「SBIアルヒって金利が高いって本当?」
住宅ローンを比較していると、このような疑問を持つ方は少なくありません。
確かに、ネット銀行の変動金利だけを見ると、SBIアルヒ(フラット35)は高く見えることがあります。
しかし、住宅ローンは「金利の数字」だけで比較すると失敗する可能性があります。

HOMEくん
「先生、やっぱり一番金利が低い銀行を選べばいいんですよね?」

先生
「そう思いがちだけど、実はそれだけでは判断できないんだ。固定金利と変動金利では、そもそもの考え方が違うからね。」
この記事では、SBIアルヒと主要ネット銀行を比較しながら、金利だけでは分からない住宅ローン選びのポイントをFP2級・宅建士の視点から解説します。
結論|「金利が高い」ではなく「何と比較するか」が重要
SBIアルヒの金利は、変動金利だけを見ると高く感じることがあります。
しかし、SBIアルヒが主力とするフラット35は全期間固定金利です。
つまり、
- 変動金利と比較すれば高く見える
- 長期固定金利同士で比較すれば競争力がある
という点を理解しておくことが重要です。
主要住宅ローン5社を比較
※金利は時期によって変動するため、ここでは比較ポイントを中心に紹介します。最新の金利は各金融機関の公式サイトで確認してください。
| 金融機関 | 主な特徴 | 固定金利 | 変動金利 | 店舗相談 |
|---|---|---|---|---|
| SBIアルヒ | フラット35に強い | ◎ | △ | ○ |
| 住信SBIネット銀行 | 低金利の変動型が人気 | ○ | ◎ | △ |
| auじぶん銀行 | がん保障など団信が充実 | ○ | ◎ | × |
| 楽天銀行 | ネット完結しやすい | ○ | ○ | × |
| PayPay銀行 | オンライン手続き中心 | △ | ◎ | × |
SBIアルヒの特徴
SBIアルヒ最大の特徴は、フラット35の取扱実績が豊富なことです。
そのため、
- 固定金利で安心したい
- 将来の金利上昇が心配
- 長期的な返済計画を立てたい
という方に向いています。
ネット銀行の特徴
ネット銀行は、
- 低い変動金利
- オンライン完結
- 手続きがスムーズ
というメリットがあります。
一方で、
- 対面相談が少ない
- 自分で比較・判断する必要がある
という点は注意が必要です。
金利だけで比較すると失敗する理由
住宅ローンを選ぶ際、「金利が低い=お得」と考えがちです。
しかし、実際には以下のような要素も重要です。
- 団体信用生命保険(団信)の内容
- 事務手数料
- 保証料
- 繰上返済手数料
- 借り換えのしやすさ
- 相談体制
FP2級コメント
住宅ローンは数十年にわたる契約です。0.1%の金利差だけで判断するのではなく、総返済額やライフプランも考慮しましょう。
固定金利と変動金利の違い
| 比較項目 | 固定金利 | 変動金利 |
|---|---|---|
| 金利 | 契約時から変わらない | 市場金利に応じて変動 |
| 毎月の返済額 | 一定 | 将来変わる可能性あり |
| 金利上昇リスク | なし | あり |
| 借入時の金利 | やや高め | 低めになりやすい |
| 向いている人 | 安定志向 | 金利の低さを重視する人 |
SBIアルヒが向いている人
次のような方は、SBIアルヒを検討する価値があります。
- 長期固定金利で安心したい
- フラット35を利用したい
- 店舗やオンラインで相談したい
- 初めて住宅ローンを組む
- 将来の返済額を確定させたい
ネット銀行が向いている人
一方、以下のような方はネット銀行が向いている場合があります。
- 少しでも低い変動金利を利用したい
- オンライン手続きに慣れている
- 自分で住宅ローンを比較できる
- 対面相談が不要
総返済額シミュレーション(イメージ)
借入額:4,000万円
返済期間:35年
| 比較内容 | ケースA | ケースB |
|---|---|---|
| 金利タイプ | 固定 | 変動 |
| 当初返済額 | やや高め | やや低め |
| 将来の返済額 | 一定 | 金利上昇時は増える可能性 |
| 家計管理 | しやすい | 将来の見直しが必要になることも |
※実際の返済額は金利や条件によって異なります。
35年返済シミュレーション(概算)
| 借入額 | 金利差0.1% | 金利差0.2% | 金利差0.3% | 金利差0.5% |
|---|---|---|---|---|
| 2,000万円 | 約39万円お得 | 約77万円お得 | 約116万円お得 | 約191万円お得 |
| 3,000万円 | 約58万円お得 | 約116万円お得 | 約173万円お得 | 約286万円お得 |
| 4,000万円 | 約78万円お得 | 約155万円お得 | 約231万円お得 | 約381万円お得 |
| 5,000万円 | 約97万円お得 | 約194万円お得 | 約289万円お得 | 約477万円お得 |
※35年・元利均等返済・概算。

「えっ…0.1%しか違わないのに、100万円近く変わることもあるんですか?」

「そうなんだ。住宅ローンは数千万円を何十年も借りるから、わずかな金利差でも総返済額への影響は非常に大きいんだよ。」
金利が変わると毎月の返済額はいくら違う?
「金利が0.1%違うだけ」と聞くと小さな差に感じますが、毎月の返済額にも確実に影響します。
ここでは35年ローン(元利均等返済)の概算で比較してみましょう。
毎月返済額の差(35年返済・概算)
| 借入額 | 金利差0.1% | 金利差0.2% | 金利差0.3% | 金利差0.5% |
|---|---|---|---|---|
| 2,000万円 | 約900円/月 | 約1,800円/月 | 約2,700円/月 | 約4,500円/月 |
| 3,000万円 | 約1,350円/月 | 約2,700円/月 | 約4,050円/月 | 約6,750円/月 |
| 4,000万円 | 約1,800円/月 | 約3,600円/月 | 約5,400円/月 | 約9,000円/月 |
| 5,000万円 | 約2,250円/月 | 約4,500円/月 | 約6,750円/月 | 約11,250円/月 |
※35年・元利均等返済・概算
FP2級・宅建士としてのアドバイス
住宅ローン選びで後悔する方の多くは、「金利の低さ」だけを見て契約しています。
しかし、本当に重要なのは、
- 将来の収入
- 教育費
- 老後資金
- 金利上昇リスク
まで含めた資金計画です。
私自身も住宅ローンを比較する際は、まず「固定金利に向いているか」「変動金利に向いているか」を整理し、そのうえで金融機関を比較することをおすすめしています。
よくある質問(FAQ)
Q. SBIアルヒの金利は高いですか?
変動金利と比較すると高く見えることがありますが、フラット35など固定金利商品として比較すると競争力があります。
Q. ネット銀行とどちらがおすすめですか?
低金利を重視するならネット銀行、返済額の安定を重視するならSBIアルヒが向いています。
Q. 金利だけで住宅ローンを選んでもいいですか?
おすすめしません。団信や事務手数料、保証料、総返済額なども含めて比較することが大切です。

HOMEくん
「じゃあ、SBIアルヒは金利が高いから損なんですか?」

先生
「そうとは限らないよ。将来金利が上がっても返済額が変わらない安心感を重視するなら、固定金利には大きな価値があるんだ。」

HOMEくん
「ネット銀行の方がおすすめですか?」

先生
「人によるね。低金利を重視するならネット銀行、返済計画の安定性を重視するならSBIアルヒも有力な選択肢だよ。」
まとめ
SBIアルヒの金利は、「高い・安い」で判断するのではなく、どの金利タイプと比較するかが重要です。
フラット35を中心とする固定金利は、将来の返済額が変わらないという大きな安心感があります。一方、変動金利は当初の返済負担を抑えやすい反面、将来の金利上昇リスクがあります。
住宅ローンは数十年にわたる契約だからこそ、金利だけでなく、ライフプランや家計の安定性も含めて、自分に合った住宅ローンを選びましょう。



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