タワーマンション最上階の約5割が「住んでいない」ことが判明
日本経済新聞の独自調査で、
東京・大阪の都心部にあるタワーマンション最上階住戸について調べたところ、
約5割が実際には住居として利用されていない可能性があることが分かりました。
所有者の住所が物件とは別になっているケースが多く、
投資目的や資産保有、セカンドハウスとして所有されているとみられています。
なぜ住んでいない部屋が増えているのか
背景には、
- 都心マンション価格の高騰
- 富裕層による資産運用
- 海外投資家の購入
- 値上がりを期待した保有
などがあります。
近年のタワーマンションは、
「住む家」
というより、
「資産」
として購入されるケースが増えていると言われています。
空き住戸が増えると何が問題?
投資自体が悪いわけではありません。
しかし、
居住者が少なくなることでマンション管理に影響する可能性があります。
管理組合の運営
マンションでは、
管理組合の総会で、
- 大規模修繕
- 管理規約変更
- 共用部の改修
などを決定します。
所有者が遠方に住んでいたり、
投資目的で関心が低い場合、
合意形成が難しくなることがあります。
修繕計画への影響
築年数が経過すると、
外壁や設備の大規模修繕が必要になります。
修繕積立金の値上げなど重要な議案では、
所有者全体の理解が必要です。
実際に住んでいない所有者が増えると、
意思決定に時間がかかる可能性があります。
管理状態が資産価値を左右する
マンションの資産価値は、
建物そのものだけではありません。
重要なのは、
- 管理状態
- 修繕履歴
- 管理組合の運営
です。
管理が行き届いているマンションほど、
将来的な資産価値を維持しやすい傾向があります。

HOMEくん
「住んでいない部屋が多いマンションは避けた方がいいんですか?」

先生
「必ずしもそうではありません。ただし、購入前には管理組合の運営状況や修繕積立金、総会の議事録などを確認することが大切です。」
宅建士からのアドバイス
今回の調査は、
マンションは『立地』だけでなく『管理』も資産価値を左右することを改めて示しています。
タワーマンションを購入する際は、
- 修繕積立金は十分か
- 管理組合は機能しているか
- 長期修繕計画は適切か
といった点も確認しましょう。
価格や眺望だけで判断せず、「長く資産価値を維持できるマンションか」という視点を持つことが、後悔しないマンション選びにつながります。

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