緑の柱とは?
さあ、今回は特別な木材「緑の柱」について学ぼう。
わあ!本当に緑。何これ、面白そう!
「緑の柱」とはね、腐らないし、シロアリにも食べられない特別な木材のことだよ。これがあれば、家が長持ちするんだ。
えっ、どうして腐らないんですか?
それはね、株式会社コシイプレザービングが開発した、木材を守る特別な薬剤を使っているからなんだ。この薬剤は、加圧注入処理という方法で木材にしっかりと浸透させるんだよ。
加圧注入処理って何ですか?
大きなタンクに木材と薬剤を入れて、圧力をかけて薬剤を木材の中に浸透させるんだ。この方法だと、薬剤が木材の内部までしっかり入るから、外から塗るよりもずっと効果が高いんだ。
すごいですね!でも、その薬剤って人に害はないんですか?
大丈夫だよ。薬剤の主成分は塩化ベンザルコニウムと銅化合物で、適切に使用すれば人体に害はないんだ。そして、この「緑の柱」は、家の構造材だけでなく、公共土木事業や木製コースターにも使われているんだよ。
家だけじゃなくて、いろんなところで使われてるんですね!
そうなんだ。そしてね、この「緑の柱」を使ったハウスガードシステムは、20年の防腐・防蟻効果を保証するんだ。これにより、家が半永久的に新築の耐久性を保ち続けることができるんだよ。
20年保証があるなんて安心ですね!「緑の柱」、とってもいいものなんですね!
その通り!「緑の柱」は家を長持ちさせるための強い味方なんだ。未来の家づくりには欠かせない素材だよ。
それにしても「家づくりの用語」って難しい。
まあ、専門用語が多いですからね〜。
こういうの、初心者にも分かりやすく教えてくれるサービスないんですか?
あ〜、それなら「LIFULL HOME’S 住まいの窓口」ですね。
え?あるの?
無料で、オンラインも対応なのでどんどん活用しちゃって下さい。
先生、それ早く言ってよ〜。
『緑の柱』は、木材の腐朽やシロアリ被害を防ぐために開発された、特殊な処理を施した木材です。株式会社コシイプレザービングが1975年から研究開発を行い、マイトレックACQという木材保存剤を用いています。この保存剤は、塩化ベンザルコニウム、銅化合物、水不溶解分を成分としており、JIS K 1570「木材保存剤」やAQ認証品、JAS製品として規格化されています。
加圧注入処理
緑の柱の製造過程で重要なのは、加圧注入処理です。この方法では、木材と薬剤を大きなタンクに入れ、圧力をかけて薬剤を木材の内部まで浸透させます。この処理により、薬剤を木材の表面に塗るだけの方法に比べて、より深く、均一に薬剤を染み込ませることが可能になります。
効果と実証
緑の柱は、腐朽菌やシロアリに対する高い抵抗力を持っています。腐朽促進室や野外試験、シロアリ飼育室での試験結果から、緑の柱はヒノキ材などの通常の木材と比較して、腐朽やシロアリ被害に強いことが実証されています。例えば、野外試験では、ヒノキ材が1年で腐朽したのに対し、緑の柱は29年経過しても被害がありませんでした。
活用事例
緑の柱は、その耐久性から、公共土木事業や木製コースター、住宅建築など、多岐にわたる分野で利用されています。特に住宅では、緑の柱を使うことで、シロアリや腐朽による構造材の強度劣化を防ぎ、家を長持ちさせることができます。
メリットと安全性
緑の柱の使用は、新築時の耐震性能や精度を長期間保持することができるため、アフターメンテナンスのコスト削減にも繋がります。また、薬剤の主成分である塩化ベンザルコニウムと銅化合物により、人体への影響も最小限に抑えられています。
『緑の柱』は、木材を使った建築物の耐久性を高め、メンテナンスコストを削減することで、環境にやさしい持続可能な建築物の実現に貢献しています。
コメント