マイホーム購入を検討する際、一番大切なのがハウスメーカー選びです。

ハウスメーカーは多数あるので、どこにしようか悩むかと思います。しかし、正しい情報を丁寧に集めていけば必ず自分にふさわしい1つに出会えるので安心して下さい。
ということで、ハウスメーカーごとの特徴や価格、評判など「ハウスメーカー探しの時に私が知りたかった情報」をまとめますので、比較などにお役立ていただければ幸いです。
今回は「モリシタ・アット・ホーム」です。
※なお、情報は2021年(令和3年)公式サイト等からの情報です。最新情報や詳細は公式サイト等でご確認ください。
モリシタ・アット・ホームの会社概要
※イメージはモリシタ・アット・ホーム公式サイトより
まずは「モリシタ・アット・ホーム」の会社概要から確認していきましょう。
の会社概要 | |
会社名 | 株式会社モリシタ・アット・ホーム |
本社住所 | 兵庫県姫路市山吹2丁目12番30号 |
創業・設立 | 1975年 |
店舗数 | 本社+モデルハウス |
販売戸数・実績 | 年時点 |
施工エリア | 兵庫県神戸西・明石市・加古郡・加古川市・高砂市・姫路市・たつの市・揖保郡・相生市・赤穂市・佐用郡・宍粟市・神崎郡・加西市・西脇市・三木市 |
公式サイト | https://www.m-athome.co.jp/ |
問い合わせ | https://www.m-athome.co.jp/contact |
- 「創業」から歴史が長いほど、家を建てた後の保証にも安心感があります。
- 建築予定の土地が「施工エリア」内かをチェックしましょう。
- 「販売戸数の実績」はどれだけ多くのお客様に選ばれているか、会社の規模などの参考にしてください。
- ハウスメーカーの転職・採用は「
doda」
モリシタ・アット・ホームの動画
モリシタ・アット・ホームの動画はこちらです。
公式のYouTube動画チャンネルこそありますが、テレビCMなど派手な宣伝活動は行っていません。
ハウスメーカーの収益の多くは「家を売る」ことで得ています。CMや宣伝広告はそこから得た利益でまかなっています。
つまり、CMがないということは、宣伝広告費にあまりお金をかけていない=顧客の負担が少ないと受け取ることも可能です。
モリシタ・アット・ホームの展示場・モデルハウス・キャンペーン
※イメージはモリシタ・アット・ホーム公式サイトより
ハウスメーカーをある程度決めたら、展示場やモデルハウスには必ず足を運びましょう。現地で体感することで分かることもありますし、その後の間取り打ち合わせやインテリアのヒントをもらえます。
モリシタ・アット・ホームはモデルハウスのほか、完成見学会などのイベントも行っています。
→モリシタ・アット・ホームのキャンペーン・イベントをチェック
→【モデルハウス見学の注意点】失敗しない為のチェックポイント20項目
モリシタ・アット・ホームの工法・構造
モリシタ・アット・ホームの建築工法は「木造軸組工法」です。
木造軸組工法
木造軸組工法は、柱や梁などを木材を組み合わせて筋かいを作る、古来よりある伝統工法です。住宅建築では最も多い材質で、強度の割に軽く、調湿作用もあります。
他の素材に比べて安価である上に、選ぶ木材によっても価格が違います。
木造の種類には、
- 木造軸組工法
- 木質パネル工法
の2種類と2×4工法があります。
木造の種類と特徴 | |
工法の種類 | 特徴 |
木造軸組工法 |
|
木質パネル工法 |
|
モリシタ・アット・ホームでは、この木造軸組工法に
- 建物の負荷を全体で支える高耐久ベタ基礎を採用
- 土台にはヒノキ加圧注入材
- 柱には、強度や品質が安定する杉集成材
- 耐力壁(外周面ノダハイベストウッド(MDF)+筋違)をバランス良く設置
- 耐震等級確認を全棟で実施
などの工夫をすることで、より強固な建築を可能にしています。
→【工法の種類と特徴】木造・鉄筋コンクリート・2×4工法・鉄骨造
モリシタ・アット・ホームの耐震等級
モリシタ・アット・ホームの耐震等級は最高等級「3」を推奨してます。ただ、耐震等級は間取りの自由度を左右するため、場合によっては下げることも可能ですが、耐震等級2は最低でも確保する方針です。
耐震等級比較表 | |
耐震等級1 | 建築基準法(法律)にて定められている、最低限の耐震性能。・阪震度6強~7の地震でも、即倒壊はしないレベル。ただし、大規模修繕や建て替えとなる可能性がある。 |
耐震等級2 | 等級1の1.25倍の耐震性能。震度6強~7の地震でも、一定の補修程度で住み続けられるレベル。学校・避難所など公共建築物に多い。 |
耐震等級3 | 等級1の1.5倍の耐震性能。震度6強~7の地震でも、軽い補修程度で住み続けられるレベル。消防署・警察署などに多い。 |
最近は耐震等級3というハウスメーカーが増えました。確かに頑丈なほど安心ではありますが、その分だけコストがかかっていることを忘れずに。「一般的な住宅に耐震等級3は過剰では?」と指摘する専門家もいますので費用面と相談しましょう。
また、耐震だけでなく「制震」「免震」などの技術を採用しているハウスメーカーも増えましたので併せてチェックしましょう。
→【比較|耐震・制震・免震】地震対策はマイホーム購入前にチェック!
モリシタ・アット・ホームの断熱性能・省エネルギー対策等級
省エネルギー対策等級は「住宅性能表示制度」の評価分野のひとつで、省エネルギー対策等級が高ければ、それだけ建物の断熱性が上がります。住宅の断熱性能やエネルギー効率など「熱損失係数(Q値)」「夏期日射取得係数(μ値)」「結露防止対策」を審査し、等級で評価します。
モリシタ・アット・ホームでは、
- 断熱材にセルロースファイバー105mmを採用(エコモデルの仕様)
- 2階天井には全プランセルロースファイバー200mm
- 窓には樹脂サッシとLow-Eペアガラスを採用
- 1階天井にもグラスウール10k100mmで断熱
- 気密テープ施工
などの断熱性・気密性を高める工夫をしています。
標準で長期優良住宅仕様なので、省エネルギー対策等級は最高等級4です。
→グラスウール、ロックウール、セルローズファイバーなど断熱材を比較する
モリシタ・アット・ホームの保証期間・アフターサービス
地盤が緩んで家が傾いてしまったり、シロアリ被害にあってしまったり、マイホームは購入後の保証が大切です。
モリシタ・アット・ホームでは、
- 引渡し後2年、5年、10年の無料点検
- 住宅瑕疵担保責任により構造躯体と防水に対して初期保証10年
- 必要メンテナンスの実施で長期保証に延長も可能
などの保証をしています。
また、OB向けのイベントも開催しています。
モリシタ・アット・ホームの特徴
ここまで紹介できていないモリシタ・アット・ホームのマイホーム・注文住宅の特徴をまとめます。
- 太陽光や風など自然の力を活用するパッシブデザイン
- 標準で長期優良住宅仕様
- 省令準耐火仕様で火災保険が割安に
- 床下エアコンと小屋裏エアコン2台の全館空調システム
モリシタ・アット・ホームの平均坪単価・価格
このメーカー・工務店の価格を「タウンライフ家づくり」で簡単に比較!
モリシタ・アット・ホームの価格、平均坪単価は仕様のモデルが公式サイトに掲載されており、参考価格も紹介されています。
- Tタイプ30.1坪エコ仕様で1830万円(坪単価60.8万円)
- Tタイプ30.1坪ベーシック仕様で1600万円(坪単価53.2万円)
- Iタイプ33.55坪エコ仕様で1920万円(坪単価57.2万円)
- Iタイプ33.55坪ベーシック仕様で1760万円(坪単価52.5万円)
- Mタイプ32.93坪エコ仕様で2020万円(坪単価61.3万円)
- Mタイプ32.95坪ベーシック仕様で1750万円(坪単価53.1万円)
あくまで本体価格の坪単価・価格の目安なので参考程度に、実際にはこれに土地代や諸経費、インテリアや外構にこだわればそれだけ上乗せされていきますので要注意です。
不安な方はこちらをご利用ください↓
「約38坪、太陽光3.6kw込み2200万弱」という情報もあります。
実際には、これに土地代や諸経費、インテリアや外構にこだわればそれだけ上乗せされていきます。
→3000万円の注文住宅の資金計画をシミュレーションしてみた
また、よくハウスメーカー毎の坪単価ランキングなどを見かけますが、同じハウスメーカーにも「ローコスト」「ZEH(ゼッチ)住宅」「平屋」など様々な商品を扱っており、価格帯もさまざま。
「気になるけど、ここは高いから」と、簡単に諦めずに相談してみましょう。
→【ローコスト住宅とは?】評判と価格低減のしくみ|本当に安全なの?
モリシタ・アット・ホームの商品ラインアップ
モリシタ・アット・ホームの商品ラインアップは、いずれも育児と家事について工夫がされた「いくかじハウス」です。
- Tタイプ(小さい敷地を有効活用するプラン)
- Iタイプ(姫路地域にあう間口8.5mプラン)
- Mタイプ(間口12m以上のゆったりプラン)
があります。
また、二世帯住宅への取り組みも行っています。
モリシタ・アット・ホームに平屋はある?
老後の生活のことを考えて、最近はあえて平屋にする方が増えていますので、商品ラインアップにあるかも調べました。
モリシタ・アット・ホームでは、自由設計なので平屋建ても可能なはずなのですが、実例は見つかりませんでした。
モリシタ・アット・ホームの評判・口コミ
モリシタ・アット・ホームで家を建てた方たちの評判・口コミを抜粋します。ただ、ネット上の評判・口コミはクレーム系のものが多いです。ですから参考程度にご覧頂ければとおもいます。
- 家事動線を考えられた間取りで、ご飯を作りながら洗濯、帰ってきたら自分で片付けできるファミリークロゼットなど重宝する工夫がいっぱい
- 2年目点検では、扉、建具、クロス、床下に屋根裏から外壁まで専門の方に点検していただけ、安心をいただきました
- 床下と屋根裏部屋にあるエアコンで家中快適な空間ですが、6月は床下エアコンだけでどの部屋も快適
- 他と比較したことがないので体感ですが、アフターサービスはやや対応が遅い印象です。ただ、しっかりとやってくれます。
- 他のハウスメーカーと比べても普通のデザイン・建築という印象。レイアウトを自由に決めたいならおすすめ
ハウスメーカーを上手に比較する方法
ハウスメーカーはたくさんあるので、実店舗に足を運んで比較するのは大変です。自分なりに優先順位をしぼって比較しましょう。
最低限比較すべき大切なポイントは「価格・坪単価」と「間取りのセンス」です。
予算オーバーのハウスメーカーを調べても時間の無駄ですし、「間取りのセンス」は提案力=経験値を表します。
そういった情報をハウスメーカーごとにまとめて比較できる便利なサービスが「LIFULL HOME’S 住まいの窓口 」や「タウンライフ家づくり
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