜなら、引越し侍を経由していることで、引越し業社側は私が「一括見積もり」を依頼したことをわかっているからです。
つまり「ライバル」がいるということをわかってくれているので、順に見積もりを取っていけば、業者の方から
「ちなみに今、一番安く出している会社はいくらですか?」
とズバリ聞いてきますので、その金額をいえばお願いせずともそれ以下の金額にしてくれます。
数社見積もりの対応をしているうちに、値引きが急にストップする額があります。面白いほどすべての業社がピタッと止まります。
つまりはそこが引越し業界の赤字すれすれ限界「底値」ということになり、この値段まで勝手に落ちていきました。
ですから今回私は、値引き交渉を一度もせずに勝手に最安値で依頼ができました。
業者ごとに見積もりの依頼をしなくていい
「ただでさえ忙しいのに」と、引越し前で忙しいい方にもオススメです。
一括見積もりは、業者ごとに見積もり依頼をする必要がないからです。
引越しの見積もりには、
- 氏名
- 連絡先
- 引越し予定日
- 引越し希望時間
- 現在の部屋数
- 概ねの家具・家電の数
- 家族の人数・家族構成
- 現住所
- 新住所
- 自分たちでどこまで荷造りできるか
- 希望オプション(エアコン設置や洗浄)
など、たくさんの情報を入力する必要があり、これらを業者毎に入力していたのでは時間の無駄です。
引越し侍なら、一回入力して送信ボタンを押せば、この希望条件がすべての業者に伝わります。
引越し業者の数が丁度いい
一括比較とはいえ、全国に5000社もある業者からメールや電話が来たのではその対応だけでパンクしてしまいます。
引越し侍では、対応している300社弱の業者の中から条件に見合った業者を10社にしぼって紹介をしてくれます。ですから、それ以外の業者からは一切連絡がありませんでした。
この10社の中に気になっていた業社がなければ、その業社だけ追加で見積もり依頼をすれば良いので、非常に効率的です。
大手引越し業社も網羅
自分に見あった業社を10社にしぼってくれるとはいえ、聞いたこともない激安業社ばかりを10社紹介されても比較に困ります。
引越し侍は、
- アート引越しセンター
- アーク引越しセンター
- アリさんマークの引越社
- 日本通運
- サカイ引越しセンター
- ハトのマークの引越しセンター
など、大手引越し業社を網羅しており、10社の中に盛り込んでくれるのでサポート体制が充実している大手から、とにかく値段が安い業社まで比較することができます。
あとは自分がどの程度のサービスにどのくらいの価値を見出すかで決めるだけです。
引越し業社の評価・評判・口コミをチェックできる
引越し侍では、対応している業者の評価・評判・口コミをチェックすることができます。
しかもこの口コミは「実際にその業者で引越しをした人の口コミ」なので、インターネット上に溢れている誰が書いたのかもわからないものよりもはるかに信ぴょう性があります。
しぼってもらった10社の中に、聞いたこともない業者の名前があっても、すぐに口コミをチェックできるので安心です。
引越し侍のデメリット
引越し侍のデメリットをしいて挙げるならば「10社とはいえ電話やメール対応が必要」なことです。
「名前も知らない業者はごめん」と思っていても電話やメールはきます。メールならば返事をしないという手もありますが、電話の場合は「大手業者を検討している」とでもいって一度は断る必要があります。
私の場合は、10社中8社から電話があり、残り2社はメールでした。そのうち、口コミ評価の高い業者や大手を5社にしぼって見積もりに来ていただきました。
欲を言えば、気になっている業者はあらかじめ10社の候補に選択できるよう、改善もしていただきたいところです。
ということで、このデメリットが気にならないならば、引越し侍は「あり」と結論させていただきます。
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引越し侍とは?
さて、ここからは引越し侍に少し興味を持たれた方に、簡単に紹介していきます。
引越し侍の運営は?
運営は、「株式会社エイチーム引越し侍」です。
感の良い方は気付かれるかもしれませんが、親会社は「株式会社エイチーム」で、インターネットサービスなどを展開する有名な会社です。結婚式関連サイトの「ハナユメ」など、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
ということで、どこの誰がやっているのか怪しいサイトでは全くないということがお分かりいただけたかと思います。
引越し侍の評判・口コミは?
そんな引越し侍の評判や口コミはどうなのでしょうか?
私も実際に利用する前にいろいろと調べてみましたので、良い口コミと悪い口コミの両方を紹介します。
見積もり来てもらって競い合って勝手にどんどん安くなった!
前述したように、ライバルを意識する引越し業社が勝手に値引き合戦をしてくれるので、黙っていてもかなり安くなります。
正直、引越し業者はどこもプロですから、よほど怪しい激安業者でもなければ安心して(作業箇所の保護「養生」のレベルは若干大手が有利)任せてもいいと思います。
極端な話「今の家にあるものが、新しい家に無事届けば良い」わけですから、値段の安さは顧客満足度にかなり影響します。
一気に電話・着信履歴があった
「鬼のような電話」という口コミがありましたが、私の場合は、見積もり依頼の最後の送信ボタンをおすと、数分後に業者から電話がきました。
その電話の最中に他2社から着信履歴、結局1時間以内に8社から電話がありました。
しかし、あくまでそれは依頼を確認した業社が確認の電話をしてきただけです。それがたまたま重なっただけで「鬼のような電話」とは全く思いませんでした。
しつこい電話に困った
これは、引越し侍が悪いのではなく、その引越し業社が悪いのでは?とも思える口コミです。
私が一括見積もりを取ったときは、ややしつこい業者が1社でした。それ以外の業者は一度断ったらそこで終了でした。
安さを売りにしている業者だったのですが「どこよりも安くやりますのでどうかお願いします!」という電話が「他の業者で検討しています」と断った後に2回。
これを「しつこい」と捉えるか「営業熱心」と捉えるか、それはその方の考え方かと思います。私は別に嫌な気分にはなりませんでした。
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引越し侍の使い方
口コミを確認していただいて、全然「あり」じゃんと思っていただいた方に、簡単に引越し侍の使い方を紹介します。
引越し侍のサービスは大きく2つに分かれます。
- 見積もりから予約までネットで全て完結する「ネット一括見積もり」
- おすすめの業者を紹介してもらって直接引越し相談をする「おすすめ業者一括紹介」
の2つで、どちらも無料で利用できます。
ただ「ネット一括見積もり」は自分で家具の数の入力などをしていく関係上、サイズ感や入力ミスによって見積り額が実際と大きく変わってしまいますので注意が必要です。
ですから、完了するとずらりと引越し業社ごとの値段がリスト表示されますが、鵜呑みにはせず、あくまで安そうな業者をピックアップする程度の利用をおすすめします。実際にこの業者と決めたら、引越し前に一度は自宅で正確な見積りをとってもらうことを推奨します。
また、ネットで完結するのは魅力的ですが、業者同士があまり競い合わないので最安値になりにくいというデメリットもあります。
ということでおすすめは「おすすめ業者一括紹介」のサービスです。
実際に使い方を紹介していきます。
引越し侍のサイトにアクセス
まずは、以下のバナーをクリックしていただき、引越し侍のサイトにアクセスします。
スマホ・パソコンどちらからでも利用できます。
トップページから、
- 現住所
- 引越し先
- 引越しタイプ(単身・家族・オフィス)
を入力し、「無料 引越しの一括見積りをする」を選択します。
引越し一括見積りオンライン依頼フォームを入力
すると、「引越し一括見積りオンライン依頼フォーム」に移動しますので、必要事項を入力し、「引越し希望日の入力へ進む」を選択します。
「間取り」や「エレベーターの有無」「建物タイプ」の入力は任意ですが、できるだけ正確な見積りを依頼するなら入力しましょう。
引越しご希望日入力
すると、「引越し希望日」「人数」「お客様情報」の入力画面に移動するので、必要に応じて記入し、「家財情報の入力へ進む」を選択します。
家財情報の入力フォーム
家財情報の入力フォームでは、家具や家電の数を入力していきます。
さらに下の方に進むと、「ダンボールの数」や、どこまで引越し業社にお願いするのか、「作業依頼」の項目にチェックを入れます。
最後に、ページ下の「見積り完了&相場を見る」を選択します。
引越し業社リストが表示される
そして、下のような引越し業社リストが表示されれば無事完了です。
私の場合は、よく聞く大手の他に
- ファミリー引越しセンター
- リライト引越しセンター
- 隆星引越しセンター
- 引越し本舗
合わせて10社に絞られました。
あとは、電話かメールで業者から電話がありますので、見積りの日程を決めて完了です。
私はこの中から5社に決め、次の日に全社スケジューリングして見積りを出してもらいました。
結果|引越し侍でいくらになった?
ということで、私が引越し侍を使ってみた感想などを正直レポートさせていただきました。
最後に、引越し料金がどうなったのかを紹介して終わりたいと思います。
引越し条件
私の引越し条件は以下です。
引越し条件 | |
家族構成 | 3人 |
日時 | 2019年5月31日 |
曜日 | 金曜日 |
時間 | 14時〜 |
間取り | 2DK→4LDK |
距離 | 同一市内 |
作業依頼 | 梱包は自分たちで行う |
建物タイプ | マンション2/4→新築戸建て |
「家族が増えて、今の賃貸では手狭になったのを機にでマイホームを購入してお引越し」というよくある例です。
- 荷物も一般的な量です。
- 日程的には、月末は月の中でも繁忙な方です。とくに31日は引っ越す人が多いです。
- 時間帯は午後便で、フリー便ではありません
- 梱包は自分たちで頑張ることにしました
引越し料金
最初に提示してきた料金は「6万円〜21万円」と、業社ごとにかなりの開きがありました。
しかし、値引き交渉もしていないのに勝手にどんどん値段が下がり、「4万円〜11万円」まで下がりました。
本当に、安くなりませんか?なんて一言も言っていません。
言っていればもっと安くなったかもしれません。
私はこれに、エアコンの設置と分解洗浄までつけていただき、安心できる大手で
6万円(+エアコン洗浄と取り付け費用)
で依頼できました。最初の21万円という提案はどこへやら…。
引越し業界の限界はわかりませんが、「ほぼ底値」で安心できる大手に依頼できたので大満足です。
ぜひ、みなさんも賢い引越し計画に「引越し侍」をお役立てください↓
→LIFULL引越し見積もりもおすすめ!
それでは。
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